松本洋平文部科学大臣が4日、記者会見を行い、wakatte.tvのYouTube上でアップした「【入試ラクすぎ?】国公立最下位!?震災復興・放射線研究から驚きの入試事情まで!福島大学キャンパス調査!」との動画に関する受け止めを語った。
wakatte.tvのYouTube上で「【入試ラクすぎ?】国公立最下位!?震災復興・放射線研究から驚きの入試事情まで!福島大学キャンパス調査!」と題した動画をアップ。その中で、放射能研究に関して「福島大には触らせたくない」との発言があり、不適切ではないかと批判が殺到。同チャンネルでは、その後「出演者に東日本大震災や原発事故の被害ならびに福島大学における研究や学びを揶揄する意図は一切ございません」とのテロップを掲出していた。
その後、福島大学のサイトで「このたび、本学を取り上げたインターネット上の動画において、本学の学生及び教育研究活動に関し、配慮を欠くと受け取られかねない発言があったことを確認しております」と指摘。「福島大学は、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故以降、地域の皆様をはじめ、国内外の大学・研究機関等と連携しながら、福島の復興と地域課題の解決に向けた教育・研究に取り組んできました。とりわけ、原子力災害や環境放射能に関する研究は、福島の経験を科学的に検証し、その成果を国内外に還元していくための重要な研究活動です。こうした教育・研究活動に真摯に取り組んでいる学生・教職員が、尊厳を傷つけられることがあってはならないと考えております」と記した。
こうした事態を受け、同チャンネルは1日、当該動画を削除するとともに「今回の動画における発言について、私たちの言葉足らずな表現により意図とは異なる形で多くの方に伝わってしまい、福島大学の皆様および関係者の皆様にご不快な思いとご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪をしていた。
この日の会見で、松本大臣は「福島大学から、学長によるコメントが公表をされておりまして、すでに配信者により動画は削除され、謝罪がなされているものと承知しているところであります。その上で、一般論として申し上げますが、学生・教職員に対しまして、尊厳を傷つけるような言動はあってはならないと考えております。また、大学の研究力については偏差値をもって判断することは適切ではありません。多様な定量的指標とともに、定性的指標も適切に組み合わせて把握をする必要があると考えております」とコメント。
続けて「大学におきましては、それぞれの強み、特色を生かして研究力の強化を図っていくことが重要であり、福島大学におきましては、原子力災害や環境放射能に関する研究の他、再生可能エネルギー、地域防災、復興に関する研究など、先導的な研究に取り組んでいただいておりまして、大変多くの成果を上げていただいているという風に承知をしているところであります。具体的には、原子力工学分野において燃料デブリの正常把握のための手法の開発、分析の難しい放射性各種の分析法の開発、それらを活用した東京電力との間での廃炉研究と人材育成を推進するための研究拠点の設置などの研究成果が創出されているものと承知をしておりまして、大変大きな貢献をしていただいてるという風に承知をしているところであります」と呼びかけた。
その上で「社会や産業構造が今大きく変化をしている、そういう時にもあります。これからの社会を担う若者たちには、自分たちで考え、判断をし、そしてその結果の責任を引き受ける基礎、こうしたものを大学教育において養ってほしいと考えております。このためですね、偏差値というひとつの指標だけではなくて、一人ひとりの学生が必要な能力を身につけられる、学びの密度の高い環境を持つ大学が評価されるべきという風に考えております。こうした観点から、文部科学省においては、認証評価制度を見直し、学生が大学教育を通じてどのぐらい成長したかという観点で、教育の質を適切に評価するとともに、その評価結果についても、社会に分かりやすく公表する新たな評価制度を構築するための検討を進めているところであります」と締めくくっていた。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
wakatte.tvのYouTube上で「【入試ラクすぎ?】国公立最下位!?震災復興・放射線研究から驚きの入試事情まで!福島大学キャンパス調査!」と題した動画をアップ。その中で、放射能研究に関して「福島大には触らせたくない」との発言があり、不適切ではないかと批判が殺到。同チャンネルでは、その後「出演者に東日本大震災や原発事故の被害ならびに福島大学における研究や学びを揶揄する意図は一切ございません」とのテロップを掲出していた。
こうした事態を受け、同チャンネルは1日、当該動画を削除するとともに「今回の動画における発言について、私たちの言葉足らずな表現により意図とは異なる形で多くの方に伝わってしまい、福島大学の皆様および関係者の皆様にご不快な思いとご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪をしていた。
この日の会見で、松本大臣は「福島大学から、学長によるコメントが公表をされておりまして、すでに配信者により動画は削除され、謝罪がなされているものと承知しているところであります。その上で、一般論として申し上げますが、学生・教職員に対しまして、尊厳を傷つけるような言動はあってはならないと考えております。また、大学の研究力については偏差値をもって判断することは適切ではありません。多様な定量的指標とともに、定性的指標も適切に組み合わせて把握をする必要があると考えております」とコメント。
続けて「大学におきましては、それぞれの強み、特色を生かして研究力の強化を図っていくことが重要であり、福島大学におきましては、原子力災害や環境放射能に関する研究の他、再生可能エネルギー、地域防災、復興に関する研究など、先導的な研究に取り組んでいただいておりまして、大変多くの成果を上げていただいているという風に承知をしているところであります。具体的には、原子力工学分野において燃料デブリの正常把握のための手法の開発、分析の難しい放射性各種の分析法の開発、それらを活用した東京電力との間での廃炉研究と人材育成を推進するための研究拠点の設置などの研究成果が創出されているものと承知をしておりまして、大変大きな貢献をしていただいてるという風に承知をしているところであります」と呼びかけた。
その上で「社会や産業構造が今大きく変化をしている、そういう時にもあります。これからの社会を担う若者たちには、自分たちで考え、判断をし、そしてその結果の責任を引き受ける基礎、こうしたものを大学教育において養ってほしいと考えております。このためですね、偏差値というひとつの指標だけではなくて、一人ひとりの学生が必要な能力を身につけられる、学びの密度の高い環境を持つ大学が評価されるべきという風に考えております。こうした観点から、文部科学省においては、認証評価制度を見直し、学生が大学教育を通じてどのぐらい成長したかという観点で、教育の質を適切に評価するとともに、その評価結果についても、社会に分かりやすく公表する新たな評価制度を構築するための検討を進めているところであります」と締めくくっていた。
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2026/09/04