『新春浅草歌舞伎』の取材会がこのほど、都内で行われ、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、坂東新悟、中村種之助、中村米吉、中村隼人、中村橋之助、中村莟玉ら出演者が出席。意気込みを語った。
同公演は、歌舞伎の次代を担う役者によって、東京・浅草で“若手の登竜門”として40年以上にわたり、開催されてきた。新型コロナウイルスの影響で2020年から22年の間は開催が見送られていたが、23年に3年ぶりの復活を果たした。今回は、24年1月2日から26日まで浅草公会堂で行われる。
松也は「私も出演させていただくようになって、10年目。節目になりました」としみじみ。「今年は、ようやく浅草歌舞伎が浅草公会堂で上演することができてうれしかったです。まだ昼と夜のチームを分けて上演するという形をとらせていただきましたので、来年はようやく元の通りに戻ることができます」と完全復活を喜んだ。
また、今回の公演で、松也、歌昇、巳之助、新悟、種之助、米吉、隼人の『新春浅草歌舞伎』出演は一区切りとなる。
松也は「来年が30代最後の年になります。気持ち的にはまだまだ若手とは言え、自分自身も若手のころ、出させていただくころを夢見ながら修行していた時期もあります。これだけ浅草でいろんな経験をさせていただいて、恩返しも込めて、そろそろ浅草を後輩の皆さんに託したいと思い、今回最後にしようという決断に至った」と説明した。
そして、「はじめて中心になって公演を任せていただいたときは、いろいろなことの転換期でございまして、自分の環境が変わり出したときでございます」と回想。「自分が中心になるうれしさもありましたが、うれしさと同時に不安と恐怖といろんな思いが混ざった思い出があります」と振り返った。
松也は、出演者を見わたし、「自分がどう盛り上げていくのだろうということを考えているときに、ここにいる後輩の皆さんが積極的に連絡をくれて『』と言ってくれたのが心強かったのを覚えています」と感謝。「僕としても不慣れな部分はありましたが、ONE TEAMとして良くしていこうという気持ちが固まったかなと言うような気がしております」と思い返した。
巳之助も同時期の記憶が鮮明によみがえったよう。「まっ先に出てくるのは、皆で不安と戦いながら盛り上げようという気持ちでバラエティー番組に出まくっていた最初の年。大量のバラエティー番組に出たのは、後にも先にもないってぐらい」となつかしんだ。
同公演は、歌舞伎の次代を担う役者によって、東京・浅草で“若手の登竜門”として40年以上にわたり、開催されてきた。新型コロナウイルスの影響で2020年から22年の間は開催が見送られていたが、23年に3年ぶりの復活を果たした。今回は、24年1月2日から26日まで浅草公会堂で行われる。
松也は「私も出演させていただくようになって、10年目。節目になりました」としみじみ。「今年は、ようやく浅草歌舞伎が浅草公会堂で上演することができてうれしかったです。まだ昼と夜のチームを分けて上演するという形をとらせていただきましたので、来年はようやく元の通りに戻ることができます」と完全復活を喜んだ。
また、今回の公演で、松也、歌昇、巳之助、新悟、種之助、米吉、隼人の『新春浅草歌舞伎』出演は一区切りとなる。
松也は「来年が30代最後の年になります。気持ち的にはまだまだ若手とは言え、自分自身も若手のころ、出させていただくころを夢見ながら修行していた時期もあります。これだけ浅草でいろんな経験をさせていただいて、恩返しも込めて、そろそろ浅草を後輩の皆さんに託したいと思い、今回最後にしようという決断に至った」と説明した。
そして、「はじめて中心になって公演を任せていただいたときは、いろいろなことの転換期でございまして、自分の環境が変わり出したときでございます」と回想。「自分が中心になるうれしさもありましたが、うれしさと同時に不安と恐怖といろんな思いが混ざった思い出があります」と振り返った。
松也は、出演者を見わたし、「自分がどう盛り上げていくのだろうということを考えているときに、ここにいる後輩の皆さんが積極的に連絡をくれて『』と言ってくれたのが心強かったのを覚えています」と感謝。「僕としても不慣れな部分はありましたが、ONE TEAMとして良くしていこうという気持ちが固まったかなと言うような気がしております」と思い返した。
巳之助も同時期の記憶が鮮明によみがえったよう。「まっ先に出てくるのは、皆で不安と戦いながら盛り上げようという気持ちでバラエティー番組に出まくっていた最初の年。大量のバラエティー番組に出たのは、後にも先にもないってぐらい」となつかしんだ。
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2023/12/20