ボーカル上原大史、初期メンバーでもある柴崎浩(G)、木村真也(Key)の3人で2019年に始動して以降、楽曲リリース、ライブと積極的な活動を展開するWANDS第5期。今年1月にデジタルリリースされた「大胆」(CDリリースは4月)は、テレビシリーズ特別編集版『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』テーマソングとして、WANDSファンのみならず、コナン・ファンにも人気となった。そんな彼らが、同曲名の英訳「BOLD」をタイトルに冠した第5期として3度目となるライブツアー『WANDS Live Tour 2024 〜BOLD〜』を開催。愛知、大阪を巡って、7月8日の東京ガーデンシアターでファイナルを迎え、“ライブ・バンド”としてのしなやかな進化と実力を見せつけた説得力のあるステージで、満員の観客を魅了した。
■音楽的振れ幅の大きさこそWANDS第5期の真骨頂
重厚なインダストリアル風のオープニングSEが流れる中、暗闇のステージに突如スポットライトが当たると、センターのお立ち台にスタンバイしていた柴崎が、ギターでイントロを鋭利に刻む。次の瞬間、ドラムセットのさらに奥にある一番高いステージで上原が歌い始め、「We Will Never Give Up」で、ライブの幕が上がった。
続いて、軽快なビートで「GET CHANCE GET GROW」、真っ赤な照明の中でボーカルとギターの絡みが妖艶さを感じさせる「David Bowieのように」を歌い終えると、上原は「ここから見ていても、いろんな方が来ているなって思います。でも共通しているのは、みんなWANDSのライブを楽しみに来たこと。だから、一番前の列から、一番後ろの列、端から端まで、みなさん平等に、同じように盛り上がってほしいと思います!」と観客にメッセージを送った。
そして演奏された「賞味期限切れ I Love You」では、WANDS第5期のライブを支えるサポート・ミュージシャン、二家本亮介(Ba)、神田リョウ(Dr)と絶妙のコンビネーションで柴崎が複雑なキメを難なくこなし、ジャジーな大人のプレイを展開。直後、トレモロを効かせたギター・フレーズから上原が「東京ぶっ飛べ!」とシャウトして始まったのは、まだ音源化こそされていないセルフカバー「FLOWER」だ。この曲での狂暴な上原のボーカルと、次に披露されたグランジ・ロック感溢れる「Secret Night 〜It's My Treat〜」は“今”のWANDSのバンド感を象徴するハードさだ。加えて、「Secret Night 〜It's My Treat〜」での上原のボーカルは圧巻。サビの高音域以上に、そこに至るまでの比較的低い音域で歌う部分での声の太さやふくよかな響きは実に魅力的であった。
そのロック感からは一転、上原、柴崎、二家本がドラムセットの置かれている台に腰かけ、「空へ向かう木のように」を柔らかく奏でる。この4曲で見せた音楽的振れ幅の大きさこそ、WANDS第5期の真骨頂だ。
ここから、ライブのテンションをさらに上げていこうと「みなさん、ストレス溜まってますか!?」と観客に呼びかける上原。
ところが、「オレは……そんなに溜まってないんですけど」と続けたことでMCはあらぬ方向に。会場を笑わせながらも、「何の話だっけ?(笑) ストレス、みなさんは溜まってますから!」と無理矢理に軌道修正し、「どうしても、そういう設定にしたいのね(笑)」と柴崎に突っ込まれつつ、「ライブは、日頃のうっぷんを晴らす場。ストレス発散には声を出すのがいいらしいですよ! 今回のツアー・タイトル『BOLD』には『大胆』という意味もありますが、『恐れ知らず』『勇敢』『図々しい』という意味もあるみたいです。だからみなさん、BOLDツアーに来たからには、めちゃめちゃ図々しくなってもらいましょうか! 勇敢になってもらいましょうか! 恐れ知らずになってもらいましょうか! みなさん、BOLDになれますか! やれんのか東京! 拳にみなさんの魂を、叫びをぶつけてください!」
