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　敏腕演出家が若手清純派女優を“エロく”変身させる。 演出家・つかこうへいが18日（水）都内で、18年ぶりに演出する舞台『幕末純情伝』（8月13〜27日 新橋演舞場）の制作発表会見で、沖田総司役の主演・石原さとみを「淫乱な顔つきの子。そちらの方面へ演出して、心中もできる！」とベタ褒めしながら、豪快な“改造プラン”を明かした。

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　石原が舞台に立つのは、2006年の『奇跡の人』以来で2度目。今回のつか作品は、幕末の日本を舞台に、実在した歴史上の人物を中心に「人間の弱い部分に目線を当てて描いた」もの。彼女は元宝塚歌劇の男役を演じ、坂本竜馬役の真琴つばさとキスシーンにも挑戦する。

　つかから絶賛されたものの、男装すら今回が初体験という石原は「緊張して昨日は眠れなかった。身を引き締めて、本気で舞台にぶち当たりたい」と恐縮気味。真琴からも「唇が（後輩の）天海祐希とそっくり。愛想があって、彼女より可愛い！」と好評価され、終始照れっぱなしだった。舞台関係者も「ドラマではフレンチキス程度の経験しかないようだが、ここで女優として大胆な演技に挑戦できるかどうか。それが今回の舞台の見所の一つになると思う」と、大きな期待を寄せていた。

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