音楽プロデューサーの松任谷正隆(74)がMCを務めるBS朝日『カーグラフィックTV』(毎週木曜 後11:00)。30日の放送回は、約半年ぶりのゲスト回。自身のバンド・ペトロールズでもボーカル・ギターを担当、“浮雲”名義でギタリストとして東京事変に参画している音楽家の長岡亮介を迎え、初のミュージシャン対談を行う。長岡も『シトロエン・アミ6』を愛車にするなど車好きということもあり、トークパートの収録時間1時間超えの大盛り上がり。この2人にインタビューを実施し、愛車への思いや車の中でどのように過ごすかなどの話を聞いた。(インタビュー全2本/1本目)
■フランス車の魅力は「優しい感じですかね。まなざしが」
――長岡さんも愛車歴を伺うとフランス車が好きだとお見受けするのですが、その魅力ってどんなところですか?
【松任谷】(番組中で)聞かなかったな。それは…。
【長岡】優しい感じですかね。まなざしが。
――デザインの部分が大きい?
【長岡】最初はね。でもやっぱデザインに思想が出るから。メカニズムにもデザインにも出る。やっぱ優しいんですよ。でも、「おもてなし」じゃないんですよ。優しい感じ。最終的に、「こいついいやつだ」って。素っ気ないとこもありますけど。
――松任谷さんはフランス車も含め、いろんなお車に乗られたと思うんですけど、フランス車の魅力ってどんなところだと思いますか?
【松任谷】僕、初めての海外旅行がパリだったんですけど、その時にパリ・シャルル・ド・ゴール国際空港のカプセルみたいなエスカレーターに乗って。「フランスってとんがってんだな」ってすごい思って。僕は、フランス車は自分の中では感性が尖ってる車っていつも思います。「他がこうだから」っていうのではなく、自分たちがなんかいいと思ったものはもう作っちゃうみたいな。
(長岡さんがフランス車を選ばれたのは)僕とは違う理由かもしれないし。だけど、フランス車はすごく魅力的です。しかも変に値段が高くないし。そういうところはすごいですよね。発想が尖ってるっていうのが好きかな。
――収録中、お2人は(車における)初恋のお話をされていらっしゃいました。「初恋を手に入れた」長岡さんと、「初恋を手に入れずにきれいに思い出としてしまってある」松任谷さんということで、そのスタンスの違いも非常に面白く聞かせていただきました。お2人はいいなと思った車を購入する、しないの違い、ハードルはどのようなところにありますか?
【長岡】そうですね…でも買ってから考えるしかないんじゃないですかね。買えるものは「後であれ欲しかったな」って思いながら死ぬよりは、って思ったけど。縁もありますけど。
【松任谷】ハードルね…やっぱり巡り合わせ。縁。さっきちょっと番組でも話したんですけど、(初恋の車を)買えるチャンスはあったんですけど…あれは縁がなかったってことかな。
■松任谷正隆「僕はもう都内では、ほとんど運転しないんですよ」
――今お2人が気になっている車、愛車にしたいなって思ってるような車があれば教えてください。長岡さんは番組中でお話された『アルピーヌ・A310』?
【長岡】そうですね…縁があれば。でも、ちょっともう買えないかもな、高すぎて。
【松任谷】310だったらそんなことないじゃ?
【長岡】そうですか…ちょっと…。
――松任谷さんはいかがですか?
【松任谷】気になってるのはいっぱいありますけど…。やっぱりなんか自分の中で古くなっていく車がかわいいから、それ以上のものはないかもしれない。25年前に買った車はやっぱり手放せないし。
【長岡】やっぱりそれだけいいですか?
【松任谷】いいというより…わかんないけど、自分が詰まっちゃった。そんな感じ。
――ちなみにお2人にとって、車の中での時間というのはどういう時間なのでしょうか?音楽創作活動に影響を与える考えごとなどもされますか?
【長岡】僕は車に乗るのが楽しいので。そこで何か、創作っていうことはないんですけど。気分転換っていうとすごい安っぽいですけど、仕事してから仕事のスイッチをオフにして、家に着いたらまた家の生活みたいな、そこの空白を楽しむ時間かもしれないです。創作のアイデアが浮かんだりということはあんまりないですね。
【松任谷】僕はもう都内では、ほとんど運転しないんですよ。だから、昔の思い出の方がいっぱいあるから。車の中でこんなことがあった、あんなことがあったって。今は、この番組もそうだけど、モータージャーナリストとしての仕事の時に、どういう車なのかを調べるためだけに乗るので、さびしいですよ。
――車のなかで聴く音楽は「これがいい」みたいなものはあるんですか?
