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　今年は日本映画が大ヒット！興行成績でみても洋画を上回る作品が多く登場し、邦画が大変盛り上がった1年になった。そうなると気になるのは“どの映画が観た人の心を1番つかんだのか”ということ。そこでORICON STYLEでは『2006年最も良かった映画』を調査した。

　1位に選ばれたのは、マンガも映画も大ヒットを記録した『DEATH NOTE』の後編『DEATH NOTE the Last name』。前作が今年6月に公開し、その後DVDリリースをせずに、11月の後編公開直前にTV放映をするという、異例のプロモーションを展開。その戦略が功を奏し、前作を上回る大ヒットにつながった。

　「原作が好きで観に行ったが、原作とは違うラストに泣いた。独立した1つの作品となったと思う」（岡山県/22歳/女性）、「前後編、両方観ることで良さが分かる。実写化するのは難しい作品をここまで再現できたのはすごい」（神奈川県/22歳/男性）など、原作の人気だけでなく、映画としての評価も高い。また「ラストが衝撃的でした！！」（神奈川県/17歳/女性）と映画だけのオリジナルのラストも、多くのファンから共感を得て、見事1位に輝いた。

　2位は、公開前から話題を集めた歴史ミステリー『ダ・ヴィンチ・コード』。「謎が解けていく過程がおもしろかった」（千葉県/17歳/女性）と思わせるだけでなく、「1度観ただけでは全てを理解できなく、また観たいと思わされた」（北海道/28歳/女性）や「何が真実なのか？そもそも謎は在るのだろうか？謎は深まるばかり…」（北海道/29歳/男性）など、ミステリアスな映画の世界に引き込まれてしまう作品でもある。
　3位は『THE有頂天ホテル』。この作品は「テンポの良さとバカさ加減は天下一品」（東京都/28歳/男性）という一言につきる。また、「キャストが超豪華」（神奈川県/24歳/女性）ということで話題になり「三谷幸喜らしさが凝縮された、何度観ても楽しめる映画だから」（佐賀県/20歳/男性）など、三谷ファンも納得の作品で人気を集めた。

　4位の『LIMIT OF LOVE 海猿』は、「男の仕事や生き様を見せてくれてかっこいい」（福岡県/27歳/男性）と男性からの憧れも集めた。また「最終章というだけあって、ストーリーもスケールもすごくて感動しました」（大阪府/29歳/女性）と前作の映画、ドラマ、そして今回でラストの映画と、シリーズを通してのファンが多く、今作では涙したファンも多かった。

　5位に選ばれたのは『嫌われ松子の一生』。「暗い内容のはずが鮮やかなミュージカル映画になったのには驚き。でもしっかりと泣かせてくれました」（神奈川県/22歳/女性）と、波乱万丈な松子の一生を映像のキレイさ、テンポの良さでコミカルに描いている点が高い評価を受けた。

　今年を振り返ると邦画が人気を集めたことが分かるが、この正月も『武士の一分』、『大奥』、『NANA2』、『犬神家の一族』と、多くの作品が注目を集めている。また、ハリウッド映画では『硫黄島からの手紙』、『007／カジノ・ロワイヤル』、『エラゴン／遺志を継ぐ者』などの強敵もいる。邦画の勢いは来年も続くのか！？

　『エンタメ・オブ・ザ・イヤー‘06』の詳細は、12月15日発売のエンターテイメント・ウィークリー『oricon style』で。

※ランキング集計方法：oricon style読者及びOMR（オリコン・モニター・リサーチ）会員にアンケートを実施。有効回答5098人によるアンケートを集計。

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トピックは『oricon style』で。オリスタ編集部員によるブログ「THE☆雑誌“オリスタ”密着24時」は取材裏話が満載。アーティストへの質問なども常時大募集中です。

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