東京ドームシティで開催中の円谷プロ作品すべてのファンに贈る最大の祭典『TSUBURAYA CONVENTION 2023』内で、昨年10月から行われている『ウルトラセブン』55周年のグランドフィナーレが25日に開催。モロボシ・ダン役の森次晃嗣（80）、友里アンヌ役のひし美ゆり子（76）、フルハシ隊員役の毒蝮三太夫（87）、アマギ隊員役の古谷敏（80）、MCとして関智一、青柳尊哉が参加した。

【写真】その他の写真を見る

　関と青柳の呼び込みで先に森次が1人で登場。「元気ですか？ 会うのを楽しみにしてました」と笑顔を見せた。会場に令和から昭和までの世代のファンが駆けつけており、リアルタイムで観ていたファンには「55年も応援したら疲れるよ」と語りかけて笑わせた。

　昨年の東京国際映画祭で『ウルトラセブン』55周年企画はスタート。「レッドカーペットをセブンと歩いた。感動だよ」と涙ぐむほど喜んだことを思い返した。改めて55年という月日を回顧。「55年経ってしまったんだよ」としみじみと語るが「立っていられるからいいけど、車いすじゃ皆さんの前に現れることはできない。だって宇宙人だもん？ 人間じゃないんだよ」とウルトラセブンの設定になぞらえてトーク。するとジャグラスジャグラー役の青柳も「そういう意味では僕も宇宙人」と参加し、関も「ちなみに僕も宇宙人。最近、イカルス星人やらせてもらって」と宇宙人トークに花が咲き、会場は爆笑だった。

　同イベントは見逃し配信も実施。U-NEXTで、準備が完了後に配信開始となる。販売期間は12月3日まで。