こんな煽りから「SHOUT OUT!!」へと突入すると、ドラマー神田が叩き出すラウドなビートに合わせて会場は手拍子と歓声で一気にヒートアップ。ギターとベースのユニゾンリフに自然と身体が動かされる「honey」では、上原はアダルトな色気たっぷりのボーカルを披露し、楽曲の終盤には、上原と柴崎がアドリブで“止まらない”かけ合いバトルを展開。その勢いのまま、「真っ赤なLip」「RAISE INSIGHT」「Burning Free」とWANDSライブに欠かせない楽曲を連発し、会場を埋め尽くす観客を熱狂させた。
その熱気をクールダウンさせるかのように、柴崎が「浩、喋ります」とユーモアを込めつつ、第5期の活動について振り返った。
「上原と僕、木村くんと第5期を始動して4年半くらい経つんですけど、本当にちょっとずつ、みんなが『WANDSいいね』と言ってくれて。ゆっくり今日まで歩いて来た感じなんですけど、本当に、どの時期から好きになってくれた人も、一人一人のおかげで今日を迎えられたと思っています。みなさんありがとうございます」
■世代と時代を超えたファンを惹きつける 唯一無二のボーカルとバンドとしての一体感
そんな柴崎のMCを受けて歌われたのは、初期WANDSの名曲「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」「愛を語るより口づけをかわそう」の第5期バージョン3曲。90年代に一世を風靡した楽曲たちが、上原のボーカル、そしてサポートメンバーを含めた今のWANDSのバンドサウンドによって新たな命を吹き込まれたように歌われ、過去と現在、そして未来がシームレスにつながっていくような瞬間であった。なかでも「時の扉」では、上原が奥の一番高いステージで歌い、柴崎と二家本が一段下がった左右のステージ、そして神田のドラムセットがセンターフロントとなるようなフォーメーションで演奏され、4人で作り出すダイヤモンド型がより一層バンドの強い一体感を表現していた。
そうした光景を見て、この4年半の活動で、上原は他の誰でもない、WANDSのボーカルとして唯一無二の存在となっていることを実感した。むしろ上原のボーカル無しに、今のWANDSはあり得ないと言っても過言ではないだろう。この日のライブ直前に公開された上原と柴崎のインタビューで、WANDS第5期に参加した時の苦悩や葛藤を赤裸々に語った上原。しかし、やや話は逸れるが、誰もが知るシャネルやサンローラン、ルイ・ヴィトンといった世界的ファッション・ブランドも、時代によってメイン・デザイナーが交代しながら、その時々で新しい風を取り込み、何十年もブランドを継続させ続けている。プロ野球やサッカークラブも、チーム名は変わらずとも、実際にプレイする選手は毎年のように入れ替わりつつ、チームのアイデンティティを受け継ぎ、そして、それぞれの時代で新たなヒーローを生み出していく。
WANDSも、まさにそれらと同じなのではないだろうか。“今”の屋台骨を支えているのは間違いなく上原の歌であり、そこにWANDSサウンドのトリートメントを施し、DNAを注入しているのが、柴崎と木村なのだ。そして何よりも、いい作品を生み出し続けているからこそ、90年代からのファンにも、第5期から聴き始めたファンにも支持される“今”を作り出し得たのだろう。それは、何よりも第5期が4年半続いているという事実がはっきりと証明している。世代と時代を超えたファンたちを惹きつける魅力を、今のWANDSは十分に持ち合わせているのだ。
そんなことを考えていると、「愛を叫びたい」がドラマチックに、続いてツアー・タイトルでもある「大胆」がパワフルに歌われ、「これからのみなさんの人生が素晴らしいものになりますように」という上原の言葉から、ブルーのミラーボールが煌めく中で「WONDER STORY」を披露。伸びやかでふくよかな上原のロングローンが美しいビブラートをまとって会場に響き渡ると、大きな拍手とともに本編のラストを飾った。
アンコールでは、サポートメンバーも含めてトークを行った上原と柴崎。
二家本 第5期WANDSに関わらせていただくようになって、今回の進化の幅と言いますか、より高みに行ってるような気がしていて。本当にバンドの気持ちでやってるので、次のツアーはもっとたくさんやりたいですね。
神田 (ツアーが終わるのが)あっと言う間すぎて。本当に何か、ライブが終わった後に、仕事付き合いとかでなく、バンドの空気感で反省会がやれていて。だから、もっといっぱいライブをやりましょう!
