次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』から生まれたリアルバンド・RAISE A SUILENが5日、東京・有明の東京ガーデンシアターで『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY3 : RAISE A SUILEN「REVEAL」』を開催した。
バンド初のミニアルバム『REVELATION』(11月1日発売)を引っ提げて臨んだ約半年ぶりの単独公演。激烈なSEとメンバー紹介の映像を背に、Raychell(Ba&Vo)、小原莉子(Gt)、夏芽(Dr)、倉知玲鳳(Key)、紡木吏佐(DJ)は静かにステージへ登場した。
ライブは、DJブース上で仁王立ちの紡木がどっしりとしたラップを繰り出す「Apocalypse」でスタート。ドロップセクションでは<DA DA DA DA DA>という合唱が自然発生的に沸き起こり、会場の熱気を爆発的に高める開幕となった。そして、Raychellが「東京、アガっていけんのか!騒げ!」とあおり、「EXPOSE ‘Burn out!!!’」へとなだれ込んだ。
「こんばんは、RAISE A SUILENです」とあいさつし、メンバーは強烈なソロを披露。ライトハンド奏法を採り入れたテクニカルなフレーズを叩きつける小原、シンセサウンドとピアノプレイヤーらしい運指で魅せる倉知、緩急をつけつつもスピードと手数で圧倒する夏芽、激歪みのファズサウンドで凶悪なサムピングを繰り出すRaychell、高速フェーディング&スクラッチでバンドの個性もアピールする紡木…と、それぞれの音で“自己紹介”を行った。
■メンバー全員が“主役”の最新作 ライブでも1人ひとりに見せ場が
『REVELATION』ではメンバー1人ひとりに焦点を絞った5曲が収められたこともあり、この日のライブも“個”の技をしっかりと提示するセクションが多く用意されていた。
紡木は「Apocalypse」直後のDJ&パッドソロをはじめ、多くの楽曲のイントロダクション、インタールードでソロを披露。使用したのは、Pioneer DJのXDJ-RX3(オールインワンDJシステム)とTORAIZ SP-16(サンプラー)。両機を巧みに操り、トランスフォーマースクラッチやフレアスクラッチといった様々なテクニックも惜しみなく披露した。
倉知はピアノ音色用のFA-08、シンセサウンドをはじめとする多彩な音色を詰め込んだ2台のFA-06という3台のRoland製ステージキーボードを駆使しつつ、「TWIN TALE」ではキーター(Roland Lucina AX-09)を背負い、ステージ最前面でエモーショナルな演奏も見せつけた。
夏芽は“不動の相棒”と言えるPearl製Referenceシリーズ(バスドラム22”×18”、タム10”×8”&12”×9”、フロアタム16”×16”)を起用し、スネアも同社製RF1450S/Cを配備。シンバルはすべてパイステ製で統一された。歌唱にも挑戦した「STRAY CERBERUS」への導入では、深めにかけたディレイエフェクトで独創的な音像を創出し、自身が演じるキャラクター・マスキングの“孤独”や“渇き”を表現した。
小原は愛機・strandberg Boden J6 RAS LOCK -Caribbean Light Blue-を軸としつつ、同機種の7弦モデルも起用。従来のシステムにDigiTechのリチューニングエフェクトペダル「Drop」を導入し、楽曲同士のつなぎを一層シームレスに行うなど、ライブ展開の多様化にも寄与。さらに、「BERSER-KEY」ではボリューム奏法を採り入れた歌心のあるソロでも魅了し、ギタリストとしての懐の深さもしっかりとアピールした。
Raychellはバンド始動時から愛用しているSpector EURO 4 LX RAS LAYER -Twilight Amber-をメインに据えつつ、「Takin’ my Heart」や「SOUL SOLDIER」「DRIVE US CRAZY」では同5弦モデルも登場させ、ローB帯域までの重低音をフォロー。ファズサウンドを効かせたソロ、タイトなルートライン、うねるようなフレーズなどを多彩に鳴らしつつ、外音をライン出力に振り切ったことで一層クリアな音像を実現した。
■純粋な足し算では収まらないバンドの化学反応 ファンも巻き込みさらなる高みへ
