今週23日に行われる『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』（神戸ワールド記念ホール）の追加カード会見が18日に都内で行われ、ドーピング陽性で出場停止中だった木村“フィリップ”ミノルの復帰が発表し、ブアカーオ・バンチャメークと対戦することが発表された。木村は昨年大みそかに対戦が発表されたものの、自身のドーピング違反で試合が消滅した安保瑠輝也に対して「1回シバかなきゃ」と挑発した。

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　会見冒頭は反省しきりの木村だったが、ドーピング使用を止めてからの体調変化を聞かれると「今はもうそれがなくても自分で強さを求めて、強くなることができる。今は使っていた時よりもパフォーマンスも体の状態も格段に上だと思います」とにアピール。また、過去にドーピングを使用していた選手が「やめると自信がなくなる」とよく話しているが、「その辺は何回も通り過ぎました」と前を見据えた。

　復帰戦となるブアカーオは、昨年5月に安保と対戦してドローに終わった。その試合について「ドローだったけどブアカーオ選手が持っていっていた印象なので、そこをしっかり警戒して。安保選手以上の結果はもちろん出しますし、ここで安保に負けるわけにはいかないので、ものすごいKOで『アイツとは違うな』って見せたいです」と、間接的に“安保超え”を宣言した。

　また、RIZIN榊原信行CEOが木村と安保の試合を再び組みたい意向を明かすと、木村も「安保は1回シバかないといけないと思う。MMA頑張ってると思うけど、似合わないオープンフィンガーグローブ置いてキックボクシングでやろうよ。僕の結果次第だと思うので、彼のケツに火をつけて『試合をやらないと』って思わせるものを見せたい」と安保とのキックルールでの試合を希望した。

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