23日に行われる『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』（神戸ワールド記念ホール）で、ドーピング陽性で出場停止中だった木村“フィリップ”ミノルの復帰が発表し、ブアカーオ・バンチャメークと対戦することが発表された。会見に登壇した木村は、先日の会見で朝倉未来戦が発表された平本蓮に対してリスペクトを示した。

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　木村と平本はともに新生K-1で活躍し、2015年9月には対戦（判定3−0で木村が勝利）。現在はともにRIZINを主戦場としている。

　今月16日の会見では、7月28日にさいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンバージョン（4万人以上を収容）で『超RIZIN.3』を開催し、メインに朝倉未来vs.平本蓮が行われることが発表された。平本はMMA戦績わずか6戦ながら、巧みなSNS術と大胆不敵なトラッシュトークで自身の存在感を高め続け、日本トップの知名度を誇る朝倉との試合を実現させた。

　そんな平本について、木村は「試合したのはだいぶ昔ですけど、俺は平本選手が好きなのでどんどん行ってくれる感じを応援しています。ああいう試合を持ってきたというか、あのカードを盛り上げたのはやっぱり蓮くんの才能だと思うし、それがこの盛り上がりにでているので、すごいリスペクトしているし、さすがだなって思います」と賛辞を送った。

　また、「俺もそういう刺激を受けるところがたくさんあるので、自分も（ブアカーオ戦で）いいところを見せて、すごいなって思わせたいです」と復帰戦でのアピールを誓った。

　木村は2022年末にK-1を離脱し、7年ぶりにRIZINに参戦した『RIZIN.43』では、ロクク・ダリから豪快なKO勝利を収めたが、試合後のドーピング検査で陽性が発覚して失格＆半年間の出場停止処分となった。

　停止期間が明ける大みそか大会で安保瑠輝也との対戦が発表されたが、2度目の検査でも陽性反応となり、試合は中止に。そして今年2月の3度目の検査で陰性となり、ブアカーオとの復帰戦が決定した。

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