日本テレビ系のNFL情報番組『オードリーのNFL倶楽部』では、お笑いコンビ錦鯉の渡辺隆が登場。同級生で、同じ大学の系列高校出身のアメフト部という共通点が多い春日俊彰とアメフト談義が止まらなかった。

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　昨年から春日が待望していた初出演の渡辺は、ダラス・カウボーイズのジャージーを着て登場。春日からカウボーイズ推しなのか問われると、「僕ら世代はカウボーイズじゃないですかね」と、カウボーイズがスーパーボウルを優勝した時にアメフトファンになった春日と同年代らしく返答した。

　1978年生まれの渡辺は、日大一高のアメフト部出身。日大二高アメフト部の春日とは同じ学年で、練習試合をやったことがあるという。ランニングバックのポジションを任されていた渡辺は、日大二高のグラウンドで試合をした時に肉離れのけがを負ったらしく、オードリーに会うと「その傷がうずくんですよね」とディフェンスエンドをプレーしていた春日にけがをさせられたのではないかと疑惑の目を向け、「今日もうずいています」と春日が“犯人”であると確信していた。

　渡辺と春日のアメフト話は止まらず、YouTube版オフトークでオーバータイムに突入した。渡辺がカウボーイズファンであることに言及すると、春日がお決まりのズームイン朝をネタにした“古典落語”へと脱線。隣で聞いていた渡邉結衣アナウンサーは「でました」となかば呆れ顔だったが、渡辺は「ちょっとお酒持ってきて」と春日の話にノリノリだった。

　中学までは野球をやっていたが、硬球は痛そうだから嫌だなと思い、何か部活に入ろうと思っていたら同じクラスにアメフト部の友達がいたからついていったのがアメフト部入部のきっかけだった渡辺。「球技なのにぶつかるってなんだよ」と思っていたそうだが、実際にやってみると「面白かった」という。春日から高校時代の記憶に残るプレーを聞かれると、信じられないような爆笑エピソードを披露した。

　「練習試合の時に、ランニングバックでボールを受けた時に目の前がきれいに開けてそのままいけば間違いなくタッチダウンだったのですが、練習しすぎて頭がおかしくなったのか、なんでディフェンスが追いかけてくるのだろうと思い、いきなり持っていたボールを投げ捨てたんですよ」。

　渡辺がパニックに陥ったところで監督がすかさずタイムアウト。渡辺は怒られると思ったそうだが、監督から「どうした」とシンプルに理由を聞かれると、不貞腐れた顔もせずに「はい、大丈夫です！」と大声で真面目に答えたそうだ。ランニングバックの経験がない春日は渡辺の行動を理解できないためか、「今度、若林さんに聞いてみよう」と、高校時代にランニングバックだった相方の名前を出していた。

　アメフトをちゃんと見るのが20年ぶりだという渡辺だが、「見ると面白いですよね」とブランクを感じさせずにアメフトの魅力に再びはまりつつある。春日も数少ないアメフト芸人とのアメフトトークに花を咲かせていた。

　番組の模様は「TVer」で見逃し配信スタート。1週間視聴可能で、毎週金曜の午後5時に最新話に更新される。YouTubeの公式チャンネルでも、本編収録後のオードリーの本音や、過去の秘蔵映像などを随時公開していく。