■これぞエンターテイメントショウ!!これが最強ステージ!!
6月15日、嵐のニューアルバム『Dream”A”Live』を引っ提げての5大ドームツアー『ARASHI Marks 2008 Dream-A-live』の東京ドーム公演を観た。現在の嵐のパワー、勢いをまざまざと見せつけられた、本当に素晴らしいステージ、最高のエンターテイメントショウだった。
この日のドームはまさに超満員。幸運にもチケットを手にできた5万5千人の熱気と、そして高まる期待感からか、スタート前からドーム内はものすごく“ハイ”な雰囲気。そしてメンバーが登場した瞬間、ドームが揺れた。メンバーに逢いたくて逢いたくてしょうがなかった5万5千人の気持ちに応えるように、5人はとにかくファンの近くに行く。
アリーナといっても東京ドームのアリーナはかなり広くて、ステージから遠い席もあるが、嵐のコンサート名物、透明なムーヴィングステージで、そんなファンの頭上を通過していったり、アリーナのど真ん中で歌ってみたり、後方にもサブステージを作ったり、とにかくファンとの距離を考えている。
さらに、白馬などをかたどったフロートカーに5人が乗り込み、テーマパークのパレードのように場内を一周したり、ファン層の広がりをきっちり意識した、大人から子供まで全員が楽しめるこのサービスにはひと際大きな歓声が上がっていた。
また後半には5人が幅20メートルの巨大バルーンに、高さ30メートルまでつり上げられて空中パフォーマンスを披露するなど、アリーナ、1階席、2階席、どの席のファンに対しても、とにかく近くへ行こうというメンバーの気持ちが伝わってくる。東京ドームの広さを逆手に取り、縦横無尽に動き回り、逆に広さを感じさせない演出には恐れ入った。
アイドルは近いようで遠い、でも遠いようで近い、この絶妙の距離感が大切だと思うが、嵐はコンサートになるととにかくファンとの距離を縮めていく。そこにファンは心をつかまれる。雑誌やテレビ、映画、CDでしか“逢う”機会がないだけに、ファンはコンサートには大きな期待を抱えてやってくる。
メインステージから動かず、どっしり歌っているアーティストもそれはそれでいいと思う。スタイルの違い、考え方の違い、色々あるのだから。でもファンは決して安くはないお金を払い、歌を聴きにきているのと同時に、自分の心の中のヒーロー、ヒロインを“観に来ている”のだ。そこをフォローしてくれることで、「また次も足を運ぼう」と感じるのだと思う。
今回の嵐のコンサートは、ステージセット、構成、演出…全てを合計してもチケットの代金以上のモノをファンの心の中に残したはずだ。
カッコよくて、面白くて、曲が良くて、メンバーそれぞれのキャラや色がものすごく立っていて―――という嵐の持つ良さが全て出ていたコンサートだった。そんな5人は日本にとどまらず、アジア全土から大きな注目を集めている。この日も会場にはアジア圏からのファンも数多く駆けつけ、そんな人たちからの熱いリクエストに応える形で、アジアツアーの詳細が発表された。
『Arashi marks ARASHI ARUOND ASIA 2008』と題したこのツアーは、9月5・6日の国立霞ヶ丘競技場を皮切りに、台北、ソウル、上海で8公演(予定)を行い、17万3千人を動員予定だ。国立競技場での単独公演はSMAP、DREAMS COME TRUEに続き史上3組目、上海公演はジャニーズ初と、デビュー10年を前に、またひとつ上のステージへ上がってくれそうだ。
とどまることをことを知らない5人の“勢い”―――地に足をつけ、“勢い”をきっちりものにして、デビュー10年を目前にしてもなお、上昇気流に乗り続けているこの強さ、ハンパじゃない。
6月15日、嵐のニューアルバム『Dream”A”Live』を引っ提げての5大ドームツアー『ARASHI Marks 2008 Dream-A-live』の東京ドーム公演を観た。現在の嵐のパワー、勢いをまざまざと見せつけられた、本当に素晴らしいステージ、最高のエンターテイメントショウだった。
この日のドームはまさに超満員。幸運にもチケットを手にできた5万5千人の熱気と、そして高まる期待感からか、スタート前からドーム内はものすごく“ハイ”な雰囲気。そしてメンバーが登場した瞬間、ドームが揺れた。メンバーに逢いたくて逢いたくてしょうがなかった5万5千人の気持ちに応えるように、5人はとにかくファンの近くに行く。
アリーナといっても東京ドームのアリーナはかなり広くて、ステージから遠い席もあるが、嵐のコンサート名物、透明なムーヴィングステージで、そんなファンの頭上を通過していったり、アリーナのど真ん中で歌ってみたり、後方にもサブステージを作ったり、とにかくファンとの距離を考えている。
さらに、白馬などをかたどったフロートカーに5人が乗り込み、テーマパークのパレードのように場内を一周したり、ファン層の広がりをきっちり意識した、大人から子供まで全員が楽しめるこのサービスにはひと際大きな歓声が上がっていた。
また後半には5人が幅20メートルの巨大バルーンに、高さ30メートルまでつり上げられて空中パフォーマンスを披露するなど、アリーナ、1階席、2階席、どの席のファンに対しても、とにかく近くへ行こうというメンバーの気持ちが伝わってくる。東京ドームの広さを逆手に取り、縦横無尽に動き回り、逆に広さを感じさせない演出には恐れ入った。
アイドルは近いようで遠い、でも遠いようで近い、この絶妙の距離感が大切だと思うが、嵐はコンサートになるととにかくファンとの距離を縮めていく。そこにファンは心をつかまれる。雑誌やテレビ、映画、CDでしか“逢う”機会がないだけに、ファンはコンサートには大きな期待を抱えてやってくる。
メインステージから動かず、どっしり歌っているアーティストもそれはそれでいいと思う。スタイルの違い、考え方の違い、色々あるのだから。でもファンは決して安くはないお金を払い、歌を聴きにきているのと同時に、自分の心の中のヒーロー、ヒロインを“観に来ている”のだ。そこをフォローしてくれることで、「また次も足を運ぼう」と感じるのだと思う。
今回の嵐のコンサートは、ステージセット、構成、演出…全てを合計してもチケットの代金以上のモノをファンの心の中に残したはずだ。
カッコよくて、面白くて、曲が良くて、メンバーそれぞれのキャラや色がものすごく立っていて―――という嵐の持つ良さが全て出ていたコンサートだった。そんな5人は日本にとどまらず、アジア全土から大きな注目を集めている。この日も会場にはアジア圏からのファンも数多く駆けつけ、そんな人たちからの熱いリクエストに応える形で、アジアツアーの詳細が発表された。
『Arashi marks ARASHI ARUOND ASIA 2008』と題したこのツアーは、9月5・6日の国立霞ヶ丘競技場を皮切りに、台北、ソウル、上海で8公演(予定)を行い、17万3千人を動員予定だ。国立競技場での単独公演はSMAP、DREAMS COME TRUEに続き史上3組目、上海公演はジャニーズ初と、デビュー10年を前に、またひとつ上のステージへ上がってくれそうだ。
とどまることをことを知らない5人の“勢い”―――地に足をつけ、“勢い”をきっちりものにして、デビュー10年を目前にしてもなお、上昇気流に乗り続けているこの強さ、ハンパじゃない。
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2008/06/17