サントリー食品インターナショナルが、今年で発売20周年を迎えるサントリー緑茶「伊右衛門」の大幅リニューアルを発表した。味わい、パッケージデザインをともに刷新し、3月12日から全国で発売する。発売に先立ち29日、都内で『「伊右衛門」戦略・新CM発表会』を開催した。 サントリー緑茶「伊右衛門」は、創業200年以上の歴史を持つ京都の老舗茶舗・福寿園の茶匠が厳選した茶葉を使用した本格緑茶として2004年3月に発売が開始され、今年20周年を迎える。 サントリーの多田誠司氏は、昨年の実績について「飲料出荷は過去最高を達成したものの、伊右衛門(特茶などを含まず本体緑茶のみ)の販売数量は、20年のリニューアルで一度復調したものの、過去最低値となりました」と報告し、飲料市場で最も大きなカテゴリーである日本茶系飲料において「このカテゴリーで負ける訳にはいかない。必ず再起します」と伝えた。
2024/02/29