ジャズサックス奏者の渡辺貞夫(93)が、文化功労者に選出されたことが23日、発表された。今年は音楽活動75周年の節目にあたり、渡辺は「一心不乱に走ってきたことへのご褒美を頂戴した気持ちです」と喜びを語った。 渡辺は1933年、栃木県宇都宮市生まれ。高校時代にクラリネットを始め、18歳で上京後、アルト・サックスに転向。穐吉敏子らのグループで活動し、1962年には米国ボストンのバークリー音楽院に留学した。帰国後は演奏活動と後進の育成に精力的に取り組み、1968年にはニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演。アフリカやブラジルなど各地の音楽を取り入れ、独自の演奏スタイルを確立した。
2026/10/23



