お笑いコンビ・ギャロップ（林健、毛利大亮）が24日、全国ツアー『漫才やろな！漫才やりましょ！』千穐楽を、本拠地の大阪・なんばグランド花月（NGK）で迎えた。「意識するなと言っても、意識してしまう」と万感の思いで、NGKのサンパチマイクをはさみ、漫才を披露した。

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　ギャロップは、結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND』で、今年5月に初代王者となった。結成20周年の全国ツアーは、名古屋、福岡、京都、東京とめぐり、この日大阪・NGKに“凱旋”。開演前に、毛利は「（ライブを）そう簡単にできる劇場じゃない。緊張がすごい」と武者震い。林も「ツアーファイナルというよりNGKやという感覚が強い。（会場は）分け隔てなくと思っているけれど」と感慨にひたった。

　『THE SECOND』優勝後について、毛利は「180度変わった。こんなんも変わるもんかな」と表現し、なによりも「お客さんの反応が全く違う」と感謝を伝えた。林は「M-1が終わって目標がない中で、ネタを作っていてよかった。何があるかわからない」としみじみ。

　ゲストには、東京からマシンガンズ（滝沢秀一、西堀亮）を迎えた。「大阪で頑張ってくれていることが我々にとってもプラス」と『THE SECOND』準優勝の立場からギャロップをたたえていた。