• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

「好きな司会者ランキング」マツコが5連覇達成で“殿堂入り”、新婚・安住紳一郎アナは急上昇

 テレビ番組の進行を円滑に行うために欠かせない“司会者”の存在。生放送であれば、突発的な事態に対応するための機転も求められる。今年に入ってからも、予期せぬ有事が続いており、司会者の力量が試されることも多い。ORICON NEWSでは恒例の『第16回好きな司会者ランキング』を調査。その結果、【マツコ・デラックス】が1位を獲得し、5連覇を達成。5年連続首位が条件となる“殿堂入り”を果たした。

『第16回 好きな司会者ランキング』1位はマツコ・デラックス、5年連続首位獲得で“殿堂入り”に (C)ORICON NewS inc.

『第16回 好きな司会者ランキング』1位はマツコ・デラックス、5年連続首位獲得で“殿堂入り”に (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


■ついに殿堂入り、変わらぬスタンス貫く視聴者の“代弁者”

 5年連続1位を獲得し同ランキングの殿堂入りを果たした【マツコ・デラックス】。現在のレギュラー番組は『マツコの知らない世界』『週刊さんまとマツコ』(ともにTBS系)、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)、『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)の3本でMCを務め、『5時に夢中!』(TOKYO MX)では月曜コメンテーターとして出演中だ。

 歯に衣着せぬバッサリ切るトークが人気のマツコだが、先日NHKラジオ第1『ヴォイスミツシマ』に出演した際、昨今のテレビに対し、コンプライアンスがかつてとは段違いに厳しくなっていると語り、「20年前、テレビに出始めたころに言えていたことが、もう今は全然言えなくなってきているのよ」と心境を吐露した。

 自身のテレビとの向き合い方を考えながらも、マツコならではの持論を展開する様子にユーザーも「いろんな視点から切り出せる引き出しを持っている。嫌味がない」(新潟県/30代/女性)、「どんな話でも、どんな出来事も、しっかりと自分の言葉で話せていると思う周りへの気遣いは感じるが、けっしてベッタリではなくちゃんと線引きしているように見える」(大阪府/40代/男性)と評価。限りなく視聴者に近い存在であり続けるスタンスが、圧倒的支持を得ているポイントとなっている。

■唯一の局アナがランクイン、若年層からの支持も獲得

『第16回 好きな司会者ランキング』2位の安住紳一郎アナウンサー (C)ORICON NewS inc.

『第16回 好きな司会者ランキング』2位の安住紳一郎アナウンサー (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 2位は、齢50にして初婚、“元旦婚”を発表したTBSの【安住紳一郎】アナウンサーがランクイン。近年、タレントやお笑い芸人に司会者の枠を奪われがちではあるが、局アナが務める安定感を視聴者に見せつける結果となった。

 メインキャスターを務める朝の情報番組『THE TIME,』(4日放送)では、「私、安住紳一郎。お正月に結婚致しました」と生報告。「家庭を持つことになりました。これからも一生懸命、朝の番組に奉公したいと思います」と笑みを浮かべながら、決意を口にした。

 そんな新婚の安住アナに対して、「咄嗟の返しがいつも面白い。アナウンサーでありながらも臨機応変に芸人さんのような動きができるのはすごいと思う」(神奈川県/10代/男性)、「バラエティでもニュース読んでいても音楽番組でも何でもできるし落ち着いていてユーモアもあって面白い。ツッコミもまたよい」(京都府/20代/女性)と、若年層からも支持が集まり、昨年7位からの大幅ランクアップにつながった。

 TOP10で唯一の局アナのランクインで、抜群のアナウンス力と進行力は誰もが認めるもの。「安住さんの回しはピカイチです。報道でもバラエティでもTPOに合わせてこなせるのがすごい」(東京都/40代/女性)、「アナウンサーとしても安定した技術があるし、誰に対してもうまく対応できる柔軟なところ、また印象もよく万人に対して安心しておすすめできる」(京都府/40代/男性)と称賛の声が寄せられた。

■確かなテクニックと抜群のコンビ仲でMCとしての立ち位置も形成

『第16回 好きな司会者ランキング』3位はサンドウィッチマン (C)ORICON NewS inc.

