東映が運営する公式YouTubeチャンネル「東映特撮YouTube Official」で、【年男たちのベストマッチセレクション】と題し、『仮面ライダービルド』の劇場版『仮面ライダービルドBe The One』(2018年8月公開)のビジュアルコメンタリー企画を無料初配信した。
ビジュアルコメンタリーには『仮面ライダービルド』の出演者である高田夏帆(石動美空役)、武田航平(仮面ライダーグリス/猿渡一海役)のほか、劇場版の監督を務めた上堀内佳寿也、プロデューサーの谷中寿成が参加した。高田、武田、上堀内監督といえば、仮面ライダー屈指の神回として知られる『仮面ライダービルド』第47話「ゼロ度の炎」。ビジュアルコメンタリー前には第47話についても語られた。
同話は、一海が命を賭して戦い、推しであるみーたんこと美空の前で消滅する。無音演出からのエボルトの「よお」はファンの記憶に残るシーンとなっている。上堀内監督が「忘れられない」と話すと、高田は「毎日、忘れたことがない」と合いの手。すぐさま武田&上堀内監督が「毎日?」「絶対にウソ(笑)」と息ぴったりにツッコミを入れて笑いを誘った。ビルドドライバーの変身音である「Are You Ready?」に一海が「できてるよ」と応じる場面も話題となった。武田は「勘違いしている人は僕のアドリブだと思っているんですけど、上堀内監督から『できてるよ』って言ってください、と。『じゃあ覚悟はできてるってことの、できてるよ、でいいですか?』と言って、『じゃあ、それで行きましょう』で成立した。だから、これは上堀内監督が生み出さいた」と裏話。上堀内監督は「もう航平さんのものでいいのに(笑)」としながら「『準備はいいか?』の方に聞こえる。こちらが提案したことに『覚悟はいいか?』に変換するから、もう行けると思った」とあうんの呼吸でできた名シーンだったことを明かしていた。
また、「ゼロ度の炎」というサブタイトルも同話の魅力の1つ。谷中プロデューサーから命名者が大森敬仁プロデューサーだと明かされると、武田は「さすが!」とうなった。さらに撮影のテストから高田はうるうるしてしまったそう。高田は「テストってカメラは回さないもの。だけど、テストで気持ちが入っちゃって涙がボロボロ出ちゃった。上堀さんが機転を利かせて回してくれていた」と感謝すると、上堀内監督は「だって『泣くなよ』って言う前から、もう顔がダメだったから(笑)。だから『回しておいてください』って言った」と回顧。実際にはテストで撮影されたシーンが使われたことも語られていた。
最後は「ゼロ度の炎」の上映会が行われた『武田航平ナイト』を再びやるという話で盛り上がっていた。武田は「そういう声があれば、たぶん谷中Pが東映さんに話してくれるはず」とファンに呼びかけていた。
「ゼロ度の炎」も東映特撮YouTube Officialで期間限定配信中。
■第47話「ゼロ度の炎」あらすじ
擬態した三羽ガラスが変身した3体のロストスマッシュを倒すため、一海(武田航平)は戦兎(犬飼貴丈)から禁じられていたブリザードナックルを使って変身。命の危険を冒しながらもグリスブリザードとなってロストスマッシュと闘う。
一方、先を急ぐ戦兎、龍我(赤楚衛二)らの前にはリモコンブロスとエンジンブロスの擬態が現れた。「ここは俺が引き受ける」と幻徳(水上剣星)は戦兎らを先に行かせ、自らはローグに変身。リモコンブロスらとの激しい闘いに身を投じる。
以前よりパワーが上がったリモコンブロスらに苦戦するローグ。その闘いに割って入るように内海(越智友己)が現れた。内海はマッドローグに変身、追い詰められるローグだったが、なんとマッドローグはローグと共闘する。内海はエボルトについたと見せかけ、難波会長(浜田晃)の仇を討つチャンスをうかがっていたのだった。
リモコンブロスとエンジンブロスは合体しヘルブロスに変身。ハザードレベルで上回り、ローグとマッドローグを圧倒するが、内海から連絡を受けていた紗羽(滝裕可里)がサメとバイクのフルボトルを持って駆けつけた。エボルトの間近で研究を続けていた内海は、サメとバイクが効果を発揮すると分析。ローグとマッドローグはヘルブロス攻略に成功する。が、そこで手に入れたロストボトルを奪おうと石動(前川泰之)=エボルトが現れ…。