これを受けて、2人も言葉を交わした。
柴崎 90年代に僕がやっていた期間を、もうすぐ超えるんですよね。上原とやり始めて、もうすぐ5年。90年代、僕はツアーを1回しかやっていなくて。それが上原とやり出して3回目のツアーなんです。
上原 ライブをやるバンドになったんですよね。
柴崎 そう。去年のツアーから、1本1本、前進できているという感覚が我々の中にあって。
上原 本当にそういうことが重なって、バージョンアップできたという感じですね。90年代から応援してくれている人、新たに好きになってくれた人、みなさんが応援してくれているからこその今で。WANDS第5期として5年やらせてもらって、最初は正直、何回もくじけそうになって。でもそういう時に、メンバーやスタッフ、サポートのみなさんに支えられたけど、でもやっぱり何より一番は、ライブの時のみなさんの表情だったり、本当に楽しみにライブを待ってくれている人がいて、「そうなんだ、頑張んないとな」って、みなさんの姿を想像して、踏みとどまれて、頑張ろうと思えました。WANDSを5年間も続けさせてくれたのは、本当にみなさんの偉業、功績だと僕は思っていて、改めて感謝を伝えたいと思います。
これまでのライブ以上に、何度も何度も観客に感謝の念を伝えた上原。その感謝を歌でも伝えるかのように「カナリア鳴いた頃に」を歌い、そしてラストの「世界が終るまでは…」では柴崎と肩を組みながら、観客に「歌ってくれ!」とマイクを向ける。その威風堂々とした姿からは、WANDSのボーカリストであることの自信と誇りに満ち溢れていたように思えた。そして最後、これでもかというほどのハイトーンを響かせると、上原は両手を広げ、天井を見上げて何度か頷くと、柴崎のオーバードライブ・サウンドと共鳴するように、この日のライブ、そして今回のツアーを締め括った。
文・布施雄一郎
■『WANDS Live Tour 2024 〜BOLD〜』
2024年7月8日(月)東京ガーデンシアター
<SET LIST>
01. We Will Never Give Up
02. GET CHANCE GET GROW
03. David Bowieのように
04. 賞味期限切れI love you
05. FLOWER(セルフカバー)
06. Secret Night 〜It’s My Treat〜 [WANDS第5期ver.]
07. 空へ向かう木のように
08. SHOUT OUT!!
09. honey
10. 真っ赤なLip
11. RAISE INSIGHT
12. Burning Free
13. もっと強く抱きしめたなら [WANDS第5期ver.]
14. 時の扉 [WANDS第5期ver.]
15. 愛を語るより口づけをかわそう [WANDS第5期ver.]
16. 愛を叫びたい
17. 大胆
18. WONDER STORY
<encore>
01: MILLION MILES AWAY [WANDS第5期ver.]
02: カナリア鳴いた頃に
03: 世界が終るまでは… [WANDS第5期ver.]
■「WANDS Live Tour 2024 〜BOLD〜」最終公演スペースシャワーTV独占放送!
放送時間:2024年8月26日(月) 22:00〜23:30
放送内容:https://tv.spaceshower.jp/p/00088453/
■WANDS Official Website:https://wands-official.jp/
■音楽的振れ幅の大きさこそWANDS第5期の真骨頂
重厚なインダストリアル風のオープニングSEが流れる中、暗闇のステージに突如スポットライトが当たると、センターのお立ち台にスタンバイしていた柴崎が、ギターでイントロを鋭利に刻む。次の瞬間、ドラムセットのさらに奥にある一番高いステージで上原が歌い始め、「We Will Never Give Up」で、ライブの幕が上がった。
続いて、軽快なビートで「GET CHANCE GET GROW」、真っ赤な照明の中でボーカルとギターの絡みが妖艶さを感じさせる「David Bowieのように」を歌い終えると、上原は「ここから見ていても、いろんな方が来ているなって思います。でも共通しているのは、みんなWANDSのライブを楽しみに来たこと。だから、一番前の列から、一番後ろの列、端から端まで、みなさん平等に、同じように盛り上がってほしいと思います!」と観客にメッセージを送った。
そのロック感からは一転、上原、柴崎、二家本がドラムセットの置かれている台に腰かけ、「空へ向かう木のように」を柔らかく奏でる。この4曲で見せた音楽的振れ幅の大きさこそ、WANDS第5期の真骨頂だ。
ここから、ライブのテンションをさらに上げていこうと「みなさん、ストレス溜まってますか!?」と観客に呼びかける上原。
