• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

『ウルトラマンブレーザー』梶原颯&内藤好美&伊藤祐輝インタビュー バキバキ肉体の秘話 好きな怪獣トークも

 テレビ東京系で放送中の最新テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』(毎週土曜 前9:00)が後半戦に突入。ORICON NEWSでは、バンドウ ヤスノブ役の梶原颯(29)、ミナミ アンリ役の内藤好美(28)、ナグラ テルアキ役の伊藤祐輝(36)にインタビューを実施。撮影の裏話や好きな怪獣について語ってもらった。

『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.

『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


■ファンからのメッセージに感激 海外でのイベントの夢も語る

 最新テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』は、地球からはるか遠くの天体「M421」からやってきた、揺るがぬ正義感を持つ新ヒーローウルトラマンブレーザーが、地球防衛隊が設立した特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長を務める主人公・ヒルマ ゲントの、人の命を救うために力を欲する強い心に共鳴して一体化。ウルトラマンに変身する隊長、そして隊員・上官らが織りなすハートフルなヒューマンドラマを、ウルトラマンシリーズならではの最新特撮技術を通して描くSF作品となる。

 ヤスノブは、「SKaRD」の腕利きメカニックで、怪獣型の主力巨大メカ「アースガロン」も操縦する。アンリは、類まれなメカ操縦の腕を買われて「SKaRD」に抜てきされ、怪獣型の主力巨大メカ「アースガロン」を駆る。テルアキは、優れた情報収集・分析能力を持ち、「SKaRD」の作戦を立案する。

――放送からの反響を改めて教えてください。
【梶原】やっぱり反響はすごいです。ありがたいことに毎週、X(旧ツイッター)のトレンドに入っていますし、SNSで調べると感想の量がすごくて。さらに、日本語だけじゃなくて、外国語で、それも英語だけじゃなくて、読めない文字と言語で感想が書かれていて驚きます。世界中にブレーザーのファンがたくさんいるんだなと思って感謝しています。うれしかったコメントは、「ヤスノブ隊員の筋肉がすごすぎて、話入ってこない」ですかね(笑)。

【伊藤】公式YouTubeの動画でのコメント量がすごくて想像以上です。日本語以外のコメントも多くて僕も驚きました。YouTubeのコメントは外国語でも翻訳して見ています。各国のウルトラマンファンの方に会いにいきたいなと思いました。あと、地元の友だちとか、子どもが「観てるよ」とか、「『ウルトラマンブレーザー』って今話題なんだね」みたいに言ってくれて、本当に反響の大きさを感じます。撮影中は、僕らはドラマを作ることに集中してたので、放送が始まってこれだけ反響があるとうれしいです。

【内藤】私は空手を子どもたちに教えたりもしてるんですけど、本当にみんな、すごく観てくれていて。毎週、感想を教えてくれるんです。「先週こうだったね!」とか言ってくれて、そういうのもうれしいです。この間は、近所に回覧板を届けに行ったら「このちゃんってウルトラマン出てるよね?」って言われて、「そうだよ」って言ったんです。5話、6話ぐらいまで私が出ているのを知らずに見ていたみたいで「このちゃんだよね?やっぱり!」となったそうです(笑)。お知らせしてなかった子たちが観て「出てる!」と言ってくれるのは、うれしいなって思います。

――この3人といえば、アースガロンの操縦シーンが見どころとなります。アースガロンの乗り心地的にはいかがですか?
【梶原】乗り心地ですか(笑)。コックピットに座るというのは人生で初めてで、貴重な体験だなって思います。やっぱりテンション上がりますよね。男心をくすぐられるというか。巨大メカの中に入って、自分がこれを動かしてるんだって思うと、少年のような心を思い出して、うれしい気持ちになります。

【伊藤】アースガロンは毎回緊張するんです。外には怪獣がいるっていうのもあるんですけど、コックピットの中が操縦席と機長席に分かれていて、その時はゲント隊長からの指示はないんです。戦闘時は僕の指示1つで、もしかしたら、ヤスノブやアンリに生命の危機があるかもしれない。二人三脚で動かしているので、プレッシャーは、すごかったです。

