講談社が22日、ゴスペラーズ・北山陽一と言語学・音声学者の川原繁人氏の共著『絵本　うたうからだのふしぎ』を2024年1月24日に発売することを発表した。

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　からだの中に取り込まれた空気が、どのようにして声やうたになるのかを、わかりやすく知ることができる内容。空気が主人公の漫画でおもしろく学べる構成で、くわしい解説も充実している。声も空気の震えによって伝わるということや、声帯の複雑なはたらき、世界に6000もあるといわれる言語によって使う音が変わってくるなど、知識を深掘りすることもできる。

　川原氏は慶應義塾大学言語文化研究所教授で、北山はゴスペラーズのメンバーでありながら、慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授でもある。川原氏のわかりやすい解説に加え、北山のミュージシャンとしての経験に裏打ちされた豊かな見解が詰め込まれている。

　価格は1870円（税込）。漫画は牧村久実が手掛けた。すべての漢字にるびがふられている。