ところが、「オレは……そんなに溜まってないんですけど」と続けたことでMCはあらぬ方向に。会場を笑わせながらも、「何の話だっけ?(笑) ストレス、みなさんは溜まってますから!」と無理矢理に軌道修正し、「どうしても、そういう設定にしたいのね(笑)」と柴崎に突っ込まれつつ、「ライブは、日頃のうっぷんを晴らす場。ストレス発散には声を出すのがいいらしいですよ! 今回のツアー・タイトル『BOLD』には『大胆』という意味もありますが、『恐れ知らず』『勇敢』『図々しい』という意味もあるみたいです。だからみなさん、BOLDツアーに来たからには、めちゃめちゃ図々しくなってもらいましょうか! 勇敢になってもらいましょうか! 恐れ知らずになってもらいましょうか! みなさん、BOLDになれますか! やれんのか東京! 拳にみなさんの魂を、叫びをぶつけてください!」
こんな煽りから「SHOUT OUT!!」へと突入すると、ドラマー神田が叩き出すラウドなビートに合わせて会場は手拍子と歓声で一気にヒートアップ。ギターとベースのユニゾンリフに自然と身体が動かされる「honey」では、上原はアダルトな色気たっぷりのボーカルを披露し、楽曲の終盤には、上原と柴崎がアドリブで“止まらない”かけ合いバトルを展開。その勢いのまま、「真っ赤なLip」「RAISE INSIGHT」「Burning Free」とWANDSライブに欠かせない楽曲を連発し、会場を埋め尽くす観客を熱狂させた。
その熱気をクールダウンさせるかのように、柴崎が「浩、喋ります」とユーモアを込めつつ、第5期の活動について振り返った。
「上原と僕、木村くんと第5期を始動して4年半くらい経つんですけど、本当にちょっとずつ、みんなが『WANDSいいね』と言ってくれて。ゆっくり今日まで歩いて来た感じなんですけど、本当に、どの時期から好きになってくれた人も、一人一人のおかげで今日を迎えられたと思っています。みなさんありがとうございます」
■世代と時代を超えたファンを惹きつける 唯一無二のボーカルとバンドとしての一体感
そんな柴崎のMCを受けて歌われたのは、初期WANDSの名曲「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」「愛を語るより口づけをかわそう」の第5期バージョン3曲。90年代に一世を風靡した楽曲たちが、上原のボーカル、そしてサポートメンバーを含めた今のWANDSのバンドサウンドによって新たな命を吹き込まれたように歌われ、過去と現在、そして未来がシームレスにつながっていくような瞬間であった。なかでも「時の扉」では、上原が奥の一番高いステージで歌い、柴崎と二家本が一段下がった左右のステージ、そして神田のドラムセットがセンターフロントとなるようなフォーメーションで演奏され、4人で作り出すダイヤモンド型がより一層バンドの強い一体感を表現していた。
そうした光景を見て、この4年半の活動で、上原は他の誰でもない、WANDSのボーカルとして唯一無二の存在となっていることを実感した。むしろ上原のボーカル無しに、今のWANDSはあり得ないと言っても過言ではないだろう。この日のライブ直前に公開された上原と柴崎のインタビューで、WANDS第5期に参加した時の苦悩や葛藤を赤裸々に語った上原。しかし、やや話は逸れるが、誰もが知るシャネルやサンローラン、ルイ・ヴィトンといった世界的ファッション・ブランドも、時代によってメイン・デザイナーが交代しながら、その時々で新しい風を取り込み、何十年もブランドを継続させ続けている。プロ野球やサッカークラブも、チーム名は変わらずとも、実際にプレイする選手は毎年のように入れ替わりつつ、チームのアイデンティティを受け継ぎ、そして、それぞれの時代で新たなヒーローを生み出していく。
WANDSも、まさにそれらと同じなのではないだろうか。“今”の屋台骨を支えているのは間違いなく上原の歌であり、そこにWANDSサウンドのトリートメントを施し、DNAを注入しているのが、柴崎と木村なのだ。そして何よりも、いい作品を生み出し続けているからこそ、90年代からのファンにも、第5期から聴き始めたファンにも支持される“今”を作り出し得たのだろう。それは、何よりも第5期が4年半続いているという事実がはっきりと証明している。世代と時代を超えたファンたちを惹きつける魅力を、今のWANDSは十分に持ち合わせているのだ。
そんなことを考えていると、「愛を叫びたい」がドラマチックに、続いてツアー・タイトルでもある「大胆」がパワフルに歌われ、「これからのみなさんの人生が素晴らしいものになりますように」という上原の言葉から、ブルーのミラーボールが煌めく中で「WONDER STORY」を披露。伸びやかでふくよかな上原のロングローンが美しいビブラートをまとって会場に響き渡ると、大きな拍手とともに本編のラストを飾った。
アンコールでは、サポートメンバーも含めてトークを行った上原と柴崎。
二家本 第5期WANDSに関わらせていただくようになって、今回の進化の幅と言いますか、より高みに行ってるような気がしていて。本当にバンドの気持ちでやってるので、次のツアーはもっとたくさんやりたいですね。
神田 (ツアーが終わるのが)あっと言う間すぎて。本当に何か、ライブが終わった後に、仕事付き合いとかでなく、バンドの空気感で反省会がやれていて。だから、もっといっぱいライブをやりましょう!
