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『ちびまる子ちゃん』TARAKOさん最後の声に惜しむ声 34年担当で聞き納め「最後だと思いたくない」「まだまだ元気な声。信じられない」

 テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜 後6:00)で、主人公・まる子の声を34年間務めてきたTARAKOさんが3月4日未明、亡くなった。これを受け、TARAKOさんが出演している『ちびまる子ちゃん』最後のエピソードが24日、放送された。

『ちびまる子ちゃん』(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

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 放送時間になると、まる子が「みんな集まって!ちびまる子ちゃんが始まるよ!」と呼びかけ、同アニメの第2期(1995年)オープニング曲である渡辺満里奈の「うれしい予感」が当時の映像とともに流れた。

 ネット上では「主題歌が懐かしい」「懐かしいOPと絵柄」「粋な事してくれますね…」と懐かしむ声が寄せられ、Xでは放送15分でトレンド1位に。

 この日は1時間スペシャルで『ぜんぜん知らない親せきの人』の巻、『さくら家に謎の影!?奴の名はG』の巻、『たまちゃんのゆううつ』の巻、『まる子、水の味がわかる?』の巻の4本が放送。

 そして、TARAKOさんが出演した最後の新作「まる子、水の味がわかる?」の巻の放送を終えると、ネット上では「これが最後だと思いたくないです…」「本当にもう声を聞けないんですか?」「まるちゃんにいつも笑わせてもらいました。TARAKOさんの声は私の青春です」「まだまだ元気な声だったけど、もう聞けないのは信じられないです」など惜しむ声があがった。

  なお、「まる子、水の味がわかる?」の巻の物語では水を飲み比べするシーンがあり、まる子の最後のセリフは水を飲んで「ぷは〜っ」だった。そして、TARAKOさん最後の出演ということもあり、ラストのエピソード放送後に、初期の映像が流れて親友のたまちゃんにまる子が「もしケンカしてもどうせわたしが悪いんだろうからさ、その時は謝りにいくから待っててね。いつまでも苦労かけるねぇ」と声をかけ、「ずっと仲良しでいようね」に「うん。いようね」と笑顔を見せて、次回予告もTARAKOさんの声で「お楽しみにね!」で番組を締めくくった。

 TARAKOさんは1981年、アニメ『うる星やつら』で声優デビュー。83年には、シンガーソングライターとしてデビューした。90年より『ちびまる子ちゃん』で主人公のまる子役を務め、代表作は『まじかる☆タルるートくん』(タルるートくん)、『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』(チビキング)など。96年、演劇集団WAKUを主宰し、舞台の脚本・演出を手がけた。

 アニメ以外の声の仕事も精力的で、『女神のマルシェ』(日本テレビ)、『しあわせ家族計画』(TBS)、『銭形金太郎(テレビ朝日)など各局のテレビ番組のナレーションも多く務めてきたほか、明治乳業、バンダイ、森永製菓、ケーズデンキなど各企業のCMナレーションも担当した。

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  1. 1. 『ちびまる子ちゃん』TARAKOさん最後の声に惜しむ声 34年担当で聞き納め「最後だと思いたくない」「まだまだ元気な声。信じられない」
  2. 2. 『ちびまる子ちゃん』最後に粋な演出 貴重な初期映像&TARAKOさんの声で次回予告も「お楽しみにね!」

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