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　今年3月に乳がんであることを告白した、山田邦子が1日（月）、東京・六本木ヒルズ展望台で行われた「乳がん早期発見啓発キャンペーン」の特別講演会に出席し、自らの乳がん体験を赤裸々に語った。

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　山田は、登場して早々「吉永小百合でございます」と笑いをとると、「手術までは1ヵ月半検査の毎日だった」、「今は再発を防ぐため毎日薬を飲んでいる」などと、闘病生活をリアルに語った。その後も山田節をきかせながら、手術時のことについて「（手術）前日から絶食していたから、お腹がすいて麻酔をかけてくれた先生と、お寿司屋のカウンターにいる夢を見ていた」と、治療中の体験を告白しつつも会場を笑わせていた。

　イベント後の会見では「病気になって全てが変わりました。どう生きていくかがポイントなんだと思いました」とガンになって得たことを語り、また、夫の存在について「結婚7年目ですけど、初めて結婚してよかったと思いました」とジョークを交えながらも、はにかみながら答えた。「告知をされた時より、今の方が不安」と不安が残る現在の心境も語り、「人ごとだと思わずに、検診に行って下さい！」と早期発見を呼びかけた。