ピン芸人・オジンオズボーン篠宮による大好きな特撮に特化したコラム『オジンオズボーン篠宮暁の特撮ヤベーイ!』。第52回は、卯年から辰年になったことを受けて、“ドラゴン”について語る。
2023年から2024年に変わって早一週間。干支も卯年から辰年へと変わった。これは特撮ファンあるあるなのだが、干支が変わる度に特撮作品に出てきた動物モチーフのキャラクターやメカ、怪人と照らし合わせてしまう。
今年は辰年ということでドラゴンモチーフを思い返してみたのだが、やはりドラゴンはかっこいいし強いということもあって特撮作品には相当数登場しており、それを思い出すだけでもなかなか楽しかった。世代や好みによってパッと出てくるものはだいぶ変わってくるとは思うのだが、今年41歳の自分が一番最初に出てきたドラゴンはダイレンジャーの龍星王とリュウレンジャーだった。
ダイレンジャーのオープニングで画面狭しと動く龍星王を初めて見た時のインパクトは大人になっても覚えているし、龍星王の頭部に乗ってるリュウレンジャーを今見てももちろん興奮する。
自分が物心ついた時に見ていたチェンジマンのレッドの名前もチェンジドラゴンで龍がモチーフである。額に描かれた龍と名乗りの時に背後にでかでかと現れる龍のかっこよさが2歳の自分を特撮沼にはまらせ、今に至るきっかけになったと言っても過言ではない。
しかし、やはり一番は仮面ライダービルドである。仮面ライダービルドの最終回では戦兎の持っていたラビットフルボトルと万丈のドラゴンフルボトルによって変身したラビットドラゴンでラスボスのエボルトを消滅させたわけだが、このラビットとドラゴンが卯年から辰年に変わった今回とリンクし、今年のお正月はSNSでかなりの賑わいを見せた。
少し考えればラビットとドラゴンということで卯年から辰年に変わる時にきっと盛り上がるんだろうなと予想できたはずだが、ビルドが終わった2018年から年が変わりかける2023年の暮れまで全く気がつかなかった。
ちなみにこの連載のタイトル「特撮ヤベーイ」はビルドのハザードフォームの変身音声から取っているし、一番好きなライダー作品はと聞かれたらビルドと答えてきた自分ではあるが気がつかないなんてファン失格である。
不意にやってきたビルドの話題はまだ尽きない。東映特撮YouTube Officialではビルドの映画『Be The One』のビジュアルコメンタリーが元日に公開された。武田航平君、高田夏帆さん、上堀内佳寿也監督、東映の谷中プロデューサーが『Be The One』を見ながらコメントする配信は正直お金を取ってもいいくらい豪華。なのにそれを無料で公開してくれるなんて太っ腹すぎる。
見た方はわかると思うが、コメントしてる皆さんが当時と変わらないビルド愛を持ってることが画面から十二分に伝わってくるし、かといって過去の作品にしがみつかず、それぞれが着実にフェーズを進めているからこそ見られる表情や発言がファンにとっては非常に嬉しかった。
3年後には放送開始から10周年を迎える仮面ライダービルド。10周年を祝うイベントが開催されるなら何としてでも参加したいし、次の卯年から辰年に変わる2036年もまたこうしてビルドが話題になってくれることを期待している。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2023年から2024年に変わって早一週間。干支も卯年から辰年へと変わった。これは特撮ファンあるあるなのだが、干支が変わる度に特撮作品に出てきた動物モチーフのキャラクターやメカ、怪人と照らし合わせてしまう。
今年は辰年ということでドラゴンモチーフを思い返してみたのだが、やはりドラゴンはかっこいいし強いということもあって特撮作品には相当数登場しており、それを思い出すだけでもなかなか楽しかった。世代や好みによってパッと出てくるものはだいぶ変わってくるとは思うのだが、今年41歳の自分が一番最初に出てきたドラゴンはダイレンジャーの龍星王とリュウレンジャーだった。
ダイレンジャーのオープニングで画面狭しと動く龍星王を初めて見た時のインパクトは大人になっても覚えているし、龍星王の頭部に乗ってるリュウレンジャーを今見てももちろん興奮する。
自分が物心ついた時に見ていたチェンジマンのレッドの名前もチェンジドラゴンで龍がモチーフである。額に描かれた龍と名乗りの時に背後にでかでかと現れる龍のかっこよさが2歳の自分を特撮沼にはまらせ、今に至るきっかけになったと言っても過言ではない。
しかし、やはり一番は仮面ライダービルドである。仮面ライダービルドの最終回では戦兎の持っていたラビットフルボトルと万丈のドラゴンフルボトルによって変身したラビットドラゴンでラスボスのエボルトを消滅させたわけだが、このラビットとドラゴンが卯年から辰年に変わった今回とリンクし、今年のお正月はSNSでかなりの賑わいを見せた。
少し考えればラビットとドラゴンということで卯年から辰年に変わる時にきっと盛り上がるんだろうなと予想できたはずだが、ビルドが終わった2018年から年が変わりかける2023年の暮れまで全く気がつかなかった。
ちなみにこの連載のタイトル「特撮ヤベーイ」はビルドのハザードフォームの変身音声から取っているし、一番好きなライダー作品はと聞かれたらビルドと答えてきた自分ではあるが気がつかないなんてファン失格である。
不意にやってきたビルドの話題はまだ尽きない。東映特撮YouTube Officialではビルドの映画『Be The One』のビジュアルコメンタリーが元日に公開された。武田航平君、高田夏帆さん、上堀内佳寿也監督、東映の谷中プロデューサーが『Be The One』を見ながらコメントする配信は正直お金を取ってもいいくらい豪華。なのにそれを無料で公開してくれるなんて太っ腹すぎる。
見た方はわかると思うが、コメントしてる皆さんが当時と変わらないビルド愛を持ってることが画面から十二分に伝わってくるし、かといって過去の作品にしがみつかず、それぞれが着実にフェーズを進めているからこそ見られる表情や発言がファンにとっては非常に嬉しかった。
3年後には放送開始から10周年を迎える仮面ライダービルド。10周年を祝うイベントが開催されるなら何としてでも参加したいし、次の卯年から辰年に変わる2036年もまたこうしてビルドが話題になってくれることを期待している。
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2024/01/07