大阪名物「551蓬莱」の豚まんの一部製造分に異物が混入していたことが判明したとして、運営会社の蓬莱が16日、同社公式サイトに「お詫びと回収」を掲載した。

　異物が混入したのは、16日製造分の豚まん。「『豚まん』の具に使用している“玉ねぎの洗浄カットライン”の水はね防止カバーの樹脂に欠損がみられ、それが混入いたしました」と説明した。

　対応について「樹脂を誤って食した場合は吸収されず排出されるため、健康被害はないと考えられますが、万全を期すために当該製品を回収いたします」とした。

　「お買い求めいただきましたお客様には、ご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。豚まんは食べずに「料金着払い」で返送を呼びかけ、製品代金は返金すると伝えた。

　そして「お客様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けいたしますことを深くお詫び申し上げます。今後このような事態が発生することのないよう、一層の管理体制の強化に努め、万全を尽くす所存でございます。ご理解賜りますようお願い申し上げます」とつづった。