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宝塚歌劇団、幹部が謝罪・理事長は辞任へ 悲劇から1ヶ月半…遺族とは「お会いできておりません」調査報告書でいじめ認定せず

 宝塚歌劇団は14日、会見を開き、劇団員の急逝を受けた外部調査チームによる報告書を公表。一部で報じられた「いじめ・ハラスメント」などは確認できなかったとしながら、長時間労働や過重労働など「強い心理的負担が故人にかかっていた可能性は否定できない」とし、遺族らに謝罪した。

宝塚大劇場 (C)ORICON NewS inc.

宝塚大劇場 (C)ORICON NewS inc.

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 宙組に所属する25歳女性が9月30日に急逝したと報じられてから1ヶ月半を経て、調査報告書を明らかにした。報告書は外部の弁護士らがまとめたもの。木場健之理事長、村上浩爾専務理事、井塲睦之理事・制作部長が出席した。

 木場理事長は冒頭「謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆さまには大切なご家族を守れなかったこと、心より深くお詫び申し上げます。今後もご遺族の皆さまに誠心誠意対応してまいる所存でございます。また、宝塚ファンの皆さま、ならびに関係者の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と頭を下げた。その上で、12月1日で引責辞任する意向を示した。

 一方、報告書の内容では、ヒアリング調査などを通じ、故人が上級生からヘアアイロンを押し付けられたなどとする事象について、故意かどうかの事実認定を避け、いじめ・ハラスメントの「事実は確認できなかった」とするなど、遺族側の認識と食い違いが目立った。

 そうした状況について「ご遺族の方とは丁寧にお話をさせていただき対応していきたい」と強調。一方で「ご遺族とはお会いできておりません」と明かし、理由について「拒否とかそういうことではございません。まだ時期がその気持にはいたっていただけていないということかと」と語るにとどめた。

 宝塚歌劇団をめぐっては、9月30日に劇団員の急逝が報じられ、 宙組宝塚大劇場公演『PAGAD(パガド)』『SkyFantasy!』が11月5日まで全公演中止となった。雪組公演も11月23日まで中止。大阪・梅田芸術劇場メインホールで12月21日・22日に予定していた『タカラヅカスペシャル2023』も中止が発表されている。

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