キャッスル、スタッグ、オウルのロストスマッシュと互角以上の闘いをするグリスブリザードだったが、なかなかトドメを刺すことが出来ない。すると、グリスブリザードの体から粒子の放出が始まった。闘いを見守っていた美空(高田夏帆)は懸命にグリスブリザードを止めるが、「どの道助かりそうもねえんだ」と闘いを継続。まさに命をかけた攻撃を3体のロストスマッシュに仕掛けていく。
ローグとマッドローグはエボルコブラフォームとの闘いに。エボルトのデータをドライバーにインプットしたマッドローグはエボルを一瞬追い詰めるが、自らの体が持たず強烈な一撃を浴びてしまう。変身を解除した内海はローグを庇うようにエボルの攻撃を受け、ついに力尽きるが、実は内海はサイボーグだったことが明らかになる。以前、幻徳が内海を銃で撃ち、ブラッドスタークに助けられてから内海はサイボーグとして生き続けていたのだった。全ては己のせいか…。ローグは衝撃と共に紗羽を連れて姿を消す。
粒子の放出が激しくなる中、ついに3体のロストスマッシュを撃破したグリスブリザード。変身を解除し、消滅しかかる一海は手にしたロストボトルを「戦兎に」と美空に託す。美空は涙ながらに「お願いだから、生きてよ」と一海にすがりつくが、一海はゆっくりと消滅していく。「推しに看取ってもらえるなんて、幸せ者だな…。あいつらに自慢してやらねえと…」。美空は消滅した一海のドッグタグを手に、泣き崩れながら初めての言葉を口にする。「カズミン…」。
各地がブラックホールに吸い込まれて消滅していく中、戦兎、龍我、幻徳らに美空から一海の消滅が伝えられた。それぞれが深い悲しみにやりきれない思いを放出、美空は紗羽と抱き合って泣き崩れる。「よお」。そんな戦兎らの前に笑みを浮かべた石動…、いやエボルトが現れた。倒すべき、いや倒さなければならない敵を目の当たりにした戦兎は、これまでにない最高の怒りをぶつける。「エボルトォォォォー!」。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
ビジュアルコメンタリーには『仮面ライダービルド』の出演者である高田夏帆(石動美空役)、武田航平(仮面ライダーグリス/猿渡一海役)のほか、劇場版の監督を務めた上堀内佳寿也、プロデューサーの谷中寿成が参加した。高田、武田、上堀内監督といえば、仮面ライダー屈指の神回として知られる『仮面ライダービルド』第47話「ゼロ度の炎」。ビジュアルコメンタリー前には第47話についても語られた。
同話は、一海が命を賭して戦い、推しであるみーたんこと美空の前で消滅する。無音演出からのエボルトの「よお」はファンの記憶に残るシーンとなっている。上堀内監督が「忘れられない」と話すと、高田は「毎日、忘れたことがない」と合いの手。すぐさま武田&上堀内監督が「毎日?」「絶対にウソ(笑)」と息ぴったりにツッコミを入れて笑いを誘った。ビルドドライバーの変身音である「Are You Ready?」に一海が「できてるよ」と応じる場面も話題となった。武田は「勘違いしている人は僕のアドリブだと思っているんですけど、上堀内監督から『できてるよ』って言ってください、と。『じゃあ覚悟はできてるってことの、できてるよ、でいいですか?』と言って、『じゃあ、それで行きましょう』で成立した。だから、これは上堀内監督が生み出さいた」と裏話。上堀内監督は「もう航平さんのものでいいのに(笑)」としながら「『準備はいいか?』の方に聞こえる。こちらが提案したことに『覚悟はいいか?』に変換するから、もう行けると思った」とあうんの呼吸でできた名シーンだったことを明かしていた。
また、「ゼロ度の炎」というサブタイトルも同話の魅力の1つ。谷中プロデューサーから命名者が大森敬仁プロデューサーだと明かされると、武田は「さすが!」とうなった。さらに撮影のテストから高田はうるうるしてしまったそう。高田は「テストってカメラは回さないもの。だけど、テストで気持ちが入っちゃって涙がボロボロ出ちゃった。上堀さんが機転を利かせて回してくれていた」と感謝すると、上堀内監督は「だって『泣くなよ』って言う前から、もう顔がダメだったから(笑)。だから『回しておいてください』って言った」と回顧。実際にはテストで撮影されたシーンが使われたことも語られていた。