【内藤】確かに今の話を聞いたら、隊長と副隊長ってやっぱり選ばれた人たちなんだなって思いました。我々は戦闘部員なので、全然そんなふうに思ったことなかったです。そんなにプレッシャーを後ろが抱えていたんだな、と今思いましたね。立場によって変わるんですね。あと、コックピットの中の作り込みがすごくて、本当にコックピットの中に入ったような不思議な感覚になります。上のハッチも開くようになってます。アースガロンにあったらいいなと思うのはエアバッグぐらいですかね(笑)。毎回、ぶつかってけがしちゃうので、ヤスノブさんにお願いしたいなって思います(笑)。

■『ウルサマ』で感じたファンの熱い思い 田口監督の細かなこだわり秘話も

『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.

『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

――『ウルサマ』でのショーなどで、子どもたちと直接、触れ合ってみていかがでしたか?
【梶原】やっぱり、すごくうれしかったです。子どもたちに、直接応援される経験も初めてで。特に子どもたちの応援っていうのは、本当に心からだなと感じました。そこでウルトラマンたちが戦っていて、ピンチになると「頑張れ!」っていう心からの応援をするんです。それを、すごく近い距離で受けるので、なんかすごく感動するものがありました。

【伊藤】デパートの屋上とかで、ウルトラマンショーを見たことがあって、ヒーローといえばウルトラマンっていうのがあったので「僕がそのショーに出ているんだ!」っていう実感があってうれしかったです。ウルトラマンが好きな方々と直接お会いできて、60年近く前から続いているウルトラマンシリーズの作品に携われた実感がわきました。

【内藤】初めて、あんなに大きな子どもたちからの声援を浴びて、この作品に出られたその喜びというか、なんて尊い仕事につけたんだろうって感動しました。あのステージに、ミナミ アンリとしているだけで、すごく喜んでもらえた。出てきた瞬間に「アンリ隊員!」と言ってもらえて…。今までの人生では経験したことのない、すごくぜいたくな経験をさせてもらってるなって本当に思いました。

――それぞれ『ウルトラマンブレーザー』のショーを見た感想を。
【内藤】エミちゃんの回に私とテルさんは行かせてもらいました。

【伊藤】ヤスノブは僕の回に来てくれました。

【内藤】客席からだと、真隣で応援してるのが聞こえるから感動しました。

【伊藤】隣の席にいらっしゃったお客様が「頑張れ〜!」と本気で声を出していて。

【内藤】こちらもつられて「頑張れ〜!」となりましたね(笑)。それぐらい本当に大人も子どもも好きっていう感情をぶつけることができるところなんだなと感じました。

【梶原】観客として全力で応援しました。観客側も、すごく楽しかったです。

【内藤】『ウルサマ』に出演した日は、興奮で全然寝れなかったです。やっぱ応援の力ってすごいなと思いました。

――田口清隆監督のこまかなこだわりも話題となっています。田口監督から言われて、驚いたところはありましたか?
【梶原】やっぱり靴のひもかな(笑)。靴に問題はないんですけど、最初の選択をミスったなと思いました。僕はひもを横から靴の中に入れているんですけど、祐輝さんとかはぐるっと後ろに巻いていて絶対に出ない工夫をされていた。僕もそれができる靴にしとけばよかったんですけど…。最初の段階で選択を間違えました(笑)。めっちゃ言われるんですよ、「ヤス〜」って(笑)。

【伊藤】端末処理って実際にあるんですよ。パイロットの服もベルトがちょっと余ってたりすると、くるって巻いて束にして、絶対に引っかからないようにしているんです。靴ひもしかり、銃のひもしかり、全部で処理しました。ヘルメットとかもこだわっているんです。

【内藤】ヘルメットに関しては、サイズ的に顔の横に隙間が空いちゃうんです。メンズサイズなので、私も姫ちゃん(アオベ エミ役の搗宮姫奈)もちょっと顔の横にスペースが空いちゃうのが、もう許せないっていう感じで(笑)。でも、なかなか詰まらなくて…。美術さんが頑張ってくれたんですけど、それでも田口監督は「耳が見えてる…」と(笑)。強いこだわりがあるんだな、と思いました。