終盤の「DRIVE US CRAZY」では、「会場全員で歌え!かかってこい!」とファンにボーカルを託し、メンバーはその光景に笑顔を見せながら演奏に没頭。夏芽と紡木はドラムとDJの即興ソロバトルを繰り広げ、小原と倉知は互いに目配せをして極限まで身を伏せて演奏するなど、自由奔放なパフォーマンスでもファンを楽しませる。Raychellは、通常よりも“ガナり”成分を増幅させた歌声で<一度きりなら 後悔せず生き抜け!>と力強くメッセージを伝えていた。
天井知らずの熱量を携えながら「R・I・O・T」「UNSTOPPABLE」といった活動初期の楽曲でたたみかけ、ラストは最新作に収録された「POLARIS」。Raychell演じるレイヤの決意を表した楽曲であり、バンドとしての覚悟も内包した同曲をパワフルに歌い上げ、そこにファンもこの日最大の歌声を重ねた。
個人の技を存分に見せつけながら、それらを重ね合わせることで強靭なアンサンブルを構築していく5人。そこに“ファンの声”というライブならではの要素を融合させ、「1+1+1+1+1=5」や「5+1」という数式に収まりきらない化学反応を体現した。
アンコール・MCなしで16曲を駆け抜け、最後に5人は「これからも私たちRAISE A SUILENらしく、目の前の壁にぶち当たりながら、ぶち壊しながら進んでいくので、応援よろしくお願い致します」と思いを伝え、フィードバック音が鳴り止まないステージを後にした。
■『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY3 : RAISE A SUILEN「REVEAL」』セットリスト
01. Apocalypse
02. EXPOSE ‘Burn out!!!’
03. JUST THE WAY I AM
04. TWIN TALE
05. Invincible Fighter
06. HELL! or HELL?
07. STRAY CERBERUS
08. Takin’ my Heart
09. A DECLARATION OF ×××
10. BERSER-KEY
11. -N-E-M-E-S-I-S-
12. SOUL SOLDIER
13. DRIVE US CRAZY
14. R・I・O・T
15. UNSTOPPABLE
16. POLARIS
バンド初のミニアルバム『REVELATION』(11月1日発売)を引っ提げて臨んだ約半年ぶりの単独公演。激烈なSEとメンバー紹介の映像を背に、Raychell(Ba&Vo)、小原莉子(Gt)、夏芽(Dr)、倉知玲鳳(Key)、紡木吏佐(DJ)は静かにステージへ登場した。
ライブは、DJブース上で仁王立ちの紡木がどっしりとしたラップを繰り出す「Apocalypse」でスタート。ドロップセクションでは<DA DA DA DA DA>という合唱が自然発生的に沸き起こり、会場の熱気を爆発的に高める開幕となった。そして、Raychellが「東京、アガっていけんのか!騒げ!」とあおり、「EXPOSE ‘Burn out!!!’」へとなだれ込んだ。
「こんばんは、RAISE A SUILENです」とあいさつし、メンバーは強烈なソロを披露。ライトハンド奏法を採り入れたテクニカルなフレーズを叩きつける小原、シンセサウンドとピアノプレイヤーらしい運指で魅せる倉知、緩急をつけつつもスピードと手数で圧倒する夏芽、激歪みのファズサウンドで凶悪なサムピングを繰り出すRaychell、高速フェーディング&スクラッチでバンドの個性もアピールする紡木…と、それぞれの音で“自己紹介”を行った。
『REVELATION』ではメンバー1人ひとりに焦点を絞った5曲が収められたこともあり、この日のライブも“個”の技をしっかりと提示するセクションが多く用意されていた。
紡木は「Apocalypse」直後のDJ&パッドソロをはじめ、多くの楽曲のイントロダクション、インタールードでソロを披露。使用したのは、Pioneer DJのXDJ-RX3(オールインワンDJシステム)とTORAIZ SP-16(サンプラー)。両機を巧みに操り、トランスフォーマースクラッチやフレアスクラッチといった様々なテクニックも惜しみなく披露した。
倉知はピアノ音色用のFA-08、シンセサウンドをはじめとする多彩な音色を詰め込んだ2台のFA-06という3台のRoland製ステージキーボードを駆使しつつ、「TWIN TALE」ではキーター(Roland Lucina AX-09)を背負い、ステージ最前面でエモーショナルな演奏も見せつけた。
夏芽's Pearl Referenceシリーズのドラムセット(バスドラム22”×18”、タム10”×8”&12”×9”、フロアタム16”×16”) (C)ORICON NewS inc.
