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『好きなYouTuber』二宮和也率いる“よにのちゃんねる”が2連覇

 近年、専業配信者に比べ、お笑い芸人や俳優、アイドル、元プロ野球選手など、多様なジャンルからの参入が増加傾向にあるYouTuber。ORICON NEWSでは、10〜50代の男女1000人にアンケート調査を行ない、『第6回好きなYouTuberランキング』を発表。その結果、二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨からなるYouTubeのみのオリジナルユニット【よにのちゃんねる】が、昨年に引き続き1位となった。

『第6回好きなYouTuberランキング』1位は『よにのちゃんねる』に決定 (C)oricon ME inc.

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■4人が作り出す“ゆるさ”を前面に押し出した独自の“コンテンツ力”でV2達成

 昨年12月にチャンネル名を変更した【よにのちゃんねる】が、今年も首位を獲得。所属事務所の新体制に伴い、新たなチャンネル名を公募、5つの候補から同チャンネル名に決定した。由来は「4人のチャンネル」という意味と、二宮のニックネームである「にの」を合わせた。2021年4月からスタートし、現在まで435万人(2024年2月20日時点)のチャンネル登録者を有する。

 ここまでの人気チャンネルになった理由の一つに“自然体・ゆるさ”というのがある。ユーザーも「ゆるい空気感が好きだから。1番ゆるい、生配信が意外にも好きかもしれないです」(大阪府/20代/女性)、「ゆるっとした空気が良い。会話のテンポがよく、編集も上手。品がある。企画も多岐にわたり全てが面白い。ハズレ回がない」(東京都/50代/女性)と、テレビでは観ることのできない“よにの”だけの空気感で支持を集めている。

 また、同チャンネルは動画の監修と文字入れは二宮が、編集作業の一部は中丸が担当。YouTubeでよく観る「ルーティン動画」「ドッキリ動画」などの企画ものも豊富だが、“よにの”ならではの視点を入れて展開していく。これにはユーザーも「枠にとらわれていないし、従来のYouTuberのように何かに取り組むこともなく日常的で良い。いつでも気軽に観られる」(東京都/10代/女性)、「人の飾らない人柄が好き。ゆるいけれど、面白いところが凄い。朝食シリーズや普段観られない裏側が観れる動画が特にお気に入りです」(神奈川県/20代/女性)と、彼らのファンはもちろんだが、YouTube好きをも取り込むコンテンツ力が支持獲得の要因となっているようだ。

■“あの頃のエガちゃん”を欲する男性ファンの熱い支持で上位をキープ

『第6回好きなYouTuberランキング』2位は江頭2:50がキープ (C)ORICON NewS inc.

『第6回好きなYouTuberランキング』2位は江頭2:50がキープ (C)ORICON NewS inc.

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 昨年と同様、2位は【江頭2:50】。2020年1月31日より「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」を開設。1年間でのチャンネル登録者数100万人を目標としていたが、開設9日目で達成。現在の登録者数は427万人(2024年2月20日時点)に上る人気チャンネルだ。

 そんな江頭には「破天荒な企画と江頭さんのキャラクターがマッチしていて全く飽きないし、本当に何度見ても面白いですね!」(北海道/40代/男性)、「地上波では絶対に放送できない内容がただあるが、本気でぶつかる江頭さんが好きです。大食い対決や女性雀士との対決などが好きですね」(埼玉県/50代/男性)と、江頭のテレビ時代を知る40代・50代男性からのコメントが多数寄せられている。地上波ではできない攻めた姿勢を求める熱狂的なファンからの支持が集中した。

 一方で、「江頭さんの人の良さが全面に出ていて、見ていて嫌な気持ちにならないから。純粋に企画が面白いから」(神奈川県/10代/男性)、「今まで持っていたTVのイメージ通りではなく素の江頭の人間性を垣間見られるところ」(千葉県/30代/男性)という意見も。

 体を張った企画も多い反面、素の江頭が見られる「初めての〇〇」シリーズ。忖度なく味を評価していくもののほかにも「江頭56歳、初めてのAmazon」や「江頭、初めてのスーパーマリオブラザーズ」など、彼のチャーミングさも見られるコンテンツも。芸風全開の“過激さ”と、人間性の良さがにじみ出る“素”、この相反する2つのバランス感覚が称賛されている理由の一つとなっている。

■先駆者クオリティーが家族で見ても安心な優良コンテンツ

『第6回好きなYouTuberランキング』3位はHIKAKIN、結婚報告も話題に (C)oricon ME inc.

『第6回好きなYouTuberランキング』3位はHIKAKIN、結婚報告も話題に (C)oricon ME inc.