【伊藤】驚いた事があって。本読みが終わった後、防衛隊の所作指導みたいのをさせていただいたんです。4時間ぐらいあったのかな。敬礼から銃の構え方、歩き方まで全部やったんですけど、田口監督も全部一緒にやられていて驚きました。(笑)。

【内藤】一緒になって「ここは、こうでいいんですか?」と聞いてました(笑)。私たちを見るんじゃなくて、自分も聞きたいって感じでした。

【梶原】ほんまに好きなんやなってなったよね(笑)。

【伊藤】次の日にお会いしたら、「体バッキバキだよ」とおっしゃっていました。(笑)。

――ウィルコォの使い方も難しいんですよね。
【伊藤】ウィルコォは、命令を受けて実際に行動に移す場合の返答で、了解とは違うんです。僕らも撮影で早々と「それはウィルコォじゃない」と注意を受けました(笑)。

【内藤】なんでも「ウィルコォ」って言うのかなと思いきや、「いや、そこは了解です」とか。

【梶原】「了解」と「ウィルコォ」は同じやと思ったからね、最初は。

■バキバキの肉体美で話題のSKaRD隊員たち お弁当が“ササミ”に

『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.

『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

――『ウルトラマンブレーザー』チームといえばみんな肉体美がすごいというのも話題となりました。偶然なんですかね?
【内藤】偶然だと思いますけど(笑)。

【梶原】肉体でのキャスティングじゃないですよ(笑)。

【伊藤】特にこの2人は本当に肉体がすごいんです。

【内藤】我々は、パーソナルトレーナーもやってるんで鍛えるのが仕事みたいなところもあったりします。

【伊藤】撮影の合間で控え室いるじゃないですか。そしたらアンリとヤスノブが「上腕三頭筋の鍛え方なんだけど」とか筋トレの話で盛り上がるんですよ(笑)。本当にこの2人はすごいなって思いました。

【内藤】食べ物とか、ほとんど一緒だしね。

【伊藤】ウルサマの控え室のお弁当がヤスノブとアンリに配慮して、タンパク質豊富なメニューに変わっていったんです。

【梶原】感激しました。サラダチキンとかシャケとか完璧なプロテインメニューでした(笑)。

【内藤】めちゃくちゃわかっててくれて、ありがたかった!

【梶原】きょうのお弁当もササミだったし!

【内藤】すごく愛情を感じましたね。

――『ウルトラマンブレーザー』は怪獣も魅力的です。お好きな怪獣はいますか?
【梶原】バザンガです。1話に出てくる怪獣ですし、『ウルトラマンブレーザー』と言えばバザンガなのかなと。ポスターにも載っていますし。見た目もめっちゃかっこいいですよね。1番好きなのは戦闘機をバザンガが撃つシーンです。田口監督のミリタリー好きが出てるなって思いましたね。声も好きですし。僕はバザンガで行かせていただきます。

【伊藤】僕はニジカガチです。圧倒的な存在感で、防衛隊の攻撃にもびくともしない。目が隠されていて、本能的に怖いなと感じましたし、目を隠す鎧が取れたら、その目も、表情がないというか。無機質な感じで。虹という一般的にプラスな印象があるものが怪獣になる点も印象的でした。人間が自然に対して持っている畏怖の念みたいなものが具現化されてる感じがして、僕は1番好きです。

【内藤】1番好きなのは、やっぱりアンリのメイン回でもあったドルゴです。でも私、かわいい怪獣が好きで。ゲードスも、すごくキャッチーというか。逃げたりとかするところもそうですし、コミカルな動きがすごく多くて。最後はね、塩焼きみたいになっちゃうんですけど(笑)。そういうところもかわいいなって思います。最近だとベビーデマーガ!こんな小っちゃい怪獣がいるのか!っていうぐらいのサイズ感で。ベビーデマーガはかわいいなって思いました。

――かわいいといえばカヴァドンも話題です。
【内藤】カヴァドンもかわいいですよね。『ウルサマ』でぬいぐるみも売ってて、めちゃくちゃやわらかそうで…。ああいうかわいい怪獣がいいですよね。

■『ウルトラマンブレーザー』終盤の見どころは? ファンにメッセージも

『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.

