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「米粉100%のパン」初の全国展開

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 ローソンは9月8日(火)より、小麦粉のかわりに米粉(こめこ)を使う“米粉パン”を全国発売する。それに先駆け、7月29日(火)より関東地区で3種類の米粉パンを販売。米粉を使ったパンは過去にも発売されたことがあるが、米粉100%のパンを全国展開するのはローソンが初めて。緑茶に合う新感覚の風味と食感はもちろんのこと、米の消費拡大策としても期待されている。

ローソンが発売する『国産米粉の蒸しぱん』(140円)、『国産米粉のあんぱん』(130円)、『国産米粉のシフォンケーキ(紅茶)』(150円) 

ローソンが発売する『国産米粉の蒸しぱん』(140円)、『国産米粉のあんぱん』(130円)、『国産米粉のシフォンケーキ(紅茶)』(150円) 

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 29日(火)に発売されるのは『国産米粉のあんぱん』(130円)、『国産米粉のシフォンケーキ(紅茶)』(150円)、『国産米粉の蒸しぱん』(140円)の3種類。9月の全国発売では関東での先行発売品を一部入れ替えたのち、計4品を販売する。いずれも国産米粉100%で生産されているが、製造過程において小麦粉を使うためアレルギー対策製品ではない。

 米粉パンは小麦粉の代わりに粉状にした米を使うもので、年々減少している米の消費拡大策として期待されている。米の生産地などでは、町おこしの一環として作られていることもあるが、製パンの難しさやコストの問題などが課題となっていた。

 米粉を使ったパンは過去に発売されたことがあるが、米粉100%を使ったパンの全国規模の販売は同社が初めて。カロリーは小麦粉パンとあまり変わらないが、アミノ酸スコアは小麦粉に比べると高いという。小麦粉の価格が高騰している昨今だが、それでも米粉パンの方が生産コストがかかるため、通常のパンと比べると10〜30円程度割高になる。

 小麦粉のパンよりしっとりとした感触で、もちもちとした口当たりが特長。小麦粉パンよりクセがなく、米が持つ本来の甘さが実感できるため、「コーヒーより緑茶のほうが合う」新感覚のパンとして注目を集めそうだ。

 同社は今後、国産米粉100%のパンを順次発売していくほか、お菓子やデザート、麺類など米粉製品の開発にも力を入れていくという。


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  • 国産米粉100%で作られているため、もちもちとした食感が楽しめる 
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