KinKi Kidsの堂本光一(45)が20日、都内で行われたミュージカル『Endless SHOCK』製作発表に登壇した。毎年、同公演を行ってきた東京・帝国劇場が、来年2月に改修のため休館、これを機にシリーズ23年の歴史に幕を閉じることを光一が発表。会見には今回、ライバル役を務めるSexy Zoneの佐藤勝利、中山優馬、KAT-TUNの上田竜也のトリプルキャストが集合し、最後の“ライバル役”への思いを明かした。
今年は4月11日から5月31日までの帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)公演を皮切りに、7月・8月は梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月は再度帝国劇場(本編のみ)と歴代最多5ヶ月にもおよぶ、過去に例のない期間の全国ツアーを予定。ヒロイン・リカ役を中村麗乃(乃木坂46)、綺咲愛里、オーナー役の前田美波里、島田歌穂(Wキャスト、トリプルキャストは出演順)が務める。
過去にすでにライバル役を経験済みの3人。4・5月の帝劇と9月の博多座公演に出演する佐藤は「光一くんからなんとなくは、お話はしていただいたのですが衝撃は受けました。ずっとあるものだと、ずっと階段落ちしてくださるものだと…」と驚くと、光一は「ずっとするか」と呆れ顔。今作は“エンタメを学んだ場所”として「僕ら世代は生で見れたこと、僕としては一緒に作品に携わらせていたことが光栄。僕も最後まで走りきりたい」と約束した。
大阪公演に出演する中山は「僕も、ファンとして劇場で客席から見せていただいて何度も出たいと言っていたら実現する日が来て、出させていただいた。参加させていただくとあんなに楽しかったのに…と思うほど過酷で命を削るとはこういうことなんだと実感した。自分のなかでSHOCKはライバル役はさまざまな先輩が演じてきた役。ありがたいと同時に当たり前に日々はないぞ、と思わせてくれる。1回1回向き合わないと、と改めて思わされる」と思い入れをのぞかせる。
そして、11月の帝劇公演に出演する上田は「20年前に光一くんに『お前は「SHOCK」に出るな』と言われて、まさか最後の11月に『SHOCK』をやらせてもらうとは夢にも思わなかった。やっぱ『SHOCK』って音楽を聞いただけでワクワクするような感じにもなりましたし、しっかりしめ、ということで、これまで以上にライバル役を追求して、自分のライバル役を作り上げて見に来てくださるお客様にすばらしい公演だったと思ってもらえるようにしっかりと努めたいと思います」と背筋を正す。
これに光一は「さっき竜也が『しめ』って言って、こいつが“しめ”っていうと違う“しめ”(“シメ(る)”)になる」と苦笑。「自分はその“しめ”じゃなくて、ちゃんと締めでやろうと思います」と掲げた。
そんなライバルたちの魅力について光一は「優馬は関西人独特のしゃべると飄々(ひょうひょう)としているように聞こえる、いざ本番開けるとここまで熱をもってコイツやるんだ、と急に空気変わるんだと、ずるいところがある。関西人独特のずるさ。内(博貴)なんかもそうですし、錦戸(亮)も同じタイプ。関西人独特の嫌な感じ(笑)」と軽口を叩きつつ、光一も関西人では?という報道陣のツッコミに「ええ、そうですよ(笑)」と開き直った。
そして「勝利はすごく素直、その素直さがそのまま役に反映していてその素直さが物悲しさを生むことが勝利のいいところ」とし、上田には「勘違いされやすいタイプじゃないですか。ですが、ひとたび触れるとこんなに熱いのか。自分が正しいと思ったことに突き進んでいく。それが役にマッチしている。彼と一緒にステージに立っているとその思いに自分も任せられる。信頼のおけるやつですね」と尊敬の眼差しを向けていた。
■『Endless SHOCK』2024年公演概要
4月11日〜5月31日 東京帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)
出演:堂本光一、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃、前田美波里/島田歌穂(Wキャスト)
7・8月 大阪・梅田劇場メインホール
出演:堂本光一、中山優馬、林翔太、室龍太、高田翔、原嘉孝、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里、島田歌穂
9月 福岡・博多座
出演:堂本光一、佐藤勝利、福田悠太、辰巳雄大、室龍太、高田翔、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里、前田美波里
11月 帝国劇場