『第16回 好きな司会者ランキング』3位はサンドウィッチマン (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 3位にランクインしたのは【サンドウィッチマン】。お笑い芸人がピンでMCを務めることも多いが、彼らに関してはコンビの掛け合いが評価され、TOP3入り。「コンビのトークの掛け合いが抜群。少しの毒も嫌に聞こえない」(埼玉県/40代/男性)、「人柄の良さがよく分かるしコンビでの番組進行が面白い」(神奈川県/50代/男性)と、2人が織り成す連携プレーが高く評価されている。

 芦田愛菜との『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)やKis-My-Ft2との『10万円でできるかな』(同局系)など、芸人以外との番組も人気。「キスマイとのやりとりが面白いのに愛があって優しい」(長崎県/50代/女性)と、共演者とのやりとりも好きな司会者と言われる理由のひとつとなっている。

 地元愛が深いことでも知られるサンドウィッチマン。先日発生した能登半島地震を受け、彼らが発起人となった「東北魂義援金」によって寄贈された移動設置型トイレ「東北魂トイレトレーラー」を、被災地の石川県輪島市に到着したことも話題に。東日本大震災での自身の体験と今回被災された方々への想いを、ブログやラジオ番組等で語ることもあり、共感を得ている。2人の持つ地元愛も、相手を思いやる言葉や雰囲気を和らげる場づくりなどに寄与しているのかもしれない。

■“朝の顔”に紅白司会者など、年末年始も多忙な司会者が軒並みランクイン

『ラヴィット!』での司会ぶりも定着、『第16回 好きな司会者ランキング』4位は麒麟・川島明 (C)ORICON NewS inc.

『ラヴィット!』での司会ぶりも定着、『第16回 好きな司会者ランキング』4位は麒麟・川島明 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 昨年初ランクインで2位となった【川島明(麒麟)】は、今年は4位。TBSの朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)のMCとして定着し、『朝の顔ランキング』の常連となっている。川島と言えば、朝からたくさんの芸人やタレントをさばく“司会ぶり”に評価の声が殺到。

「『ラヴィット!』を見ているが、どんなジャンルのメンバー・ゲストが相手でも場を盛り上げて、スムーズに進行できる人だと思うから。相手を下げていじるようなバラエティもしないし、見ていて安心する楽しさ」(秋田県/30代/女性)、「『ラヴィット!』での生放送中に起きる、さまざまな出来事を臨機応変に誰も傷つけずに笑いに変えるスキルがすごい! 他の番組での司会も安定しているし見やすい」(東京都/30代/女性)と称賛が寄せられた。

 また、昨年大みそか日に行なわれた『第74回NHK紅白歌合戦』の司会を務めた【有吉弘行】が6位にランクイン。司会のオファーは「自分自身でびっくりした」としながらも「1回しかないチャンスですから」と快諾したそうで、ユーザーも「今や紅白の司会者。ラジオの彼も好き」(埼玉県/30代/男性)、「何と言っても、とうとう紅白司会者にまで出世した大スターだから」神奈川県/50代/男性)と、大抜擢に期待のコメント。

 当日も、バラエティで見せる顔とは普段とは異なる面持ちで、橋本環奈や浜辺美波、高瀬耕造アナウンサーとともに進行。後半には藤井フミヤと共に、1996年、有吉がお笑いコンビ・猿岩石時代にリリースした「白い雲のように」をデュエット。大舞台での歌唱を終え、緊張の糸が途切れ進行を間違え、靴下姿で登場したことも話題となった。

 年末年始の大型特番の司会も務め、大忙しだった面々が並んだTOP10。圧倒的人気を誇っていた【マツコ・デラックス】が殿堂入りしたことで、次なる「最強の司会者」の座を狙うのは誰か。唯一の局アナである安住アナが頂点に立つのか、芸人たちが奪うのか、今から楽しみだ。

【調査概要】
調査時期:2023年12月13日(水)〜12月19日(火)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

関連写真

  • 『第16回 好きな司会者ランキング』1位はマツコ・デラックス、5年連続首位獲得で“殿堂入り”に (C)ORICON NewS inc.
  • 『第16回 好きな司会者ランキング』総合TOP10 (C)oricon ME inc.
  • 『第16回 好きな司会者ランキング』2位の安住紳一郎アナウンサー (C)ORICON NewS inc.
  • 『第16回 好きな司会者ランキング』3位はサンドウィッチマン (C)ORICON NewS inc.
  • 『ラヴィット!』での司会ぶりも定着、『第16回 好きな司会者ランキング』4位は麒麟・川島明 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索