お笑いコンビ・ナイツがパーソナリティーを務めるニッポン放送『ナイツ　ザ・ラジオショー』（月〜木　後1：00）では、11日の放送に読売ジャイアンツ・阿部慎之助監督がゲスト出演を果たす。

　阿部監督は、13年ほど前に塙宣之と会ったことを覚えていたそうで、「ご無沙汰してます、って言う前に（収録が）始まってしまいました」と和やかな雰囲気で収録がスタート。ナイツの大学の後輩でもある門脇誠選手について聞かれると、「（野球に対する）姿勢がすばらしいですね」と絶賛。「シーズン通して出続けるということが一番大事だと思いますし、そこを求めてます」と期待を寄せる。

　そのかにも、ナイツからは来年の戦い方、打順について、原監督のすごいところは？など、質問が続々。漫才協会の会長でもあり、「（阿部と）同じような立場にいる」と豪語する塙から「いろいろな意見や、チームをまとめるやり方があったら教えていただきたい」と質問されると、「とにかく対話する」との金言が飛び出す。

　「直接会って話すのと、（人づてで）聞いたのってまた違いますし、受け取り方もわかりませんし、相手の顔を見て話すのって大事だなと思うので、叱咤激励だったり、是非会って言ってほしいなと思います。監督ですけど、現役で一緒にやった選手もいっぱいいますし、そういう部分だけは“監督”というのを取り除いて接していくというのも大事かなと思っています」と“対話”を重視する考えを語る。

　来年のジャイアンツに関しては、「〇〇してはいけない、っていうのを取り除いてあげるっていう作業を僕はしていくので、選手がどういうモチベーションになってくれるのか、どう変わってくれるのかっていうのが楽しみですね」と話す。さらにファンに向け、「今年、非常にくやしい思いをしましたし、ファンのみなさんはもっとくやしいと思いますし、監督を引き継ぐことになって、いい部分は継承して、新しいこともどんどん取り入れて、来年はチャレンジャーとしてやっていきますので、是非（球場に）観に来ていただきたいです」とメッセージを寄せた。