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SARD UNDERGROUND、ソロ体制となって本格始動 神野友亜、自らの決意を表明した新曲「I still believe」リリース 6月からは全国ツアーも開催【インタビュー】

 ZARDのトリビュート・バンドとしてデビューし、その名曲を歌い継ぐ一方で、オリジナル楽曲にも意欲的に取り組んできたSARD UNDERGROUND。昨年、デビュー5周年を一区切りに、それぞれの新たな道へ進むため、メンバーの杉岡泉美(Ba)と坂本ひろ美(Key)が脱退。2024年10月より神野友亜(Vo)のソロプロジェクトとして活動をスタートし、今年1月29日に第1弾となる新曲「I still believe」を配信リリースした。脱退した2人への想いと自らの決意を綴ったという同作について、また、3月にリリースされる3人体制最後の公演を収録したLIVE Blu-rayの見どころ、そして新たな一歩を踏み出した自身の今後について神野に聞いた。

ソロ体制となって初の新曲をリリースしたSARD UNDERGROUNDの神野友亜(Vo.)

ソロ体制となって初の新曲をリリースしたSARD UNDERGROUNDの神野友亜(Vo.)

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■ソロ第1弾は、自らの口癖「幸せになろう」をキーワードにした応援ソング

 神野にとってソロプロジェクト初のシングルとなる「I still believe」は、3人体制最後となった5周年ツアー終了後に制作をスタート。2人の脱退を受けて、「それぞれが悩んで考え抜いて決めた選択に正解不正解はなく、お互いの決断を信じて、自分と相手それぞれの幸せを願い、前に向かっていこう」という気持ちを込めて神野自らが作詞を手がけたという。

 デビューを目指してレッスンを受けていた頃からZARDの作品に共鳴し、ZARDの楽曲を通して、厳しい練習を重ねてきた3人。デビューしてからも、ZARDの意思を引き継ぎつつ、バンドとして成長し続けるために、語り合い、励まし合い、高め合ってきただけに、2人への想いを短く歌に集約するのはさぞや大変だったのではないかと聞くと、「今回は一番入れたいなという言葉がすんなり出たので、時間はさほどかからなかった」と神野は微笑む。

 その言葉とは、サビの部分に使われている「幸せになろう」だ。

 「私の口癖で、2人にもよく言っていたので、この言葉は絶対入れたいと思いました。2人の脱退を受けて、悲しい、寂しいという気持ちもありましたが、『他にやりたいことがある』という前向きな理由から2人が決めたことだから、応援したかったんです」(神野/以下同)

 タイトルの「I still believe」には、「“いつまでも”という思いを込めた」という。

 「I believeだと今も一緒にいる感じがするけれど、別々の道を進むということで、“still”がピッタリかなと思いました」

 さらに歌詞を書くにあたっては、「私が経験したこの気持ちは、きっと誰かの人生にも重なるだろうから、そういう人たちに寄り添えるような歌にもしたいと考えた」と振り返る。

SARD UNDERGROUNDのソロプロジェクト初シングルとなる「I still believe」(2025年1月29日配信リリース)

SARD UNDERGROUNDのソロプロジェクト初シングルとなる「I still believe」(2025年1月29日配信リリース)

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■3人体制最後となった初の全国ツアーには素敵な思い出がたくさん

 2人の脱退と神野のソロプロジェクトの始動を発表したのは、5周年記念として開催した初の全国ツアーのファイナル、2024年9月30日に行われたZepp Namba公演でのことだった。今年3月19日には、その公演を完全収録したBlu-rayがリリースされる。5年間の活動を糧に、全力で臨んだライブに加え、終了後に3人が自らの言葉でメンバーへの想いとこれからへの決意を語った“涙と笑顔が交差する、心震える約20分”も収録されている。

 「3人体制での最後のライブだったので、始まる前は最後まで泣かずに歌い切れるか不安でしたが、3人で泣かないと誓いあって、その通り、力いっぱい楽しめました。それでもやっぱり最後の最後、2人の脱退を発表する段階では、自分の決意を語って、お互いの気持ちも確かめ合ううちに、もう泣いて笑って泣いて笑っての繰り返しで(苦笑)。発表前、緊張しすぎて黙り込んでしまった時間もリアルに映されているし、映像からは3人の絆や私たちが積み重ねた時間を感じていただけると思います」

 さらに3人が全力で楽しんだというパフォーマンスでは、こんなところにも注目してほしいと神野は語る。

 「東京・大阪のほか、宮城、愛知、福岡と、初の全国ツアーでもあったので、もうとにかく楽しめたなっていう記憶が一番なんですけど、なかでも特に印象に残っているのは、ファンの人たちに向けた5周年ソングとして制作した『星の光』の演奏でした。ファンの皆さんの前で披露することを3人で楽しみにしていたのですが、みんなで手を上げて歌うなど会場にすごい一体感が生まれて、本当に素敵な思い出として記憶に刻まれました。ほかにも、今回はアコースティックに初挑戦したり、ZARDさんのカバーでは、3人が大好きな『GOOD DAY』を初めてライブで演奏したこともすごく良い思い出です。私の出身地である滋賀県の琵琶湖を舞台にした『琵琶湖大橋』でメンバー紹介をしたり、『イチゴジャム』ではご当地ネタでコール&レスポンスしてすごく楽しい感じになっているので、そちらもぜひ、楽しみに観ていただきたいです」

