1960年9月20日に開業した映画館『丸の内TOEI』(まるのうちとうえい/東京都中央区銀座3丁目)が、東映本社の入る東映会館の再開発に伴い、閉館することが決定。正式な閉館日(最終営業日)が7月27日に決まった。東映最後の直営館で、日本最後のロードサイドシアターとしても愛された劇場が約65年の歴史に幕を下ろす。 丸の内TOEIは、1960年9月20日に竣工した東映の現本社ビル「東映会館」に、「丸の内東映」と洋画封切館である「丸の内東映パラス」としてオープン。開館公演は二代目大川橋蔵主演の『海賊八幡船』(沢島忠監督)。2004年に名称を『丸の内TOEI』に統一、現行の2スクリーン体制で、銀座の顔として愛されてきた。
2025/01/16