出演:堂本光一、上田竜也、福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃/綺咲愛里、前田美波里
今年は4月11日から5月31日までの帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)公演を皮切りに、7月・8月は梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月は再度帝国劇場(本編のみ)と歴代最多5ヶ月にもおよぶ、過去に例のない期間の全国ツアーを予定。ヒロイン・リカ役を中村麗乃(乃木坂46)、綺咲愛里、オーナー役の前田美波里、島田歌穂(Wキャスト、トリプルキャストは出演順)が務める。
過去にすでにライバル役を経験済みの3人。4・5月の帝劇と9月の博多座公演に出演する佐藤は「光一くんからなんとなくは、お話はしていただいたのですが衝撃は受けました。ずっとあるものだと、ずっと階段落ちしてくださるものだと…」と驚くと、光一は「ずっとするか」と呆れ顔。今作は“エンタメを学んだ場所”として「僕ら世代は生で見れたこと、僕としては一緒に作品に携わらせていたことが光栄。僕も最後まで走りきりたい」と約束した。
大阪公演に出演する中山は「僕も、ファンとして劇場で客席から見せていただいて何度も出たいと言っていたら実現する日が来て、出させていただいた。参加させていただくとあんなに楽しかったのに…と思うほど過酷で命を削るとはこういうことなんだと実感した。自分のなかでSHOCKはライバル役はさまざまな先輩が演じてきた役。ありがたいと同時に当たり前に日々はないぞ、と思わせてくれる。1回1回向き合わないと、と改めて思わされる」と思い入れをのぞかせる。
そして、11月の帝劇公演に出演する上田は「20年前に光一くんに『お前は「SHOCK」に出るな』と言われて、まさか最後の11月に『SHOCK』をやらせてもらうとは夢にも思わなかった。やっぱ『SHOCK』って音楽を聞いただけでワクワクするような感じにもなりましたし、しっかりしめ、ということで、これまで以上にライバル役を追求して、自分のライバル役を作り上げて見に来てくださるお客様にすばらしい公演だったと思ってもらえるようにしっかりと努めたいと思います」と背筋を正す。
これに光一は「さっき竜也が『しめ』って言って、こいつが“しめ”っていうと違う“しめ”(“シメ(る)”)になる」と苦笑。「自分はその“しめ”じゃなくて、ちゃんと締めでやろうと思います」と掲げた。
そんなライバルたちの魅力について光一は「優馬は関西人独特のしゃべると飄々(ひょうひょう)としているように聞こえる、いざ本番開けるとここまで熱をもってコイツやるんだ、と急に空気変わるんだと、ずるいところがある。関西人独特のずるさ。内(博貴)なんかもそうですし、錦戸(亮)も同じタイプ。関西人独特の嫌な感じ(笑)」と軽口を叩きつつ、光一も関西人では?という報道陣のツッコミに「ええ、そうですよ(笑)」と開き直った。
そして「勝利はすごく素直、その素直さがそのまま役に反映していてその素直さが物悲しさを生むことが勝利のいいところ」とし、上田には「勘違いされやすいタイプじゃないですか。ですが、ひとたび触れるとこんなに熱いのか。自分が正しいと思ったことに突き進んでいく。それが役にマッチしている。彼と一緒にステージに立っているとその思いに自分も任せられる。信頼のおけるやつですね」と尊敬の眼差しを向けていた。
■『Endless SHOCK』2024年公演概要
4月11日〜5月31日 東京帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)
出演:堂本光一、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃、前田美波里/島田歌穂(Wキャスト)
7・8月 大阪・梅田劇場メインホール
出演:堂本光一、中山優馬、林翔太、室龍太、高田翔、原嘉孝、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里、島田歌穂
9月 福岡・博多座
出演:堂本光一、佐藤勝利、福田悠太、辰巳雄大、室龍太、高田翔、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里、前田美波里
11月 帝国劇場
出演:堂本光一、上田竜也、福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃/綺咲愛里、前田美波里
このニュースの流れをチェック
![](https://contents.oricon.co.jp/pc/img/_parts/icon/icon-comment_38.png)
2024/01/21