ロックバンド・King Gnuが、26日放送のMBS・TBS系『日曜日の初耳学』（毎週日曜　後10：00）にゲスト出演する。テレビに滅多に出ないカリスマが4人そろってバラエティー番組に初登場し、「インタビュアー林修」コーナーで語る。

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　個性あふれるKing Gnuのプロフィールに触れながら、音楽のルーツや楽曲制作について徹底解剖していく。

　2019年「白日」の大ヒットでデビューからわずか11ヶ月で紅白歌合戦に出場し、その後もTVアニメ『呪術廻戦〜渋谷事変〜』のオープニング曲「SPECIALZ」など次々にヒット曲を世に送り出してきた。

　メンバー4人の経歴は異色で、クラシックを学んできたギター・ボーカルを担当する常田大希、東京藝術大学の声楽科を卒業したボーカル・キーボード担当の井口理。ベース担当の新井和輝は米軍基地の町・福生で生まれアメリカの音楽を浴びように育ち、ドラム担当の勢喜遊は両親がミュージシャン。クラッシックやジャズなど異なる音楽で育った4人の技術や才能が集結し、世代を超えて爆発的人気のロックバンドとなった。

　遊び心あふれる言葉選びも魅力の1つとあって、現代文講師の林修がヒットソングの歌詞を分析していく。「SPRCIALZ」では暗号のような当て字に隠された言葉遊び、「インタビュアー林修」のテーマ曲「飛行艇」の歌詞に込められた思いも明かされる。

　さらに、勝負に向かい人の背中を押す応援ソングでもある「飛行艇」は、ラグビーワールドカップ2019日本大会の会場でも流れ、曲に合わせて観客がウェーブをする光景を見た常田は、人生のトップ5に入るほど感動したというエピソードも語る。

　楽曲作成について話は及び、制作時に使用しているパソコンも披露。136個の音から作られているという曲では、常田はその音を全て聞き分けられるという驚きの能力が明かされる。また、“怖いほど作品作りへの熱量がすごい！”とメンバーに言われるほどストイックな常田に対して井口は、「才能があり努力家でカッコイイ。妬（ねた）ましい思いからせめてハゲてくれと思っていた」と語るなど、4人の関係性が垣間見える一幕も。

　最後に、2024年1月から５大ドームライブツアーを慣行するKing Gnuが、4年をかけて1曲1曲丁寧に心を込めて制作し過去最高のアルバムになったという『THE GREATEST UNKNOWN』について触れ、仕事をするうえで大切にしている考えや信念を語る。