4人組グループ・Sexy Zoneを3月31日をもって卒業すると発表した中島健人が9日、フジテレビ系『めざましテレビ』（月〜金　前5：25）に生出演した。

　前夜にSexy Zoneからの卒業を発表したばかり。朝6時55分に「おはようございます」と登場。「一大決心を発表した翌日ですけども、一夜明けて今どんな心境ですか？」と向けられると、「それぞれの決断を尊重して発展的な答えが出たので、今またセクシーマックスな状態です」と報告。「日本の皆さん、セクシー・グッドモーニング！」とさわやかスマイルを決めた。

　その後、あらためて自身のニュースが報じられると、「まず一つ言えるのは、これからもセクシーであることは変わらないですし、アイドルも卒業しないです」と明言。昨夏ぐらいからメンバー間で「お互いのビジョンを話し合っていた」と明かし、ソロ活動ややりたいことが増える中で「グループの活動に時間的に支障がある場合、もしかしたらメンバーに迷惑をかけちゃうかもしれない。そんな中でじゃあどうするか、メンバーの中で発展的に出した答えが今回の決断ということになりました」と率直に語った。

　「全員と焼き肉に行ったんです」とも振り返り、10代の頃に戻ったかのように語り合ったという。ファンに向けては「本当に驚かせてしまったけれど、たくさん恩返しの場所を作っていきたいし、アイドルとして新しい素敵な場所を作っていきたい」と呼びかけ、指ハートを贈った。

　SMILE-UP.は8日、公式サイトを通じ、Sexy Zoneが3月31付けでグループ名を変更するとともに、「中島は、30歳という節目に、ひとりのアイドルとして、ひとりの役者として、国内外問わず様々な挑戦をしていきたいと思い、新しい道を進むことを決意いたしました」と発表。

　そして「メンバー内で話し合いを重ねた結果、メンバーは中島の意思を尊重し、今回の結論に至りました。改めまして、これまで4人のSexy Zoneを応援していただき、誠にありがとうございます。3月31日までは4人で活動いたしますので、皆様にお楽しみいただけますよう、精一杯努めてまいります」と決意を表明。「新たな道を歩むこととなりましたSexy Zoneと中島健人を、これからもご支援いただけますと幸いでございます」と呼びかけていた。

　Sexy Zoneは2011年11月、シングル「Sexy Zone」でデビューし、オリコンランキング1位を獲得。同年、『ワールドカップバレーボール2011』のスペシャルサポーターを務める。12年2月、初の単独コンサートを開催。13年、『第64回 NHK紅白歌合戦』に初出場。22年12月にマリウス葉が卒業し、現メンバーは佐藤勝利、中島、菊池風磨、松島聡の4人。