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 3位は、登録者1200万人超の人気YouTuber【HIKAKIN】。1月1日には、自身のYouTubeチャンネルを更新し、30代の一般女性と結婚したことを報告。動画の冒頭で「30代の一般女性と結婚しました」と伝え、「爆破で報告」「雪山で報告」「10万粒のぷよぷよボールで報告」など“結婚報告100連発”で視聴者を驚かせた。

 そんなHIKAKINには「子どもがハマっていて一緒に見ているから」(青森県/30代/女性)、「安心感と誠実さが他のYouTuberよりも抜きん出ている」(茨城県/30代/男性)という意見が多数。炎上リスクや暴露系などが目立つ内容が多いYouTubeのなかでも、不快な表現がなく、安心して観ていられる「優良コンテンツ」であることが称賛されている。

 『HikakinTV』は2011年7月に開設、1270万人が登録。「さすが先駆者なクオリティー」(静岡県/40代/男性)、「第一人者である」(滋賀県/50代/男性)と、国内YouTuberではパイオニア的存在だと認められている。 

■料理・お笑い・クイズ…初ランクインは3組

『第6回好きなYouTuberランキング』4位には料理研究家・リュウジが初ランクイン (C)ORICON NewS inc.

『第6回好きなYouTuberランキング』4位には料理研究家・リュウジが初ランクイン (C)ORICON NewS inc.

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 料理研究家でYouTuber【リュウジ】が初登場で4位に。YouTubeやツイッターで更新し続ける「簡単・爆速レシピ」が話題を集めている。2018年に開設した『料理研究家リュウジのバズレシピ』は466万人のユーザーがチャンネル登録している。

 料理というジャンルなこともあり、女性からの票が多数。「料理初心者でも作れる美味しいレシピをたくさん公開しているから参考になります」(愛知県/30代/女性)、「リュウジさんのレシピ、美味しい、早い、めんどくさくないと働く自炊人の救世主のような神レシピなうえ、ご本人も面白い方なので料理しないときでも見てます」(福岡県/40代/女性)と、一人暮らしの女性や毎日の献立に悩む主婦の救世主となっている。

 5位にランクインしたのは【チョコレートプラネット】。チャレンジ系、コント、ロケなど様々な企画を投稿しているが、なかでも定番となっているのが「悪い顔選手権」企画。長田庄平と松尾駿がもしも逮捕されるようなことがあった場合、どちらが悪い顔をできるか競い合うという趣旨のもと誕生した。チャンネル内で多彩なゲストが“悪い顔”にチャレンジする一方で、テレビ番組でも展開される人気企画だ。

 2020年からスタートしている企画ではあるが、「『悪い顔選手権』が面白いとすすめられてからハマってる。『悪い顔選手権』、大好きです」(神奈川県/40代/女性)といまだファンを獲得している。

 ほかにも「動画のテーマが独特で面白い。(架空の偉人の名言を創作するなど)2人の仲が良さそうで、観ていて安心するのも良い」(千葉県/20代/男性)、「専門家になってインタビュー形式で対談するやつ。適当なカタカナ語を使ってそれらしく見せているけど全然内容がないので面白い」(神奈川県/40代/男性)など、コント師ならではの動画で幅広い世代に称賛されている。

 6位には、クイズ王伊沢拓司率いる、東大発の知識集団【QuizKnock(クイズノック)】がランクイン。メンバーであるふくらPの提案で、2017年にYouTubeチャンネルを開設し、QuizKnockのメンバーがクイズや謎解き、実験を行う動画を投稿している。

 そんな彼らには、「クイズそのものだけでなく、クイズを楽しむ人の姿や勉強を楽しむ姿勢、学びながら遊ぶ・遊びながら学ぶということを伝えてくれるから。どの動画も面白いだけでなく、安心して見ることができるから」(東京都/30代/女性)という親世代からのコメントが多数。「学ぶことがこんなに楽しいということをここで知りました」(新潟県/50代/女性)と世代問わず“学ぶ”楽しさを動画で伝えていっている。

 TOP3は昨年と変わらぬ結果となったが、4位以下では大きな順位変動があった今回のランキング。コメントの中で散見されたのが「子どもと安心して見られる」「コンプライアンス意識の高さ」「誠実さ」というワードだ。一歩間違えば、炎上や暴露の餌食になってしまうリスクを知っているからこそ、企画の選定は重要であり、視聴者や視聴時間を限定しないコンテンツというのも、選ばれている理由になるのかもしれない。

【調査概要】
調査時期:2024年1月30日(火)〜2月5日(金)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)※YouTube視聴者
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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