5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』より

5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』より

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■今までのSARD UNDERGROUNDを大切に、進化していきたい

 ソロとして新たな一歩を踏み出した神野は、このBlu-rayを改めて鑑賞しながら、5年間を振り返り、「自分の成長も感じた」と微笑む。その裏には、自身の努力だけでなく、脱退した2人の存在も大きな糧となっているようだ。

 「(坂本)ろ美さんは本当に優しさの塊みたいな人で、杉岡(泉美)さんは天然なのでいつもすごく場が和んで、本当に2人の性格は私の癒しでした。それに加えて、一緒に活動して、たくさんの時をともに重ねて、人とわかり合えることってこんなに素晴らしんだということに私は気づけました。それまでの私は、ちょっと喧嘩したりすると諦めちゃったり、人と深い関係を築く前に引いてしまう性格でしたから。2人といたことで、寄り添い合うことの大切さを学べたことは本当に大きな財産となりました」

 その積み重ねてきた時間を大切に思うからこそ、今後、ソロ活動にあたっては、「変化はつけず、今までのSARD UNDERGROUNDを大切に、進化していきたい」と、目を輝かす。

 「ZARDさんの楽曲を歌い継いでいくことはもちろん、今までのSARD UNDERGROUNDの世界観を変えることなく、大切に歌を届けていきたいと思っています。そのうえで、オリジナルでは、遠距離恋愛の歌とか、今まで描いたことのない歌も作って、歌って、どれが一番SARDっぽいか探していきたいですし、皆さんの心に寄り添えるような楽曲をもっともっと作っていきたいです。やはり3人の時より良くなったって思われたいですし、それが脱退した2人のためでもあると思いますから、まだまだ立ち止まらずに頑張りたいです。2人からも『友亜ちゃんの歌がもっともっと世の中に広まることを願っている』と言われているので、どんどん今を超えていきたいです!」

 6月からは、ソロとして初の全国ツアーがスタート。今回は、昨年の5ヶ所に加え、北海道、香川も予定されている。

 「初めての場所でのライブは、『待ってました!』とか『やっとライブに来られました!』と言ってくださる方がいるのが本当に嬉しいんです。香川は祖父の地元で、小さい頃からよく行っていた場所ですし、北海道はこれまでライブに行くことが難しかったという方も多いと思うので、とても楽しみです。会場によって雰囲気が全然違うので、どんな感じなんだろうって、すごくワクワクもしています」

 3人体制から1人になって、ステージに立つうえで不安はないのだろうか? 神野に聞いてみると、「不安より楽しみのほうが多い」とニッコリ。

 「『I still believe』をファンクラブイベントで初めて披露したとき、ファンクラブに入ってくださっている方しかいないのだから安心と思いつつも、2人のいないライブは未知の世界だし、すごく緊張していたのですが、やってみて、これからどんどん良くしていけそうだなと前向きになれたので、今は楽しみな気持ちでいっぱいです」

 3人でいたからこそ、「自分の負けず嫌いで、まっすぐ一心不乱な個性を再認識することもできた」と言う神野。「一人の女性として、中身も外見も磨きながら、後悔のないように、何事も諦めずに成長し続け、最後までやり遂げたい」と語るその目には、3人で歩んできた確かな時間によって培われた自信と、果てしなく広がる希望の光が輝いて見えた。

5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』より

5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』より

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文・河上いつ子

【リリース情報】
■SARD UNDERGROUND「I still believe」
2025年1月29日配信リリース

■5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』
2025年3月19日リリース
品番:GZXA-8045/価格:6600円(税込)
・LIVE:143分
・メイキング:約37分

5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』(3月19日リリース)

5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』(3月19日リリース)

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【ライブ情報】
『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2025』

■ライブハウスツアー
6月21日 香川県/festhalle
6月29日 宮城県/仙台Rensa
7月5日  愛知県/DIAMOND HALL
7月12日 福岡県/DRUM LOGOS
7月20日 北海道/札幌 PENNY LANE24

■ホールツアー
※day1:ZARD tribute 楽曲 only day/day2:オリジナル楽曲 only day
day1:8月30日 大阪府/箕面市立文化芸能劇場 大ホール
day2:8月31日 大阪府/箕面市立文化芸能劇場 大ホール
day1:9月9日  東京都/東京国際フォーラム ホールC
day2:9月10日 東京都/東京国際フォーラム ホールC

■SARD UNDERGROUNDオフィシャルサイト:http://sard-underground.jp/

■元記事:【インタビュー】SARD UNDERGROUND、ソロ体制となって本格始動 神野友亜、自らの決意を表明した新曲「I still believe」リリース 6月からは全国ツアーも開催>>>

■提供元:ORICON BiZ online>>>

関連写真

  • ソロ体制となって初の新曲をリリースしたSARD UNDERGROUNDの神野友亜(Vo.)
  • SARD UNDERGROUNDのソロプロジェクト初シングルとなる「I still believe」(2025年1月29日配信リリース)
  • 5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』より
  • 5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』より
  • 5周年記念LIVE Blu-ray『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2024 [tear drops]』(3月19日リリース)

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