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日本漫画家協会が声明 契約などで悩む漫画家たちに「ご相談ください」

 漫画『セクシー田中さん』で知られる漫画家・芦原妃名子さんが亡くなったことを受け、日本漫画家協会は公式Xを更新した。

漫画家協会の公式サイトより

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 Xでは「この度の訃報に接し、ご親族、関係者の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」と追悼し、「会員の皆様は、契約等のお悩みがございましたら協会までご相談ください。専門知識、または経験則のある人間が対応いたします。※会員の方で事務局のメールアドレスが不明の方は、DMにてお問い合わせください」と呼びかけた。

 同協会への入会は入会金1万円、年会費2万円がかかるが、メリットとして「文芸美術国民健康保険」に加入できるほか、写真入り身分証明書が発行され漫画家として証明できたり、契約書や仕事上のトラブルの際は相談・同協会の著作権部などが対応、税務相談もできる。

 ドラマ『セクシー田中さん』は、ドラマ終盤の脚本を芦原さん自身が執筆した。これに対する反響などを受け、1月26日、芦原さんは自身のXに「今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った」経緯を長文で投稿。文章は小学館と事実確認したとするもので、自身の原作への思いとともに、ドラマ制作前に「必ず漫画に忠実に」などの条件を確認するも、「当初の条件は守られず」と説明。

 ラストには「最後となりましたが、素敵なドラマ作品にして頂いた、素晴らしいキャストの皆さんや、ドラマの制作スタッフの皆様と、『セクシー田中さん』の漫画とドラマを愛してくださった読者と視聴者の皆様に深く感謝いたします」と結んでいた。

 28日には同投稿を削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と記した。同内容を掲載していたブログにもアクセスできなくなった。29日に死去が報じられた。

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