6人組グループ・美 少年の藤井直樹が12日、北千住・シアター1010で行われた舞台『甘美なる誘拐』の取材会に参加した。 平居紀一『甘美なる誘拐』(宝島社)を舞台化。脚本・演出は岩崎う大(かもめんたる)が務める。ヤクザの下っ端、真二と悠人。人使いの荒い兄貴分にこき使われる2人の冴えない日常は、一体の他殺体を見つけてから変わり始める。同じ頃、調布で自動車部品店を営む植草父娘は、地上げ屋の嫌がらせで廃業に追い込まれかけていた。一方、脱法行為で金を稼ぐ宗教団体・ニルヴァーナでは、教祖の孫娘が誘拐され…。さまざまな事件が、衝撃のラストにどうやって帰結する?という物語となっている。 真二役の藤井は「ヤクザの末端で、ちょっとクールなイメージがあります。ちょっと気だるさもあるんですけど、ヤクザとしてのギラギラ感も持ってる。だるさもありつつ、ギラギラも出すのはちょっと難しいなと思いながら、なんとか仕上げてこれたのかなと思います」とアピール。自身にはない一面だったが「アイドルとして仕事に挑んでる時の気持ちはある種ギラギラするところはやっぱりある。そこをちょっと置き換えてやってみたら、なんとなくこんな感じなのかな、と」と語っていた。
2024/09/12