『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

――これから『ウルトラマンブレーザー』の見どころをお願いします。
【梶原】やっぱり『ウルトラマンブレーザー』と言えば怪獣だなと思っていて。それぞれの怪獣に意味があるんです。ドルゴだったら神話で語り継がれていて、みたいな。で、宇宙から来る怪獣たちにも、なんで地球に来たのかとか、そういった謎があります。新しい怪獣もこれからどんどんまた出てくるので、そこに注目してもらいたいです。

【伊藤】今までも、ゲント隊長とウルトラマンブレーザーっていうのが主軸だったと思うんですけど、それぞれSKaRD隊員の方にもフィーチャーされる回があります。より違う面からSKaRD隊員の過去や、生い立ち、家族との話が出てきます。今抱えている悩みとか壁とかもあるんです。僕らは、SKaRDで「はじめまして」からスタートしていて、ようやくチームとしてできあがってきていて、最終話に向けてその絆を試される大きな試練が起きるんです。頂いた台本を読んだ時、本当に先がどうなるかわからなくて、もしかしたら最悪の状況もあり得るんじゃないかって思いました。観ている方も一緒にドキドキしてもらえる物語になっていると思います。その絆を最後まで見届けてほしいです。

【内藤】この作品は子どもも大人も楽しめると思います。大人の方も深く楽しめる部分として、組織のあり方というものがあると思うんです。普段生きてる中で感じる生きづらさだったりも今後さらに描かれていきます。子どもたちは、ウルトラマンブレーザーと怪獣たちの戦いの中で素直に感じる学びがあると思いますし、大人たちは人間ドラマのパートの方で、感じるものがいろいろ出てくるだろうなと思います。どの年代が見てもすごく楽しんでいける作品だと思うので、ぜひ最後まで、いろんな壁にぶち当たりながら進んでいくSKaRD隊員がどういうふうに怪獣と向き合っていくのか、また組織の中でどうなっていくのかを皆さんにも見届けていただけたらなと思います。

――最後にファンにメッセージをお願いします。
【梶原】『ウルトラマンブレーザー』をいつも応援していただきありがとうございます。これから佳境に入って、もっともっと面白く、ワクワクするものになっていると思います。なので、皆さん、これからも応援してください。皆さんの応援が僕たちの力になっていますので、ぜひ、よろしくお願いします。

【伊藤】この記事をご覧になった方でも、「ウルトラマンって観たことないんだよな」という方がいらっしゃると思います。『ウルトラマンブレーザー』は、ほかのシリーズとつながっていない単独で存在している作品なので、今からでも是非見て頂きたいです。今、YouTubeで、1話、2話、3話、そして過去の2週間分は見られます。もし、この記事を見て気になった方がいらっしゃいましたら、まだ間に合います。中間管理職で子供がいる隊長が主人公だったりとか、防衛隊の中でSKaRDがもみくちゃにされたりと、とても親近感のある作品になっています。興味を持った方がいらっしゃいましたら、1話だけでも見ていただけたらうれしいです。

【内藤】この作品はどの年代にも、どんな方にも観ていただけたら楽しめる作品だと思っています。ぜひ本当に1度は観ていただきたいなって思います。ファンの方で、SNSなどで発信してくださってる方は、もう我々常に見ています。声は全部届いてるって思ってもらえたらと思います。遠くにいるわけじゃないので、結構、意外とすぐ近くにいる存在なので、考察や感想は、私たちの本当に力になりますし、我々と一緒に楽しんでもらえているなって思います。『ウルトラマンブレーザー』を、これからも楽しんでもらえたらなと思います。

>このニュースの流れをチェック

  1. 1. 『ウルトラマンブレーザー』田口清隆監督インタビュー 新ウルトラ怪獣に脚光は「狙いどころ」 “巻き舌”秘話も
  2. 2. 『ウルトラマンブレーザー』梶原颯&内藤好美&伊藤祐輝インタビュー バキバキ肉体の秘話 好きな怪獣トークも

関連写真

  • 『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.
  • 『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.
  • 『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.
  • 『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.
  • 『ウルトラマンブレーザー』に出演する(左から)梶原颯、伊藤祐輝、内藤好美(C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索