スタジオジブリの鈴木敏夫代表取締役プロデューサーが15日、愛知県長久手市のジブリパーク(愛・地球博記念公園内)に16日よりオープンする新エリア「魔女の谷」を訪れ、取材に応じた。日本時間11日に発表された「第96回アカデミー賞」で長編アニメーション賞を受賞した『君たちはどう生きるか』の宮崎駿(※崎=たつさき)監督と交わした会話について明かした。
鈴木プロデューサーは、受賞後に都内で記者会見後、すぐに宮崎監督と会って、「とりとめのない話をした」という。その時のやりとりを「まさか一度、引退を発表して、それを撤回して、もう一回映画作りに取り組んだわけでしょう。アカデミー賞がどうのとか、考えていなかった。それどころか歳が歳でしょう。作っているうちに死んじゃうんじゃないかと(笑)。(宮崎監督は)とにかく最後までたどり着けたことが一番うれしい、とそれを強く言っていた。後に冗談で『僕が言っているのはお金のことだ。鈴木さんがお金を出してくれたから映画が作れた』と言っていましたが」と振り返った。
ただ、2人で受賞を喜び合うようなことはしてないそうで、「恥ずかしいじゃないですか。顔を突き合わせてね、『お互い良かったですよね』というのはこの年齢になってもうやりたくないんで(笑)。だからそういったやり取りは電話でした」と話していた。
2017年に「ジブリパーク」の整備構想が発表されてから、22年11月に第1期として「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つのエリア、第2期として昨年11月1日に「もののけの里」、そして「魔女の谷」のオープンによって、全5エリアが完成。
魔女の谷は、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風のエリアで、『魔女の宅急便』の「グーチョキパン屋」や「オキノ邸」、『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」や「ハウルの城」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」などがある。
なお、ジブリパークのチケットは平日、土・日・休日ともすべて日時指定の予約制(入場時間のみ指定、退場時間の制限なし)。詳しいチケット情報はウェブサイトのチケットページ https://ghibli-park.jp/ticketに掲載。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
鈴木プロデューサーは、受賞後に都内で記者会見後、すぐに宮崎監督と会って、「とりとめのない話をした」という。その時のやりとりを「まさか一度、引退を発表して、それを撤回して、もう一回映画作りに取り組んだわけでしょう。アカデミー賞がどうのとか、考えていなかった。それどころか歳が歳でしょう。作っているうちに死んじゃうんじゃないかと(笑)。(宮崎監督は)とにかく最後までたどり着けたことが一番うれしい、とそれを強く言っていた。後に冗談で『僕が言っているのはお金のことだ。鈴木さんがお金を出してくれたから映画が作れた』と言っていましたが」と振り返った。
ただ、2人で受賞を喜び合うようなことはしてないそうで、「恥ずかしいじゃないですか。顔を突き合わせてね、『お互い良かったですよね』というのはこの年齢になってもうやりたくないんで(笑)。だからそういったやり取りは電話でした」と話していた。
2017年に「ジブリパーク」の整備構想が発表されてから、22年11月に第1期として「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つのエリア、第2期として昨年11月1日に「もののけの里」、そして「魔女の谷」のオープンによって、全5エリアが完成。
魔女の谷は、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風のエリアで、『魔女の宅急便』の「グーチョキパン屋」や「オキノ邸」、『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」や「ハウルの城」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」などがある。
なお、ジブリパークのチケットは平日、土・日・休日ともすべて日時指定の予約制(入場時間のみ指定、退場時間の制限なし)。詳しいチケット情報はウェブサイトのチケットページ https://ghibli-park.jp/ticketに掲載。
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2024/03/16