ポップ・スター、ブリトニー・スピアーズとその元夫ケビン・フェダーラインの間の親権・養育権争いで、17日（水）に緊急審問会が開かれ、両者の弁護士が現れた。

　一時は余りの愚行ぶりに、親権・養育権を一時的に完全に剥奪されていたブリトニー・スピアーズだが、先週その裁判所命令が訂正され、一週間に一晩だけ、ブリトニーが2人の息子たちに面会可能であることが告げられていた。権利の剥奪の理由は、アルコールを常時摂取していることと薬などの乱用、さらには、カリフォルニアの運転免許証を持っていなかったことがあげられたが、現在は運転免許証も取得し、数度にわたる、アルコールおよび薬物の検査をパスしその権利を取り戻した。

　現在は良き親になるためのペアレント・クラスとカウンセリングを受けること、さらに定期的なアルコールとドラッグの検査を提出しながらの、お泊りの面会のを獲得している。

　TMZ.comによれば、今回の審問会の内容は明らかにされていないが、次回の10月26日の出廷日には新たな発表が見込まれる。

　一方、ブリトニー・スピアーズは裁判所の取り決めに憤怒きわまりない様子で、携帯電話を片手に裁判官の悪口をいい、おまけに馬鹿にまでしていたという。その様子が、米大手タブロイド誌のUSマガジンに紹介されているが、裁判官が次回の出廷時までに目を通さないことを祈るばかりである。（たさいちやこ）