• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

「悪魔の顔も三度まで!」相撲界のご意見番・デーモン閣下が大麻陽性問題に“物言い

■その他の写真はこちら

 芸能界きっての相撲好きとして知られ、芸能人としては異例のNHK総合『大相撲中継』のゲスト解説者を務めたこともある歌手デーモン小暮が、2日(火)に発覚した「露鵬・白露山大麻陽性反応問題」を3日(水)付の自身のブログで「悪魔の顔も三度まで、である。我が愛する相撲は今、凌辱されている。冒とくされている。この、相撲ファンに対する大いなる裏切りに対し、どう落とし前をつけてくれるのか?」と痛烈批判している。

相撲界の一連の不祥事に怒りのデーモン小暮[06年7月撮影] 

相撲界の一連の不祥事に怒りのデーモン小暮[06年7月撮影] 

写真ページを見る

 閣下は幼い頃から相撲に親しみ、早稲田大学在学中には相撲同好会に所属。実践的な相撲の分析と稽古に奮闘し、“世を忍ぶ仮の姿”で足繁く本場所や地方巡業に足を運んでいる。テレビやラジオに出演する際にも相撲への情熱を語り、その専門的な知識と正確性はNHKにも一目を置かれ、『クローズアップ現代』で相撲を語ったほか、06年に行われた大相撲初場所8日目の『大相撲中継』で初のゲスト解説者としても招かれた。中継開始から終了に至るまでの全てに出演しゲストが全編にわたって解説を展開するというのはNHK相撲中継史上初の特別な扱いであった。

 相撲をこよなく愛する閣下は、ブログで「ここから先は、疑いが現実のものであった場合の話だが」と前置きした上で、「我が愛する相撲は今、凌辱されている。冒とくされている」と嘆き、「コトを起こした力士たちだけではなく、相撲界において責任ある立場にある全員が責めを負うべき、それくらい大きな出来事だと考えている」と主張している。

 昨年には、時津風部屋での力士死亡事件が発生し、8月18日(月)にはロシア出身力士・若ノ鵬が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕。そして、2日、日本相撲協会が行った力士に対する尿検査で、ロシア出身の兄弟力士、露鵬と白露山から大麻の陽性反応が発生。両力士は全否定しているものの、角界に与えた影響は大きい。「悪魔の顔も三度まで」と語る閣下も今回ばかりは、業を煮やし、「『秋場所の開催の自粛』くらいの自戒の処置を望む。…そしてもちろん、自浄した後に立ち直る姿にも期待してやまない」と“物言い”せずにはいられないようだ。



今月の写真ニュース一覧をみる


オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索