シンガー・ソングライターの藤原さくらが23日、キャリア初となる武道館公演『藤原さくら 10th Anniversary 武道館大音楽会』を開催した。 バンドマスターには18日にリリースしたアルバム『uku』をともに制作したドラマー・石若駿が参加。加えてMarty Holoubek(ベース)、井上銘、閑喜弦介(ギター)、渡辺翔太(キーボード)、松井泉(パーカッション)、ermhoi(コーラス)、Taikimen(マニピュレーター)と、藤原の昨今の楽曲制作を支える実力派ミュージシャンたちが集結した。 デビュー10周年イヤーを締めくくる一夜限りの同公演には多くの観客が集まり、会場は温かな空気に包まれた。ライブは『uku』収録曲「My summer」で幕を開け、一気に南国的な空気を感じさせる世界観に引き込むと、続いて披露されたのは、今の藤原の軽やかなムードを感じさせる「Angel」。そして「Dance」のイントロで「みなさんこんばんは〜!藤原さくらで〜す!」との声に観客は一気に盛り上がり、自由に体を揺らして楽しむ姿が見られた。 その後も『uku』をはじめとした近年の楽曲、そしてこれまでの10年間にリリースしてきた楽曲が織り交ぜられ、10年間の歩みをたどるような構成で観客を楽しませた。また、今回の公演にはVJとしてアーティスト・VIDEOTAPEMUSICが参加しており、ステージ上に下ろされた薄い幕に映像が映し出され、照明演出とも調和し、音楽の世界観をより立体的に演出した。 中盤は「生活」「Give me a break」「Cigarette butts」と2020年ごろまでのミッドチューンが続いた。そして、「10年いろんなことがありました。デビューしたての頃に歌った歌を、遠いところまでたどり着いたなという気持ちで歌います」と、ギターの弾き語りで「500マイル」を語るように歌い、石若が呼び込まれ、藤原が自身の姪に向けて愛をつづった楽曲「sunshine」を披露。ドラム、キーボードを鳴らす石若と時折目を合わせながら息の合った演奏で盛り上げた。 続いて「daybreak」「my dear boy」「Just one girl」が演奏され、濃度の高い音の粒が会場全体に広がり、会場は息を呑むような幻想的な空気に包まれた。

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  • キャリア初となる武道館公演を開催した藤原さくら 写真:Kana Tarumi
  • キャリア初となる武道館公演を開催した藤原さくら 写真:廣田達也
  • キャリア初となる武道館公演を開催した藤原さくら 写真:廣田達也
  • キャリア初となる武道館公演を開催した藤原さくら 写真:廣田達也
  • キャリア初となる武道館公演を開催した藤原さくら 写真:上飯坂 一
  • キャリア初となる武道館公演を開催した藤原さくら 写真:Kana Tarumi
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