これを受けて、2人も言葉を交わした。
柴崎 90年代に僕がやっていた期間を、もうすぐ超えるんですよね。上原とやり始めて、もうすぐ5年。90年代、僕はツアーを1回しかやっていなくて。それが上原とやり出して3回目のツアーなんです。
上原 ライブをやるバンドになったんですよね。
柴崎 そう。去年のツアーから、1本1本、前進できているという感覚が我々の中にあって。
上原 本当にそういうことが重なって、バージョンアップできたという感じですね。90年代から応援してくれている人、新たに好きになってくれた人、みなさんが応援してくれているからこその今で。WANDS第5期として5年やらせてもらって、最初は正直、何回もくじけそうになって。でもそういう時に、メンバーやスタッフ、サポートのみなさんに支えられたけど、でもやっぱり何より一番は、ライブの時のみなさんの表情だったり、本当に楽しみにライブを待ってくれている人がいて、「そうなんだ、頑張んないとな」って、みなさんの姿を想像して、踏みとどまれて、頑張ろうと思えました。WANDSを5年間も続けさせてくれたのは、本当にみなさんの偉業、功績だと僕は思っていて、改めて感謝を伝えたいと思います。
これまでのライブ以上に、何度も何度も観客に感謝の念を伝えた上原。その感謝を歌でも伝えるかのように「カナリア鳴いた頃に」を歌い、そしてラストの「世界が終るまでは…」では柴崎と肩を組みながら、観客に「歌ってくれ!」とマイクを向ける。その威風堂々とした姿からは、WANDSのボーカリストであることの自信と誇りに満ち溢れていたように思えた。そして最後、これでもかというほどのハイトーンを響かせると、上原は両手を広げ、天井を見上げて何度か頷くと、柴崎のオーバードライブ・サウンドと共鳴するように、この日のライブ、そして今回のツアーを締め括った。
文・布施雄一郎
■『WANDS Live Tour 2024 〜BOLD〜』
2024年7月8日(月)東京ガーデンシアター
<SET LIST>
01. We Will Never Give Up
02. GET CHANCE GET GROW
03. David Bowieのように
04. 賞味期限切れI love you
05. FLOWER(セルフカバー)
06. Secret Night 〜It’s My Treat〜 [WANDS第5期ver.]
07. 空へ向かう木のように
08. SHOUT OUT!!
09. honey
10. 真っ赤なLip
11. RAISE INSIGHT
12. Burning Free
13. もっと強く抱きしめたなら [WANDS第5期ver.]
14. 時の扉 [WANDS第5期ver.]
15. 愛を語るより口づけをかわそう [WANDS第5期ver.]
16. 愛を叫びたい
17. 大胆
18. WONDER STORY
<encore>
01: MILLION MILES AWAY [WANDS第5期ver.]
02: カナリア鳴いた頃に
03: 世界が終るまでは… [WANDS第5期ver.]
■「WANDS Live Tour 2024 〜BOLD〜」最終公演スペースシャワーTV独占放送!
放送時間:2024年8月26日(月) 22:00〜23:30
放送内容:https://tv.spaceshower.jp/p/00088453/
■WANDS Official Website:https://wands-official.jp/
2024/08/07



