文化庁の文化審議会は16日、大阪城天守閣(大阪市)を国の重要文化財に指定すると文部科学大臣に答申した。
現在の大阪城天守閣は、昭和に建てられた鉄骨鉄筋コンクリート造。昭和建築の再現城郭では、初の重要文化財となる。
「第二次世界大戦の大阪大空襲の中、生き残った建造物ぞ」「誰もが楽しめるようエレベーターを設置した先見の明も誇らしい」 「えらい時代になったもんや」「庶民の寄付で建築された歴史を考えると、大阪に相応しい遺産だね」など、さまざまな声が寄せられている。
■文化庁の資料より 大阪城天守閣(近代/文化施設)
特別史跡大坂城跡の天守台に建つ、5重8階建の博物館施設。豊臣期の壮大な天守の再現を意図し、昭和6年に永久性のため鉄骨鉄筋コンクリート造で建設された。
「大坂夏の陣図屏風」や文書の精査、現存天守の実査など詳細かつ緻密な調査・研究の成果により創出された外観は均整の取れた堂々たる形姿で意匠的に優れ、昭和前期に歴史性に基づいて創作された城郭建築の卓越した成果である。大阪市が人口・面積とも日本一となった、いわゆる「大大阪」(だいおおさか)の時代に、大阪城公園の整備と一体的に計画され、市民の寄附により実現し、大都市大阪の象徴となった。市民に開かれた郷土資料館及び展望台として建築されたことも含め、以後の全国各地における天守再建手法の嚆矢(こうし)ともなり歴史的価値が高い。
指定基準=意匠的に優秀なもの、歴史的価値の高いもの
現在の大阪城天守閣は、昭和に建てられた鉄骨鉄筋コンクリート造。昭和建築の再現城郭では、初の重要文化財となる。
■文化庁の資料より 大阪城天守閣(近代/文化施設)
特別史跡大坂城跡の天守台に建つ、5重8階建の博物館施設。豊臣期の壮大な天守の再現を意図し、昭和6年に永久性のため鉄骨鉄筋コンクリート造で建設された。
「大坂夏の陣図屏風」や文書の精査、現存天守の実査など詳細かつ緻密な調査・研究の成果により創出された外観は均整の取れた堂々たる形姿で意匠的に優れ、昭和前期に歴史性に基づいて創作された城郭建築の卓越した成果である。大阪市が人口・面積とも日本一となった、いわゆる「大大阪」(だいおおさか)の時代に、大阪城公園の整備と一体的に計画され、市民の寄附により実現し、大都市大阪の象徴となった。市民に開かれた郷土資料館及び展望台として建築されたことも含め、以後の全国各地における天守再建手法の嚆矢(こうし)ともなり歴史的価値が高い。
指定基準=意匠的に優秀なもの、歴史的価値の高いもの
2026/10/18