日本テレビがプロレス中継をスタートした1954年2月19日から70周年を記念して、歴代の名勝負の数々をアーカイブで振り返り、さらに現在のトップレスラーがリアルマッチを行うかつてないハイブリッドなプロレス大会イベント『プロレス中継70年史 THE日テレプロレス』が、来年2月9日に後楽園ホールで開催されることが決定した。11日、都内で記者会見が行われ、立会人として参加する武藤敬司、小橋建太、プロレスリングノアの丸藤正道、全日本プロレスの宮原健斗が出席した。 参加レスラーは全日本プロレスとプロレスリングノアの選手で、立会人(解説)は武藤と小橋が担当。日テレプロレスにゆかりのあるレスラー、実況アナウンサーがゲストとして登場し、実況は日テレのアナウンサーが務める。 会見では、武藤が「みなさんご存知の通り、2月に引退しまして、改めてプロレスやっていて本当に幸せだったなと思いました。引退して、今もなおプロレスの恩恵を受けて日々幸せに過ごしています。そんなプロレスに恩返しができればいいかなと。一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします」とあいさつ。 小橋も「最初に見たのは、小学校5〜6年生の時だったと思うのですが、ジャンボ鶴田対ミル・マスカラスでした。それを見て、プロレスラーになりたいと思うようになりました」と明かしながら「日テレプロレスの立会人をさせていただき、すごく光栄です」と言葉に力を込めた。 宮原は「今現在のプロレス界の最前線を走る、この僕が、日テレプロレスに向けて何ができるのか必死にきのう考えました。盛り上げ隊長を買って出たいと思います!」と意気揚々。武藤から「もう、2人でやっちゃえばいいじゃん(笑)」と宮原との対戦を提案された丸藤は「僕と健斗がやるんで、武藤さんと小橋さんも試合してください(笑)」と切り返すなど、和気あいあいとしたムードで会見が行われた。 この日の会見の司会は菅谷大介アナが務めた。