フジテレビは5日、元タレントの中居正広氏の性暴力に端を発する一連の問題で、港浩一前社長、大多亮専務取締役に対して法的責任を追及するとして訴訟の準備に入ったとした。 同日行われた臨時の取締役会後に囲み取材に応じた清水賢治社長が、処分に至った経緯について説明。このタイミングでの発表について「当社として、外部弁護士による当事者、関係者へのヒアリングを複数回にわたって実施するなどしたため、事実関係にも相応の時間を要しました」とした上で「そして、懲戒処分等の対象者にとっても、会社から懲戒処分等を受けるということは非常に重い事実であることから、懲罰審査委員会での合計6回、延べ12時間以上の審議を行うなど、慎重に検討を進めてまいりました」と明かした。
2025/06/05