俳優の綾瀬はるか（38）が世界10の地域を食べ歩く姿を、日本を代表するフォトグラファーが撮影する写真集プロジェクト『ハルカノイセカイ』（講談社）の第5弾「ローマ編」が、25日に発売された。魅力的なカットが多数収録されている本誌から、ORICON NEWS独占カットが到着した。

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　本作は、さまざまな作品で魅力を発揮する綾瀬の美を表現する時に用いられる「素の美しさ」に注目し、女性の根源的な美しさを写し撮る書籍をつくるうえで、食べるという行為を中心に構成。人気フォトグラファーが世界10地域で食べて、食べて、食べ歩く、綾瀬の姿を撮影し、各国の食文化の魅力に迫っていく。

　コロナ禍を経ておよそ2年半ぶりに再開した今回の舞台はイタリア・ローマ。写真家の濱田英明氏を迎え古都ローマの散策、サンドウィッチを片手に下町歩き、ジェラートに舌鼓、湖畔に佇む小屋でゆったりと過ごし料理する……。まさに、「暮らす様に旅をする綾瀬はるか」の姿を撮り下ろした。

　大自然をバックにどこまでも自然体、時に思わず踊り出しちゃう姿、見ているだけで笑顔になってしまうカットなど見どころ満載。透明感、美しい陽光、キラキラと光る水面、そこにどこまでもピュアな眼差し。そんな空気に触れることで心がじんわりと温まっていくような作品となる。

　今回の旅も食べまくった綾瀬だが、健康的な食事が育む、弾むようなヘルシーボディの美しさは必見の価値あり。誰よりも楽しそうに撮影に挑む姿や、思わず楽しくて踊り出したんだろうな？と感じるカットを見ていると幸福度が上がること間違いなし。

　特に思い出に残ったのは、シーンはローマ郊外の湖畔にある小屋を舞台にした撮影。野花が咲き誇る草原を颯爽と走り、飽きたら草の上に寝転ぶ姿や、小屋のキッチンでチャチャっと料理してパスタを食べる姿など、よく食べよく遊ぶ健康的な綾瀬を見ることができる。

　撮影を担当した濱田氏は「よく食べ、よく笑い、よく歩く。もし綾瀬はるかさんがローマに住んでいたら？ 旅をするというよりも生活しているような姿を写したいと思っていました。あるときは5歳の子供のように、あるときは大人の女性らしく。めまぐるしく変わるその表情と動きに、ああ、ずっと撮っていられる、と数えきれないほどの写真を撮りました」と振り返った。

　公式インスタグラム【@harukanoisekai_official】では書籍内に載せきれなかった写真や旅情報、またシリーズのメイキング動画なども発信している。