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GACKTが『魔王シンフォニー』再演 さらなる進化を遂げた“バンド×オーケストラ”の世界

 GACKTがグランドフィルハーモニック東京、そして自身が率いるバンド・YELLOW FRIED CHICKENzとともに“ロックとオーケストラの融合”を目指したライブ『GACKT PHILHARMONIC 2025 魔王シンフォニー THE REVIVAL』が、23日に東京・すみだトリフォニーホールにて開催された。

『GACKT PHILHARMONIC 2025 魔王シンフォニー THE REVIVAL』の模様

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【ライブ写真】『GACKT PHILHARMONIC 2025 魔王シンフォニー THE REVIVAL』のステージショットがたっぷり!


 同公演は今年4月に一夜限りで開催された『GACKT PHILHARMONIC 2025 魔王シンフォニー』の再演という位置づけだが、妥協を許さないGACKTの信念により、前回からさらに進化したステージとなった。

 総勢80人のオーケストラと、YELLOW FRIED CHICKENzに続いて姿を現したGACKT。前公演から踏襲されているオーケストラの黒装束ローブと仮面の着用、そして立ったまま演奏する“立奏”に加え、今回はステージに段差が設けられており、上段にオーケストラ、その手前にバンド、最前中央にGACKTという布陣だ。

『GACKT PHILHARMONIC 2025 魔王シンフォニー THE REVIVAL』の模様

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 それにより個々の存在感がありながら、視覚的一体感も以前より増した印象で、今回の公演ではクラシック界では前代未聞となる1階席オールスタンディングを導入。この日会場に集まった1600人の観客も、これから目の前で繰り広げられるステージへの期待に胸を膨らませ、開演前から静かな熱気に包まれていた。

 ライブは「RETURNER 〜闇の終焉〜」で幕を開け、1音残らず緻密に計算し尽くされた、まさに“ロックとオーケストラの融合”が実現した音像が届けられた。「すべての音が聴こえ、なおかつ迫力も感じられる状態を作り上げた」というGACKTの言葉どおり、バンドサウンドとオーケストラが見事に共存。これまでにない音楽体験に、客席からは演奏が終わるたびに大きな歓声と拍手が上がった。

『GACKT PHILHARMONIC 2025 魔王シンフォニー THE REVIVAL』の模様 

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 中でも観客のボルテージが上がったのは、中盤で披露された「REDEMPTION」。激しいサウンドにGACKTやバンドメンバーがヘドバンする姿はもちろん、間奏やアウトロといった要所要所で効果的にオーケストラのサウンドが織り込まれ、高揚感が会場を埋め尽くしていく。「BIRDCAGE」では一転、水面がきらめくような照明とともに幻想的な世界観を演出。また、サビの部分ではバンドサウンドを、アウトロではオーケストラを全面に打ち出したメリハリのあるアレンジで、この楽曲が持つ切なさや悲しみを見事に表現した。

 エモーショナルな歌声で観客の心を震わせた「LUST FOR BLOOD」を終えると、GACKTはゆっくりと指揮台へ歩を進め、これまで指揮を担っていた村上史昂氏に代わり、自らの指揮で「FOUR SEASONS(「白露 -HAKURO-」「暁月夜 -DAY BREAKERS-」「サクラ、散ル・・・」「雪月花 -THE END OF SILENCE-」※「雪月花」のみ歌唱)」を披露。通常のライブにおいて、主役となるアーティスト本人が客席に背を向けることは稀有だが、GACKTが振る指揮棒に合わせ、80人のオーケストラが奏でる美しい旋律に観客は酔いしれた。

『GACKT PHILHARMONIC 2025 魔王シンフォニー THE REVIVAL』の模様

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 「LUST FOR BLOOD」でバックステージに下がっていたバンドメンバーが再び合流すると、ライブもクライマックスへ。激しいロックチューン「CLAYMORE」「キミが待っているから」に続き、本公演のラストを飾ったのは「LOST ANGELS」。もともと重厚な世界観を持っている楽曲だが、そこにフルオーケストラの演奏が重なることでより存在感が増したアレンジとなった。オーケストラとバンド、GACKTのエモーショナルな歌声が三位一体となって会場を包み込む“魔王シンフォニー”が完結した。

 全13曲、約90分におよぶステージを、一切のMCなしで駆け抜けたGACKT。本公演に臨む姿勢や掲げた美学は、1曲1曲、1音1音から手に取るように伝わってきた。すべての楽曲を歌い終え、さらりとマントを翻しながらステージを去ったGACKT。この日の公演を通して想いを受け止めた観客の大きな拍手はいつまでも鳴り止まず、会場に響いていた。

『GACKT PHILHARMONIC 2025 魔王シンフォニー THE REVIVAL』の模様

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 GACKTは来年7月、8月に全国8都市を巡るフルオーケストラツアー『GACKT 魔王シンフォニー 2026 -INFINITY- organized by billboard classics』を開催する。年明け早々に行われるワールドツアーや、春に予定されているツアーを経て夏に開催する『魔王シンフォニー』がどんな進化を遂げるのか、期待が膨らむ。

■セットリスト
M01. RETURNER 〜闇の終焉〜
M02. 絵夢 -FOR MY DEAR-
M03. CUBE
M04. BLUE LAGOON 〜深海〜
M05. REDEMPTION
M06. UNTIL THE LAST DAY
M07. BIRDCAGE
M08. LUST FOR BLOOD
FOUR SEASONS(GACKTは指揮のみ)
M09. 白露 -HAKURO-/暁月夜 -DAY BREAKERS-/サクラ、散ル・・・
M10. 雪月花 -THE END OF SILENCE-
M11. CLAYMORE
M12. キミが待っているから
M13. LOST ANGELS

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  1. 1. GACKT、『魔王シンフォニー』が全国ツアー化 オーケストラ×ロックの異次元ステージが8都市10公演で展開へ
  2. 2. GACKTが『魔王シンフォニー』再演 さらなる進化を遂げた“バンド×オーケストラ”の世界

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