フジテレビは、来年1月1日午後5時から『ドリフに大挑戦スペシャル』の第5弾を放送する。同番組は2021年9月に第1弾が放送され大きな反響を呼ぶと、その後も多くのドリフ大好き芸能人が加わり、脈々と“ドリフの世界観”を受け継いできたトリビュート番組。今年の元日に引き続き2年連続で、“新年初笑い”を届ける。“ドリフを愛する”新メンバーとして、俳優・佐々木希が登場する。

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　「幼い頃から見ていたので、こうして出演できてすごくうれしかったです」と話す佐々木が挑戦したのは“息を合わせて餅つき”と“あなた行かないで”のコント。俳優として活躍を続ける佐々木だが、今回はバラエティー仕様のメークと、衣装に身を包み“ドリフ”の世界に大挑戦！なかでも“餅つき”は『ドリフ大爆笑』（フジテレビ系／1977年〜）で加藤茶と志村けんさんが、息の合ったやり取りでお茶の間の爆笑をさらった“ドリフ”の代名詞的コント。さまざまな映像作品でその魅力を発揮してきた佐々木が、吉村崇（平成ノブシコブシ）とともにコントの世界でどのように輝くのか期待が高まる。

　声優界からは、そのインパクトのある声で数々の人気キャラクターを演じ人々を魅了し、昨年公開の大ヒット映画『THE FIRST SLAM DUNK』ではメーンキャラクターである桜木花道役を担当し話題となった木村昴が参戦。収録後に「やはり“鐘撞き”のコントは良かったですね」と満面の笑みで語るほど、本人も大興奮のコントは必見だ。ドリフの“鐘撞き”と言えば、『ドリフ大爆笑』での公開コントや、『志村けんのバカ殿様』（フジテレビ系／1986年〜）など、その設定から生みだされるアドリブの数々が笑いの連鎖を引き起こす名作コントの一つ。

　木村は小僧役として登場し、小峠英二（バイきんぐ）扮（ふん）する和尚と、同じく小僧役の西村瑞樹（バイきんぐ）、長谷川雅紀（錦鯉）、さらには今回が“ドリフ”初挑戦の春日俊彰（オードリー）とともに、体を張りまくるコントを披露する。最後は全員汗だくになるほどの熱のこもったコントとなっている。

　さらに、「ドリフが初めての“お笑い”だった」と話すやす子も今回ドリフに初挑戦する。自衛官だったという経歴と、独特のしゃべり口で人気急上昇中のやす子が挑むのは、ドリフの名作中の名作である“雷様”。“雷様”は、いかりや長介さんが黒、高木ブーが緑、仲本工事さんが赤の雷様に扮して愚痴を言い合いながらコントを繰り広げるという、『ドリフ大爆笑』で生まれた、言わずと知れた国民的人気キャラクターの一つ。

　この“雷様”は第1弾の放送の際に、およそ23年ぶりに復活を果たし、常に“新メンバー募集”として、毎回厳しい課題を課したオーディションが開催されてきたコント。そんな今回、迷彩柄の衣装に身を包んだやす子が、おなじみの「はい〜」という言葉と共に登場。はたしてやす子は自身の特技を披露して、見事新メンバーの座を勝ち取れるのか。

　また、2021年末に放送されたドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』（フジテレビ系／2021年）で加藤茶役を好演し大きな反響を呼んだ勝地涼が今回も“ドリフ”の世界で熱演。昨年“大挑戦”メンバー入りした勝地は、これまでもその演技力で爆笑を巻き起こしてきたが、今回も加藤と組んで、ドリフが無限の笑いを生み出した“聖地”的設定とも呼べる“居酒屋”で、テンポの良いコントを披露する。

■各コメント
佐々木希
「今回、ドリフに“大挑戦”させていただき大変光栄なことだなと感じました。私自身、幼い頃から見ていたので、こうして出演できてすごくうれしかったです。元日は17時から、おいしいご飯を食べながら、そしてまったりしながら、この番組を見て大笑いして欲しいなと思います。ぜひ見て下さい！」

木村昴
「最高でした！めちゃくちゃ楽しかったです。ドリフの皆さんは偉大だなと改めて感じましたし、すごいことをしていたんだなと実感しました。芸人さんたちに混じってこのような経験をさせていただけたこと、幸せに思います。初挑戦だったので、どのコントもすごく記憶に残っていますが、やはり“鐘撞（つ）き”のコントは良かったですね。芸人の皆さんも本番始まったらすごいのなんの…。さすがだなと思いました。孫が産まれたら絶対に自慢しようと思います！見た方がいいなこりゃ！」

やす子
「初めて天下の“ドリフ”に出させていただき光栄でした！高木ブーさんに顔が似ているねと言っていただけてうれしかったです。日頃、移動中にドリフを見たり、おじいちゃんの家で見ていたり、子どもの頃から感じていた笑いだったのですごく緊張しました。私にとって初めての笑いがドリフだったのですごく光栄です。芸人人生の中でも、すてきで最高の仕事になりました。緊張しつつも楽しみながら頑張ったので、皆さんも楽しんで見て下さい！」