11月30日発表、『第16回 オリコン年間“本”ランキング 2023』のジャンル別「児童書」において、鈴木のりたけ氏の『大ピンチずかん』が、期間内売上42.8万部で1位を獲得した。発表を受け「自分がおもしろいと思うことを、絵にして、本にして、たくさんの人と共有できることが幸せです」と鈴木氏。ユーモアあふれるイラストとともに喜びのコメントを寄せた。

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　昨年2022年2月に発売された『大ピンチずかん』は、子どもが出会う世の中の様々な「大ピンチ」を紹介した一冊。「（ジュースの）ストローがとれない」「テープのはしがみつからない」「（ヘアカットで）おもったよりみじかくなった」など、それら大ピンチの対処法も含め、あらゆる方向から「大ピンチ」を解き明かす。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモラスな作品だ。

　発売以降、「孫が声を出して読みながらがとても喜んでいた」「孫に頼まれて購入。なかなか含蓄のある内容に感心！」「失敗しても次にどうするかを考えられる絵本。たくさん（ピンチを）経験してほしい！」などの反響があり、2023/3/13付週間BOOKランキング ジャンル別「児童書」で、本作初の1位を獲得。その後も売り上げを積み重ね、最新11/27付まで通算12週のジャンル別「児童書」1位を獲得している。

　なお、児童書ジャンルの作品で、年間BOOKランキング期間内売上40万部突破の達成は、2016年度の『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』、2019年度の『おしりたんてい かいとうと ねらわれた はなよめ』に続き、史上3作目。

　2020年の発売以降、数多くの賞を受賞し、LINEスタンプやオリジナルグッズの販売、さまざまなブランドとのコラボ展開など反響を集める『パンどろぼう』シリーズの人気も健在。関連作品5作がTOP10入りしている。

【第16回 オリコン年間“本”ランキング2023 BOOKランキング ジャンル別「児童書」TOP10】
・1位『大ピンチずかん』
・2位『パンどろぼう』
・3位『パンどろぼうとほっかほっカー』
・4位『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』
・5位『898ぴきせいぞろい！ ポケモン大図鑑 上』
・6位『きみのことが だいすき』
・7位『898ぴきせいぞろい！ ポケモン大図鑑 下』
・8位『ポケモン パルデア図鑑』
・9位『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』
・10位『パンどろぼうとなぞのフランスパン』

「オリコン“本”ランキング」は「2008/4/7付」よりスタート
＜クレジット：オリコン調べ　11/27付集計期間：2022/12/5付〜2023/11/27付　（実質集計期間：2022年11月21日〜2023年11月19日）＞


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