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アーティストのブレイクにひと役買う、資生堂CM30年のパワー


 現在、アルバムチャートを賑わせているBONNIE PINKの初のベストアルバム『Every Single Day-Complete BONNIE PINK(1995-2006)』(7月26日発売)。初登場2位に登場し、自身のキャリア史上最高の成績を記録している。

 10周年目を迎えた彼女は、たて続けにCDをリリース、映画出演、書籍の出版等々を行っており、これまでになく精力的に活動を続けている。なかでも、今回のヒットの原動力となったのが、6月28日発売のシングル「A Perfect Sky」の大ヒットだ。

BONNIE PINK「A Perfect Sky」
 同曲は蛯原友里出演で話題の資生堂『ANESSA』のCMソングとしてオンエアされて話題を呼んだ。アーティストしての実力には定評のあった彼女だが、今回のタイアップによって、その存在は広く知られることになった。

 振り返ってみて、資生堂CMソングに起用された楽曲が、その時点で自己最高のヒットを記録し、大きくステップアップしたアーティストは、BONNIE PINKばかりではない。70年代に遡れば、キャロルを解散してソロになった矢沢永吉の「時間よ止まれ」(78年/63.9万枚)が、その時点での自己最高のヒットを記録して、一般に広く認知されることになった。また、アリスの堀内孝雄「君のひとみは10000ボルト」(78年/96.9万枚)も同じ。アリスのメンバーとして活躍してきた彼が、個人名でも知られるようになったのは、この楽曲のヒットからだ。

 80年代に入ると、竹内まりや「不思議なピーチパイ」(80年/39.2万枚)、松田聖子「風は秋色/Eighteen」(80年/79.6万枚)、菊池桃子「卒業」(85年/39.4万枚)、中山美穂「色・ホワイトブレンド」(86年/22.3万枚)、今井美樹「彼女とTIP ON DUO」(88年/14.1万枚)等々、資生堂CM曲への起用は、セールス枚数だけでなく、アーティストとして大きく飛躍するきっかけとなった。

 90年代では、Puffy「これが私の生きる道」(96年/156.6万枚)、Chara「やさしい気持ち/Junior Sweet」(97年/52.1万枚)、SPEED「WHITE LOVE」(97年/184.5万枚)、Gackt「ANOTHER WORLD」(01年/28.5万枚)等々。ここに挙げた楽曲の多くは、そのアーティストにとっての最大セールスを挙げている楽曲になっている点でも興味深い。

 そう考えると、今回の「A Perfect Sky」のヒットは、約30年にわたり、アーティストのブレイクにひと役買ってきた資生堂CMのパワーが、今も健在であることを知らしめる好例と言えるのだ。


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【楽曲の試聴はこちら】
BONNIE PINK「A Perfect Sky」 ⇒ WMA ⇒ ATRAC
松浦亜弥「桃色片想い」 ⇒ ATRAC
Gackt「ANOTHER WORLD」 ⇒ WMA
矢井田瞳「Look Back Again/Over The Distance」 ⇒ WMA ⇒ ATRAC

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