最後は「ゼロ度の炎」の上映会が行われた『武田航平ナイト』を再びやるという話で盛り上がっていた。武田は「そういう声があれば、たぶん谷中Pが東映さんに話してくれるはず」とファンに呼びかけていた。
「ゼロ度の炎」も東映特撮YouTube Officialで期間限定配信中。
■第47話「ゼロ度の炎」あらすじ
擬態した三羽ガラスが変身した3体のロストスマッシュを倒すため、一海(武田航平)は戦兎(犬飼貴丈)から禁じられていたブリザードナックルを使って変身。命の危険を冒しながらもグリスブリザードとなってロストスマッシュと闘う。
一方、先を急ぐ戦兎、龍我(赤楚衛二)らの前にはリモコンブロスとエンジンブロスの擬態が現れた。「ここは俺が引き受ける」と幻徳(水上剣星)は戦兎らを先に行かせ、自らはローグに変身。リモコンブロスらとの激しい闘いに身を投じる。
以前よりパワーが上がったリモコンブロスらに苦戦するローグ。その闘いに割って入るように内海(越智友己)が現れた。内海はマッドローグに変身、追い詰められるローグだったが、なんとマッドローグはローグと共闘する。内海はエボルトについたと見せかけ、難波会長(浜田晃)の仇を討つチャンスをうかがっていたのだった。
リモコンブロスとエンジンブロスは合体しヘルブロスに変身。ハザードレベルで上回り、ローグとマッドローグを圧倒するが、内海から連絡を受けていた紗羽(滝裕可里)がサメとバイクのフルボトルを持って駆けつけた。エボルトの間近で研究を続けていた内海は、サメとバイクが効果を発揮すると分析。ローグとマッドローグはヘルブロス攻略に成功する。が、そこで手に入れたロストボトルを奪おうと石動(前川泰之)=エボルトが現れ…。
キャッスル、スタッグ、オウルのロストスマッシュと互角以上の闘いをするグリスブリザードだったが、なかなかトドメを刺すことが出来ない。すると、グリスブリザードの体から粒子の放出が始まった。闘いを見守っていた美空(高田夏帆)は懸命にグリスブリザードを止めるが、「どの道助かりそうもねえんだ」と闘いを継続。まさに命をかけた攻撃を3体のロストスマッシュに仕掛けていく。
ローグとマッドローグはエボルコブラフォームとの闘いに。エボルトのデータをドライバーにインプットしたマッドローグはエボルを一瞬追い詰めるが、自らの体が持たず強烈な一撃を浴びてしまう。変身を解除した内海はローグを庇うようにエボルの攻撃を受け、ついに力尽きるが、実は内海はサイボーグだったことが明らかになる。以前、幻徳が内海を銃で撃ち、ブラッドスタークに助けられてから内海はサイボーグとして生き続けていたのだった。全ては己のせいか…。ローグは衝撃と共に紗羽を連れて姿を消す。
粒子の放出が激しくなる中、ついに3体のロストスマッシュを撃破したグリスブリザード。変身を解除し、消滅しかかる一海は手にしたロストボトルを「戦兎に」と美空に託す。美空は涙ながらに「お願いだから、生きてよ」と一海にすがりつくが、一海はゆっくりと消滅していく。「推しに看取ってもらえるなんて、幸せ者だな…。あいつらに自慢してやらねえと…」。美空は消滅した一海のドッグタグを手に、泣き崩れながら初めての言葉を口にする。「カズミン…」。
各地がブラックホールに吸い込まれて消滅していく中、戦兎、龍我、幻徳らに美空から一海の消滅が伝えられた。それぞれが深い悲しみにやりきれない思いを放出、美空は紗羽と抱き合って泣き崩れる。「よお」。そんな戦兎らの前に笑みを浮かべた石動…、いやエボルトが現れた。倒すべき、いや倒さなければならない敵を目の当たりにした戦兎は、これまでにない最高の怒りをぶつける。「エボルトォォォォー!」。
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2024/01/01