■『RIZIN.45』（31日／さいたまスーパーアリーナ）
第3試合　60キロ（OFGキックルール）
○篠塚辰樹 ― ●冨澤大智
3ラウンド判定
3−0

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　立ち技格闘技「Krush」現役王者の篠塚が、話題の格闘技『BreakingDown』で6戦全勝とエースとして活躍する冨澤に完勝。プロの厳しさを拳で教え込んだ。第1試合の平本丈に続きチームBLACK ROSEは2連勝となり、安保瑠輝也、三浦孝太、そして平本蓮へとバトンをつないだ。

　1ラウンド開始早々、BreakingDownそのままに1分で決着を狙う冨澤が前に出るも、篠塚は焦ることなく対処してパンチを繰り出してヒットさせると、わずか40秒でダウンを奪う。カウント8でなんとか立ち上がった冨澤は挽回しようと前に出るも、篠塚は顔を前に出す余裕を見せながら終始コントロールした。

　2ラウンドも冨澤のパンチはヒットせず、逆に篠塚のパンチをもらって顔が赤く腫れあがる。冨澤の必殺技の膝も篠塚は受け止める余裕も見せた。迎えた最終3ラウンド、流れは変わらず篠塚が圧倒し続けて2度目のダウンを奪う。ここもなんとか立ち上がった冨澤だったが、最後まで有効打を当てられず、3ラウンド終了のゴングが鳴ると悔しそうにリングを叩き、声を上げて涙を流した。

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