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千葉真一引退会見!「2代目千葉真一を作りたい」

 先日、生出演したトーク番組で突然俳優引退を発表した千葉真一が7月16日(月)、都内で会見を開いた。同番組では「来年、新しい出発をしたい」と話していたこともあり、今後の活動についても語った。

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 現在放送中のNHK大河ドラマ『風林火山』で演じている板垣信方役に燃え尽きたという千葉は「昨日(15日の放送)が板垣の最後で。板垣の死とともに千葉真一を葬り去りたい」と改めて俳優引退を宣言。「喘息の持病を持っていて、大河ドラマ(の収録)で息切れした」と体力面の限界をあげ、故・深作監督の「演出の要求に笑顔で応えられないと俳優引退だ」という言葉も引退の要因にあげた。

 今後の活動については「千葉真一、2代目を作りたい」と教育者として指導していく事を発表。来年4月から日本体育大学の客員教授に就任する計画もあり「素晴らしい肉体、精神をもった俳優、人を育てたい」。さらに6大都市で芸能学校を設立する計画がある事も明かし「少しでも子供たちを救い、90万人のニートの軌道修正をし、育てたい」と訴えた。

 そして自身がハリウッドに行った際の困難に触れ「世界の映画界を牛耳っていたのはユダヤ人だった。この人たちといい形でコミュニケーションをとって世界に伝えられるのか」と説き、それが当時できなかった失敗を踏まえ「1人の力ではどうすることもできない」。それをいずれは解決し「世界で活躍できる俳優を1人でも多く作ってみたい。それが喜び」と意気込んだ。

 来年以降の名前については「本名でやるか、“千葉”という名前を引き継げればなと思います」と検討中との事だった。

千葉真一:1959年のドラマ『七色仮面』でデビュー。1968年のドラマ『キイハンター』のスタントなしのアクションで話題を呼び、本格派アクション俳優として活躍していく。1970年にはアクション俳優の養成を目的とした『ジャパンアクションクラブ』(現『ジャパンアクションエンタープライズ』)を設立するなど、アクション映画の全盛期を支えた。また、1991年には映画『エイセス/大空の誓い』でハリウッドデビュー。“サニー千葉”として海外でも人気を集めた。

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