円谷プロ作品すべてのファンに贈る最大の祭典『TSUBURAYA CONVENTION 2023』のオープニングセレモニーが25日、東京・東京ドームシティで開幕。同日に東京ドームシティホールでオープニングセレモニーが開催された。

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　円谷プロダクションとNetflixが共同製作するCGアニメ長編映画『ULTRAMAN：RISING』（2024年配信）のパートも。日本語吹替え版声優としてウルトラマンとなる主人公サトウ・ケン役を担当する俳優の山田裕貴、シャノン・ティンドル監督、ジョン・アオシマ監督が登場した。

　山田は「子どものころ、スーパーヒーローになることとプロ野球選手になることが夢で。まずは、この作品がその2つをかなえてくれることに、すごくうれしさを覚えます」としみじみ。続けて「僕が俳優としてデビューしたのは、ある海賊のヒーローの作品でして。今はある怪獣と戦っている映画に出ています。まさか自分がウルトラマンになれるとは。ものすごくうれしい」とデビュー作となったスーパー戦隊シリーズ『海賊戦隊ゴーカイジャー』、現在公開中のゴジラ作品『ゴジラ-1.0』に触れる温かさも見せた。

　父は元プロ野球選手の山田和利氏として知られる。「僕の父はプロ野球選手なんです。『プロ野球選手の息子』と呼ばれて、すごく嫌な思いをするときもあったんです。自分は、自分なのに、みたいな。この『ULTRAMAN：RISING』は父と子の話。ウルトラマンを通して、父と子の愛情だったり、人間と怪獣とウルトラマンの間の愛情だったり、いろいろなものを表せる作品になっている。サトウ・ケンの気持ちがシンクロする部分が多いんじゃないかと思っている。自分が寡黙な父からもらった愛とか、家族からもらった愛情とか、いろいろな愛を込めてサトウ・ケンを演じたい」と宣言。最後は「日本でめっちゃ広めたいです！よろしくお願いします」と会場に集ったウルトラマンファンにメッセージを送っていた。

　今年は、円谷プロ60周年を記念して開催。オープニングセレモニーでは、いきなりウルトラマン、ウルトラセブン、ゾフィー、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウが登場し、4年ぶりにリアル開催となったイベントを盛り上げた。

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