小原は愛機・strandberg Boden J6 RAS LOCK -Caribbean Light Blue-を軸としつつ、同機種の7弦モデルも起用。従来のシステムにDigiTechのリチューニングエフェクトペダル「Drop」を導入し、楽曲同士のつなぎを一層シームレスに行うなど、ライブ展開の多様化にも寄与。さらに、「BERSER-KEY」ではボリューム奏法を採り入れた歌心のあるソロでも魅了し、ギタリストとしての懐の深さもしっかりとアピールした。
Raychellはバンド始動時から愛用しているSpector EURO 4 LX RAS LAYER -Twilight Amber-をメインに据えつつ、「Takin’ my Heart」や「SOUL SOLDIER」「DRIVE US CRAZY」では同5弦モデルも登場させ、ローB帯域までの重低音をフォロー。ファズサウンドを効かせたソロ、タイトなルートライン、うねるようなフレーズなどを多彩に鳴らしつつ、外音をライン出力に振り切ったことで一層クリアな音像を実現した。
■純粋な足し算では収まらないバンドの化学反応 ファンも巻き込みさらなる高みへ
終盤の「DRIVE US CRAZY」では、「会場全員で歌え!かかってこい!」とファンにボーカルを託し、メンバーはその光景に笑顔を見せながら演奏に没頭。夏芽と紡木はドラムとDJの即興ソロバトルを繰り広げ、小原と倉知は互いに目配せをして極限まで身を伏せて演奏するなど、自由奔放なパフォーマンスでもファンを楽しませる。Raychellは、通常よりも“ガナり”成分を増幅させた歌声で<一度きりなら 後悔せず生き抜け!>と力強くメッセージを伝えていた。
天井知らずの熱量を携えながら「R・I・O・T」「UNSTOPPABLE」といった活動初期の楽曲でたたみかけ、ラストは最新作に収録された「POLARIS」。Raychell演じるレイヤの決意を表した楽曲であり、バンドとしての覚悟も内包した同曲をパワフルに歌い上げ、そこにファンもこの日最大の歌声を重ねた。
個人の技を存分に見せつけながら、それらを重ね合わせることで強靭なアンサンブルを構築していく5人。そこに“ファンの声”というライブならではの要素を融合させ、「1+1+1+1+1=5」や「5+1」という数式に収まりきらない化学反応を体現した。
アンコール・MCなしで16曲を駆け抜け、最後に5人は「これからも私たちRAISE A SUILENらしく、目の前の壁にぶち当たりながら、ぶち壊しながら進んでいくので、応援よろしくお願い致します」と思いを伝え、フィードバック音が鳴り止まないステージを後にした。
■『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY3 : RAISE A SUILEN「REVEAL」』セットリスト
01. Apocalypse
02. EXPOSE ‘Burn out!!!’
03. JUST THE WAY I AM
04. TWIN TALE
05. Invincible Fighter
06. HELL! or HELL?
07. STRAY CERBERUS
08. Takin’ my Heart
09. A DECLARATION OF ×××
10. BERSER-KEY
11. -N-E-M-E-S-I-S-
12. SOUL SOLDIER
13. DRIVE US CRAZY
14. R・I・O・T
15. UNSTOPPABLE
16. POLARIS
このニュースの流れをチェック
2023/11/22