【松任谷】その車によるんじゃない。今連載持っていて、必ずその車に合う音楽というのを書くんだけど、選曲はひと苦労します。
【長岡】難しいですよね。
【松任谷】いろんな音楽もそんなに聴いてないし、自分で作ってるから。たぶん長岡さんも同じだと思うけど、子どもの頃みたいに、そんなにいろんな音楽を聴く機会はないです。
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■フランス車の魅力は「優しい感じですかね。まなざしが」
【松任谷】(番組中で)聞かなかったな。それは…。
【長岡】優しい感じですかね。まなざしが。
――デザインの部分が大きい?
【長岡】最初はね。でもやっぱデザインに思想が出るから。メカニズムにもデザインにも出る。やっぱ優しいんですよ。でも、「おもてなし」じゃないんですよ。優しい感じ。最終的に、「こいついいやつだ」って。素っ気ないとこもありますけど。
――松任谷さんはフランス車も含め、いろんなお車に乗られたと思うんですけど、フランス車の魅力ってどんなところだと思いますか?
【松任谷】僕、初めての海外旅行がパリだったんですけど、その時にパリ・シャルル・ド・ゴール国際空港のカプセルみたいなエスカレーターに乗って。「フランスってとんがってんだな」ってすごい思って。僕は、フランス車は自分の中では感性が尖ってる車っていつも思います。「他がこうだから」っていうのではなく、自分たちがなんかいいと思ったものはもう作っちゃうみたいな。
(長岡さんがフランス車を選ばれたのは)僕とは違う理由かもしれないし。だけど、フランス車はすごく魅力的です。しかも変に値段が高くないし。そういうところはすごいですよね。発想が尖ってるっていうのが好きかな。
――収録中、お2人は(車における)初恋のお話をされていらっしゃいました。「初恋を手に入れた」長岡さんと、「初恋を手に入れずにきれいに思い出としてしまってある」松任谷さんということで、そのスタンスの違いも非常に面白く聞かせていただきました。お2人はいいなと思った車を購入する、しないの違い、ハードルはどのようなところにありますか?
【長岡】そうですね…でも買ってから考えるしかないんじゃないですかね。買えるものは「後であれ欲しかったな」って思いながら死ぬよりは、って思ったけど。縁もありますけど。
【松任谷】ハードルね…やっぱり巡り合わせ。縁。さっきちょっと番組でも話したんですけど、(初恋の車を)買えるチャンスはあったんですけど…あれは縁がなかったってことかな。
■松任谷正隆「僕はもう都内では、ほとんど運転しないんですよ」
――今お2人が気になっている車、愛車にしたいなって思ってるような車があれば教えてください。長岡さんは番組中でお話された『アルピーヌ・A310』?
【長岡】そうですね…縁があれば。でも、ちょっともう買えないかもな、高すぎて。
【松任谷】310だったらそんなことないじゃ?
【長岡】そうですか…ちょっと…。
――松任谷さんはいかがですか?
【松任谷】気になってるのはいっぱいありますけど…。やっぱりなんか自分の中で古くなっていく車がかわいいから、それ以上のものはないかもしれない。25年前に買った車はやっぱり手放せないし。
【長岡】やっぱりそれだけいいですか?
【松任谷】いいというより…わかんないけど、自分が詰まっちゃった。そんな感じ。
――ちなみにお2人にとって、車の中での時間というのはどういう時間なのでしょうか?音楽創作活動に影響を与える考えごとなどもされますか?
【長岡】僕は車に乗るのが楽しいので。そこで何か、創作っていうことはないんですけど。気分転換っていうとすごい安っぽいですけど、仕事してから仕事のスイッチをオフにして、家に着いたらまた家の生活みたいな、そこの空白を楽しむ時間かもしれないです。創作のアイデアが浮かんだりということはあんまりないですね。
【松任谷】僕はもう都内では、ほとんど運転しないんですよ。だから、昔の思い出の方がいっぱいあるから。車の中でこんなことがあった、あんなことがあったって。今は、この番組もそうだけど、モータージャーナリストとしての仕事の時に、どういう車なのかを調べるためだけに乗るので、さびしいですよ。
――車のなかで聴く音楽は「これがいい」みたいなものはあるんですか?
【松任谷】その車によるんじゃない。今連載持っていて、必ずその車に合う音楽というのを書くんだけど、選曲はひと苦労します。
【長岡】難しいですよね。
【松任谷】いろんな音楽もそんなに聴いてないし、自分で作ってるから。たぶん長岡さんも同じだと思うけど、子どもの頃みたいに、そんなにいろんな音楽を聴く機会はないです。
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2026/07/23