お笑いタレントのエハラマサヒロが13日、都内で行われたミュージカル『トッツィー』の製作発表記者会見に出席した。

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　今回が日本初上陸となる本作は、1982年に公開された同名映画を原作としたミュージカル・コメディー。2018年にアメリカ・シカゴのキャデラック・パレス劇場で初演を迎え、2019年のトニー賞ミュージカル部門で11部門にノミネート。最優秀脚本賞、主演男優賞受賞を獲得した。

　売れない中年俳優が知恵を巡らせて女装したところ、一躍大人気スターになってしまうというアメリカン・ジョークたっぷりのストーリーが展開。女性になりきって“ドロシー・マイケルズ”と名乗る主人公マイケル・ドーシーを山崎育三郎、ヒロインのジュリー・ニコルズを愛希れいかが演じる。

　このほか、羽場裕一（エージェント：スタン・フィールズ役）、金井勇太（親友：ジェフ・スレーター役）、昆夏美（元カノ：サンディ・レスター役）、キムラ緑子（プロデューサー：リタ・マーシャル役）、岡田亮輔＆おばたのお兄さん（俳優：マックス・ヴァン・ホーン役／Ｗキャスト）といった豪華な出演者たちがストーリーを盛り上げる。

　自身のYouTubeチャンネル『エハラ家チャンネル』も話題のエハラは、「大家族YouTuberのエハラマサヒロです。こんなに大きな作品に出るのは、大家族YouTuber史上初かなと思います」と自己紹介しつつ、「本当にパワフルで、ただただ楽しむことができて、次の日が元気にすごせるような作品をやりたいと思っています」と意気込みを伝えた。

　エハラは今作では演出家、ロン・カーライル役を演じる。今年9月までは舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でロン・ウィーズリー役を演じていたが、「この前まで『ハリー・ポッター』の舞台でロンという役をやっていて、その前の作品でもロンに憧れている役をやっていました。」と回顧。

　そして「“ロン”にすごくつながりがあるので、もし次の子供が生まれたら『ロン』っていう名前にしたいと思いますし、最近は麻雀でもロンでしたか上がらないようにしています」と笑いを誘い、「このままロンをしっかり体に入れて頑張っていきたいと思います」と力を込めた。

　本作は来年1月10日から30日の東京・日生劇場を皮切りに、大阪・梅田芸術劇場メインホール（2月5日〜19日）、愛知・名古屋御園座（2月24日〜3月3日）、福岡・博多座（3月8日〜24日）、岡山・岡山芸術創造劇場ハレノワ（3月29日〜30日）で上演される。